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――逃亡後の溺愛は、回避不可能です!?
高校卒業後に母親の伝手を使い、大グループを経営する一族来栖〈くるす〉家の屋敷でメイドとして働き始めた元宮〈もとみや〉ひより。
仕事熱心で何事も必死にこなし、愛嬌もあるひよりは先輩たちから可愛がられながら働いていた。
そして、働き始めて二年が過ぎたころ。ひよりは来栖家の御曹司である暁〈あかつき〉に好きだと告げられ、拒むことができずに秘密の恋人関係となる。
暁はいずれは政略的な結婚をするのだから、付き合っていても虚しいだけ。
そう思うのに、ひよりは別れを告げることができないでいた。
それからまた二年が過ぎたころ。二十二歳を迎えたひよりは体調を崩したことにより、自身が妊娠していることに気が付く。
――このままだと、間違いなく邪魔になる。
そう思ったひよりは誰にも理由を告げずにメイドを辞め、遠くに引っ越した。
産まれた息子には彩斗〈あやと〉と名付け、自身の母と三人で平和に暮らしていたひより。暁のことは忘れられないけれど、自分が邪魔になることだけは嫌だ。
その一心で逃げたのに……ひよりは新しい職場でひょんなことから暁と再会し、彩斗の存在もバレてしまう。
どんな反応をされる?
そう思って怯えていたひよりだけれど、暁は意外にも好意的であり、ひよりのことが未だに好きだから妻として迎えたいと言い出して――……!?
◆こちらは性描写があるバージョンです。
◆朝チュン程度の性描写にしたものを魔法のiらんど、エブリスタ、ベリーズカフェにて掲載中【普段の名義になります】
◆現代恋愛初心者ですので、お手柔らかにお願いいたします。
文字数 5,913
最終更新日 2022.06.12
登録日 2022.06.09
――俺の、お飾りの妻になってくださいっ!
主にホテル事業で発展してきた大グループ、月野木。
そんな月野木が経営するホテルの一つ『月野木』のフロントで受付業務をしている香原紬は、過去のトラウマから大の男性嫌い。
そういうこともあり、紬は二十六歳になったものの男性との交際経験もなければ、結婚願望もなかった。
彼氏はいないけれど、友人はそこそこいるし、諸事情で貧乏だけれど毎日充実している。
そう思っていた紬の前に現れたのは――月野木の跡取りである御曹司、朔。
朔は何故か紬に「お飾りの妻になってほしい」と頼んでくる。もちろん、男性が大嫌いな紬は全力で拒否するのだけれど――……。
「報奨金は出します。一年後に離婚してくれても、かまいません」
そんな言葉に紬は心惹かれてしまい、その提案を受け入れることに。
だけど――始まったかりそめの結婚生活は、波乱万丈な溺愛生活でした!?
この結婚はいわば縁談を回避するために仕組まれた、かりそめのもの。
なのに――こんな溺愛、聞いていませんっ!
――
◆掲載先→エブリスタ(表名義)、アルファポリス(眞崎名義)
◆性描写は朝チュン程度(R15)です。
文字数 290
最終更新日 2022.06.10
登録日 2022.06.10
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