トップ>小説>狐が行く!〜進化で九尾を目指せ!〜
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1,九尾?いやただの狐だよ

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はいー、私こと中谷 理奈(17歳)は日本の有名な滝の所に家族旅行で来てまーす。

え、滝の名前?

そんなの知らないよ、だって興味無いし。

私って芸術とかそんなのに関心持つ人種じゃないからね。

こんな所に来ないでゲームしたかったけど、それを言ったら、

「せっかくの旅行なんだからあんたも来なさい!」

って言い返されて渋々ついてきたんだよ。

それにしてもここ高いなー、何メートルあるんだろ?

「ひー、崖の一歩手前は怖いなあ。」←軽い高所恐怖症

「そこ危ないからこっちに来た方がいいぜ、姉ちゃん。」

我が弟よ、その通りだな。

ドンッ

「え?」

「ぎゃああああああああ!」

ちょっと待って、紐無しバンジージャンプとかやりたくないんだけど!

てか、私押したの誰!?

マジでやばいかも、水の浅い方に向かって落ちてるし。

ああ、最後に・・・

「RPGゲーム、全部クリアしたかった・・・。」

バシャン

中谷 理奈 死因 崖から突き落とされ、落下死

この事件は後にニュースで放送されることになった。




*ーーーーー*
・・・ん・・・ハッ!

何か真っ白な空間だなー。

体動かせないし、私植物人間にでもなったのかな?

「いいや、君は死んだよ。体が動かせないのは魂だけの状態だからだよ。」

わーお、顔面偏差値が高い、つまりイケメンが出てきたよ。

もしかして、神さん?

「そうさ、僕が神だ。神は他にもたくさんいるけどね。あとね、ちょっと言いづらいんだけど・・・。」

なんでも言っちゃいなよ、拒否権なんてないんでしょ?

「君が死んだのはね、僕のせいなんだ。ごめんね。君は92歳まで生きて結婚もして孫もできて幸せな人生を送るはずだったんだ。ちょっと、設定を間違って17歳で死んじゃうようにしちゃったんだよ。」

お・ま・え・の・せ・い・か!

私まだ死にたくなかったんですけど!

「だからごめんって。君が憧れている剣と魔法の世界に転生をさせてあげるから。記憶付きで。」

む、それならいいかも。

「じゃあ、転生させるよ。第二の人生、楽しんできてね〜。」

え、もうちょっとなんかあるんじゃないの?

って、ぎゃああああーー死ぬー!

穴に落とさないでー!

「いや死んでるし。ああそれと、種族はランダムだから人間にまたなれるかどうかは分からないよー。運よく人間だったらいいね。あ、聞こえてないか。」

そうして理奈は転生し、神は仕事に戻っていくのであった。




*ーーーーー*
すーすー、すぴー・・・ハッ。

ここはどこ?

私は誰?

あ、体動かせる・・・何この手。

全体図が何か分からないから何とも言えないけど。

水面を見つければ分かるはず。

うーん、二足歩行できないから四足歩行になるなー、うん違和感。

おっ、池?見っけ。

ピキッ

な、な、な、

「きゅうーーーーーん!(なんじゃこりゃーーー!)」

き、狐、狐だというのかこれは。

あの定番の九尾の狐ではなく、ただの狐なのか!

orzの体勢をつくりたいけど狐だから無理だよー!

あれだ、きっと普通の狐に化けてるんだよ、きっと。

この世界ってステータスあるのかな?

たぶんステータスオープンだと思うけど・・・。

「きゅうーーん(ステータスオープン)」

ピコンッ

名前 中谷 理奈 種族 狐 ランク G  Lv1

体力 20
魔力 5
攻撃力 10
防御力 8
素早さ 13
器用度 5
魔法攻撃力 1
運 10

常時発動スキル
野生の勘Lv1

スキル

称号
異世界の転生者


・・・・・めっちゃ弱いじゃん。

何よ野生の勘って。

しかもスキルのところだけ空いてるんですけど!

異世界の転生者って、ツッコミどころが多すぎますー!

はあ、仕方ない、諦めて現実を受け入れようそうしよう。

それにしてもスキルが空欄なのは悲しいからなんか覚えてみよう。

・・・鑑定がいいかな。

そもそも声に出したら覚えられるものなのかな?

試しにそこにある花にやってみよう。

「きゅうん(鑑定)」

・・・決して、中二病な人じゃ、ないからね。

やっぱり声に出しただけじゃ無理かあ。

普通スキルを獲得するのって自分でやってるからだよね?

ほら、剣術のスキルだと動き方をちゃんとやってるとスキルを獲得できる、とかね。

鑑定だと・・・うーん、そのものの情報を自分なりに整理してみる、かな。

それじゃ、ちょっと頑張ってみますか。



*ーーーーー*
祝!第1回 作者のつぶやきメモ
初めまして、作者です!このつぶやきメモはちょっとしたお知らせ・・・の意味もあるけど、ほぼ雑談ルームとなっております。たまに登場人物、今は理奈しかいないですけど乱入してくる可能性があります。この作品をお楽しみいただければ幸いです。では、さようならー。
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