トップ>小説>暇人ネットゲーマー、異世界を往く 〜強すぎてチートと間違われてアカBANされた〜
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1.謎のダンジョン

嫌な苦労

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はい、どうもシンくんです。
現在絶賛悩んでます。
何に?シェリーさんの装備ですよ。
昔の俺を殴りたい気持ちに陥ってます。
事の始まりは食事を終えてシェリーさん寝かせた後。


「さて、ここに置いとくわけにはいかないしそろそろ地上に返すか。」


と考え始めた事が始まりです。
で、俺は50層までしか行けない。
そこから先は彼女が自力で上げらなければならない。
と、言う事で装備をやろうか。
などと考えていたのだが……

「うむ。八方塞がりだな。」

いかんせん無いのである。
弱い武器防具が。
スペック的には勇者達の持ってた聖剣以上しかない。
彼等が言うにはあの聖剣が人族最強の剣だそうな。
つまり俺のインベントリは国宝しか入っていない。
つまりこれら渡すと国に強奪されるレベルである。
聖剣なんかインベントリにゴロゴロあるが、それ以下が無いのである。
聖剣がここのダンジョンにあったなんて報告されたら絶対冒険者なんかが大挙して押し寄せてくるであろう。
そんな事になったらこの部屋きたやつ全員殺さないと面倒臭い。
勇者達は情報が欲しい上に地上に出た時利用しようかと思い生かしておいたが………
ん?シェリーさんは何故生かしておくのかって?
なんか情が沸いちゃったんだよね。
とりあえず生きるすべ位は与えてやろうかと。
どうせ周りも偶然生きて帰ってきたとか思うだろう。
堕天使とか口走っても時間経ちすぎて誰も信じないでしょ。

さて、もう仕方ないので作る事にした。
無難なのは鉄の剣だが、それではここを突破して地上まで行けないだろう。
と、言う事で一応鉄の剣だが芯になんか入れとくことにした。
これで魔剣になるだろう。
昔、初めて手に入れたミスリル使ってドラゴンの牙を芯にしたら
見事にゴミ剣になり涙を飲んだのが懐かしい………
フラグ?知らんな。

さて、剣の芯だがちょっと面白そうなので
俺の羽を使ってみようと思う。
何故だと?
当然やった事ないからに決まってるじゃん。
今は素材あるから失敗したらドラゴンの琴線でも使うさ。
さて…………

――――カンカンカンカンカンカン………








…………はい。出来ました。
………出来たんだよ。
なんかヤバそうなのが。
インベントリに仕舞ったら
ヤバそうな名前が………

『堕天  シン』

ねぇ?嫌がらせ?嫌がらせなのかな?
俺の名前がデカデカと出てるんですけど。
堕天てさ 『使』抜いただけだよね?
名付けたヤツ誰だ!
うーむ。
これは絶対に神とかそういうレベルの奴だな。
そもそも俺の羽を使って剣とか作れん。
疎まれてるのに普通は作らん。
さて、もう防具は嫌な予感とかしかしなかったので、仕方なくドラゴンの皮と布組み合わせて作ったわ。
この剣名付けたヤツ覚えとけよ………
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