蒼き翅の乙女

‪町に伝わる伝承と現象に翻弄される市井の人々の、優しくも悲しい物語‬。
死者がプシュケとなって戻ってくる――そんな言い伝えが残る海辺の町での物語。



記憶をなくして倒れていた少女はキースという商人の青年に拾われる。
少女は彼にサンドラという名を与えられ、
記憶が戻るまで部屋を借り、彼の店を手伝うことにする。
ところが、ドジでおっちょこちょいな性格が災いして失敗続き。
しかしそれを叱ることなく優しく接してくれるキースに
サンドラは次第に彼への想いを募らせていく。

そんな彼女の想いを察するキースであったが、
受け入れることのできない理由が彼にはあって……。

※pixivにも掲載中
24h.ポイント 0pt
小説 183,962 位 / 183,962件 ライト文芸 7,068 位 / 7,068件