
賞名:アルファポリス「第2回絵本・童話大賞」
応募総数:106作品
開催期間:2009年8月1日〜末日
選考概要:
編集部内で一次選考において大賞候補作としたのは「さっちゃん おねえちゃんになる」「はらぺこチーター」「ボクのナマエ」「王様と金貨」の4作品。「さっちゃん おねえちゃんになる」は妹が生まれる戸惑い・自覚・喜びをファンタジックな設定で描いた楽しい物語で、絵も非常に魅力的であった。ただ出版化を考えると、子供向けというより親視点の物語であることが難点と考えた。「はらぺこチーター」は子どもがいかにも好きそうな話で、タイトルや世界観が非常に魅力的だった。絵もレベルが高いのだが、残念ながら絵本として子供たちが惹かれそうな絵という感じがしなかった。「ボクのナマエ」はアイデアが面白く、ページごとの展開や登場する“もの”も対象年齢の子どもにぴったりであると感じた。しかし出版するには絵の質的レベルを上げる必要があると感じた。「王様と金貨」は非常に分かりやすく面白い童話であった。ただストーリーが王道である分、出版するにはこれまでの児童書との差別化が難しいと感じた。選考の結果、最終的に大賞に選んだのは「ボクのナマエ」。ラストに読んでいる子どもに名前をつけさせるアイデアが親子のやりとりを促すものとしてとくに評価された。
大賞
「ボクのナマエ」鴇家楽士
(編集部より)
とてもわかりやすい設定・文章で描かれており、幼児が自然と物語の世界に入り込めるお話だと思います。最後に読者に語りかける場面は特に面白く、「このロボットの名前、何にしようか」という風に、親子の会話の糸口にもなるのではないかと評価しました。出版をするには絵に難点がありますが、今後著者と相談していこうと思います。
読者賞
「さっちゃん おねえちゃんになる」樹月千春
(編集部より)
ポイント最上位作品として、“読者賞”に決定いたしました。可愛らしいイラストが魅力的で、さっちゃんの大活躍を眺めているだけでも、楽しい気持ちになれる作品でした。また、妹や弟が生まれる前のネガティブな感情と、生まれたときに感じる嬉しさ、という子どもの複雑な心情がきちんと描かれていて、同じような状況にある親子には特に心惹かれる素敵な絵本になっていると思います。
投票ユーザ当選者(総投票数:418票。10名を抽選)
神山 あっちゃん renkahana. ケシロック azukiouji (ユーザ名登録なし) ふるた MANA motti SOZORO
*第三回の絵本・童話大賞は一年後を予定しております。
*<参考>第2回絵本・童話大賞募集要項
■今後のWebコンテンツ大賞開催予定
2010年9月開催(8月エントリー募集):第3回ファンタジー小説大賞 2010年10月開催(9月エントリー募集):第3回アート大賞 2010年11月開催(10月エントリー募集):第3回青春小説大賞 ※変更となる可能性もあります。
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