つるばみ

つるばみ

旧いものが好きです。この国の美しい言葉達が好きです。少しでも、留めてゆけるように。行間広めで読んで欲しい。サイトはありませんがブログに微妙にやってたり。
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BL 完結 短編 R15
遠い郷里より藤一郎の元へ書簡が届いた。 書簡は、幼少より馴染みの中である弥彦が、その妻の身罷った後に来たした心身の変調を報せ、藤一郎の来訪を請うものであった。――弥彦の妻は弥生の始めに沼で自害を図っていた。 そうして藤一郎は、一つの沼を抱えた仄闇い屋敷に一人籠り、某かの変調に見舞われた弥彦の元へゆく。 昼となく、夜となく、屋敷に一人取り残された弥彦の躰を獲りにくるものがある。それは日毎夜毎に弥彦を苛んだ。 一人の男の心を求め、身を求めて夜半に犇めく不義の心は誰のものか。禁域の沼に霊(たま)囚えられたのは一体誰であったのか。 雨の檻の中、溢れる水の気の裡に濃艶な色と欲が流れ出してゆく。 「欲しいのは貴方。……どうぞ、御覧遊ばして。この人の不埒に塗れた卑しい卑しいお姿を。」 沼と水の色濃い翳りと淫蕩さ。そうしたものを纏らわせて、濃密なものを目指しました。
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文字数 48,911 最終更新日 2019.04.24 登録日 2019.04.21
BL 完結 長編 R15
秋の霽れ霽れ天を裂いて落つる白雨の銀糸、 銀糸の帷に現る通り魔は、仄闇い火群の金糸を縺らせ、朽ち家に塒を構える一人の男子。 獣の皮、禽の羽、朱緋に黄金、極採色の皮を被って夜毎夜毎の七色変化。 皮を剥いで見えるは一体、赤剥け生剥け白兎、それとも魑魅魍魎の抜け殻か。 ――観衆達の誰もが、彼を喰らう姿を己に重ねて彼を貪り、闇い悦びと欲求に爛と目を耀かせている。 白雨の元で不意に繋いだ一人の少年との縁。 美しい肢体に貼られた歪の痕、夜闇の潮、舞台小屋の翳りはやがて土の息吹の元へ。 率直な言葉は苦手です。それでも恋愛譚と言えば言えなくもない。
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小説 10,665 位 / 44,963件 BL 1,443 位 / 3,598件
文字数 152,341 最終更新日 2019.03.27 登録日 2019.03.19
お話の裏話など。 こそこそっと。 手慰みの絵なんぞも載せてゆけたらと。
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