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母なる河メコン、時として氾濫し野を潤し、富を育てて豊饒な地を与えた。だが常に東の民に襲われ、 西の民に犯され、やがて地は恐怖に覆われ、人が狩られ町に躯が溢れ、野に幾多の頭骨の塚が出来た。 その地に、日本の国際平和協力隊員がUNTACとして入るのは1992年のこと。、第1次停戦監視要員、 自衛官8名、文民警察要員の警察官75名、施設部隊の自衛官600名が続々とカンボジア入りした。 それから20年余り経ったある日の午後、私が経営するプノンペンの店に、老婦人を中心とする数人 の人々がやってきた。彼らの願いは……。過ぎ去りし日々と人々、ここに我がレクイエムとして贈る。
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小説 77,586 位 / 77,586件 ライト文芸 3,617 位 / 3,617件
文字数 15,937 最終更新日 2020.04.13 登録日 2020.04.04
SF 連載中 長編
洋上に浮かぶ巨大構造物をメガフロートという。かつて空港建設を巡って研究が行われていた。 試験用構造物を建造し、実用化を目指した。だが実際建造された洋上空港は、埋立工法ばかり。 計画を請け負った重工業の設計技師に、突然の本社転勤命令。彼がそこで与えられた使命は! 陰で暗躍する力と政府主導の大型プロジェクトを担う企業トップの忖度。その背後には・・。 ”普天間移設は辺野古でなければならなかったのか” ”第二の大和を建造してはならない!”  — 技術屋達の、過去への悔いと未来への矜持が錯綜していく。 (「エブリスタ」掲載)
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小説 18,997 位 / 18,997件 SF 988 位 / 988件
登録日 2019.10.25
SF 連載中 長編
アメリカ海軍最新鋭空母 John F. kennedyが出航準備に追われるノーフォークの港。ある朝、同じノーフォークのコンテナ埠頭に入った高速コンテナ船マースクトリトン号。入港と同時に着岸した岸壁は戦闘車両から降りた戦闘員に囲まれる。その中で降ろされたコンテナが、軍の厳重な警備の中空母へ移送。   空母の戦略計画室で開かれる会議の席上、無国籍の人間から新しい装備のプレゼンが行われる。そして空母は深夜人知れず出航。向かうは東シナ海。途中ハワイで日本の自衛隊の艦隊と合流。合同作戦を繰り返しながら、新しい装備の連携を試し、すべての準備が完了する。 一方中国では、揚子江の奥地の武漢で建造される新型フリゲート艦隊、その数8隻X11部隊。合計88隻の艦隊だった。中国の最新鋭の技術を集めた艦隊は、新しい建造方式で次々と竣工し、揚子江を下っていく。太平洋を席巻するため乗りだした中国。向かうは沖縄辺野古沖、海上メガフロート基地だった。   ―—―「メビウスの帯」第1段につづき「メビウスの帯Ⅱ」、近未来小説として発表します。 三神工房(2018.11.18) (「エブリスタ」掲載開始:2019.03.4)
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小説 18,997 位 / 18,997件 SF 988 位 / 988件
登録日 2019.10.25
1980年代、山岡弘明は仕事でサンフランシスコからニューヨークへ入り、そしてロンドンへ飛ぼうとしていた。NYでの事件、そしてロンドンでの詰問。その時々のな疑問、不可思議な思い、自分の心の奥底に潜んでいたもの、それは…、そしてアメリカは…、そして日本人の本質は、いかに。
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小説 18,997 位 / 18,997件 歴史・時代 425 位 / 425件
登録日 2019.10.25
SF 連載中 長編
メビウスの帯、第三弾。舞台は舞鶴近郊のコンビニから始まる。 日本海へ向かう、フェリー・へメロカリス。 第二弾と前後して、小樽の海へ向かうフェリー、その行く末は。
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小説 18,997 位 / 18,997件 SF 988 位 / 988件
登録日 2019.10.27
青春 完結 長編 R18
深酒した男は居酒屋で潰れ、ふと気がつくと店にはパートの女性が一人。必然的に会話が始まる。 どこか刹那的で放っておけない年上の女、酔った勢いで彼女に迫る男。それを受けてあしらう女。 男の出鼻を挫いた女は店での行為を嫌う。諦めきれぬ男は、思案橋公園で待つと先に店を出る。   迷った女は人目を避けて道を選び、船大工から丸山の方へ向かった。途中顔見知りのいる酒屋の 前を速足で抜けて路地を曲がる。そこは忍ぶ坂。角ばった石畳が続き、階段を登った正面にお堂。 小ぶりの観音扉の奥で風もないのに燈明が揺れる。それがどこか懐かしくほっとする女だった。 深夜待ち合わせして入った旅館。そこで豹変する女の姿態。そしてに一夜の逢瀬が深まっていく。 「うー」と声を上げて大きく目を見開く女に男は仕方なく唇を外す。すると女は赤い口紅を塗った 肉感的な唇を片方へすぼめて、おもむろに白い煙を吐きだす。赤い唇の、その合わせ目から見える 尖った舌が濡れた口蓋の奥をまさぐる。男は娼婦のような女に戸惑う。だがその高ぶりは頂点に。   「なんか映画みたいね」と、女が嘯く。 「映画…」 男はさきを急ぐばかりで女の話を聞いていない。  「去年流行ったでしょ、卒業っていう映画。男が彼女のお母さんとやるとき、焦って煙草を吸って る口を塞ぐの、見とらんと」 昭和の場末で出会った男と女、その奇妙な始まりは思ってもみない展開に…。 ――行くか行かぬか思案橋、掛るは男と女の深い川…  おもてに出られぬ男と女、歩くは路地裏通り…  誰がよんだか、忍んで登る路地の奥、そこは忍ぶ坂―― (「エブリスタ」掲載中)
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小説 3,617 位 / 18,997件 青春 88 位 / 1,000件
登録日 2019.10.27
パルパルオリンピックとは1988年のソウルオリンピックのことである。(韓国語で88をパルパル) 1980年4月ソウルの春は束の間と終わり、韓国は学生の民主化運動と労働者の労働運動に騒然とする。 その結果1980年5月17日、政権を握った軍部の戒厳司令部が、全土に戒厳令拡大措置を発動したのだ。 それ以後オリンピックの開かれる1988年まで、韓国は戒厳令下に置かれることになる。そんな開国前夜のソウルの街で日本人の商社マンが若い女性との偶然の出会いから繰り広げられていくサスペンス物語である。 日本と韓国そして欧米の狭間で蠢く彼女の立ち位置が、複雑に変化する力関係の中で渦に巻き込まれていく。 いったい二人の愛は本物か、そして互いの国の境を超え、相反する利益をも乗り越え、成り立つものなのか。 (エブリスタ同時掲載中)
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小説 1,412 位 / 18,997件 ミステリー 7 位 / 514件
登録日 2020.02.07
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