トップ>小説>暇人ネットゲーマー、異世界を往く 〜強すぎてチートと間違われてアカBANされた〜
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1.謎のダンジョン

今度こそ外へ

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皆さんおはようございます。
今日も封印部屋で起きたシン君です。
もうこの天井にも飽きてきました。
昨日は暗にお前ら全員出て行け。
とか言ったつもりなんですが、朝起きたら居候が一人増えていました。
今は飯食いながら外の空に想いを馳せています。
キモい?
勝手に言ってろ。
青空ってのはそれだけ重要なんだよ。
キモいとかいってるやつ出てこい。
一回これ経験してみろ精神的にクるんだぞ...これ。

「やっと外に出れるのか......」

そんな感じで、俺は飯を食っている。
ん?何故一人かって?
考えても見ろ。敵対しあってる魔族と人族が、一緒に卓囲んでんだぞ?
それなら導き出せる答えは......誰だってわかる。

「なんで魔族なんかがこんなところに居るんだ!この国は魔大陸からは一番遠いはずだろ!」
「そうです!魔族なんかがこんなところに居るなんてありえません!
あなた方は魔大陸にでも引っ込んでればいいんです!
そうすれば平和になるんですから......」
「仕方ないでしょ!私たちに神託があったんだから!」

......ん?魔族にも神託があったのか?

「......なあ、魔族にも神託があったのか?」
「え?あ、はい。そうなんですよ。
『人間やその他の種族たちは諸悪の根源である。
世界に安寧をもたらすためには魔族で世界を統一し、他種族を滅亡せよって。』
それで、我々魔族は他種族を殲滅するために、堕天使様に協力をお願いに来た次第でして...」
「......で、実際のところ他の種族は世界の安寧とやらを乱していたりするのか?」
「......え?それは、そうに決まって...
あれ?そういえばそうですね。
我々も彼らも別に普通に生活していただけです。
別に何かされる謂れなんて...しかし、神の神託に嘘なんてあるはずが...」

日本人感覚で言うなら神託降ろすだけで
何もしない神様なんてそれだけで嘘だらけに聞こえるがな。
もし神とやらが居て本気で何かやってもらいたくて
神託なんかを降ろすなら、なにか協力でもするもんだがな...
まあ、神の存在証明に関しては俺を閉じ込めている結界でされているから
居るんだろう。
こんな広範囲の結界なんて人間や魔族なんかに張れるか。

「まあ、神とやらの考察はこのぐらいにしてそろそろ外出たい。
もう農業とかでのんびりして怠惰な生活を送りたい。
できるなら元の世界に帰りたい。」











さて、飯も終わり、準備も整った。
転移魔法陣の結界も消えていることを確認した。
外に出よう。
俺は、ウキウキで転移魔法陣へ足をふみいれるのだった。

「やっと外だー!!!!」

この変わらない岩の部屋からもおさらばである。


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ようやく一章終了です!
ここでネタ切れにならないように
頑張って行きたいと思います!

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