小田恒子(こたつ猫)

小田恒子 (ユーザ名:小田恒子(こたつ猫))

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著者プロフィール

2018年、Web上にて執筆活動開始。同年10月こたつ猫名義にて『5分後にキミのひと言ではじまる恋』(角川ビーンズ文庫)収録「おまじない、してあげる。」で商業デビュー。2020年に『あなたの一番になれたらいいのに』(アルファポリス)を刊行。
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エタニティ文庫・赤
疼くのは、消えない傷痕

あなたの一番になれたらいいのに

小田恒子 /
身代わりでもいい。私を愛して……

かつて、双子の姉・灯里のふりをして、 姉の恋人で自らの想い人でもある和範と一夜の過ちを犯した光里。 そのことは胸に隠したまま、もう関わるまいと思っていた。 それなのに、運命のいたずらだろうか、 交通事故に巻き込まれたことがきっかけで和範と再会してしまう。 しかも、和範は事故で光里に怪我を負わせた責任を取るように、 光里にプロポーズしたのだ。 和範に優しくされて嬉しい反面、 そこにあるのは愛ではないのだと自分に言い聞かせる日々。 ――和範は、ただ罪悪感から私といるだけ。 彼が本当に愛しているのは、私じゃなくて灯里なのだから―― そう思っても、彼を求める心は止められなくて……

■文庫本 ■定価704円(10%税込) ■2023年08月15日発行
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