──トンネルの先に待っていたのは妖怪達の世界でした。
やけを起こした女子高生──百瀬あやめが迷い込んだのは個性豊かな妖怪達が住まう場所──隠れ世だった!
百瀬あやめは隠れ世で出会った狐の妖怪──銀狐に、
『最高で素敵な七日間をプレゼントする』と言われるが、彼女にはそれどころじゃないある事情を抱えていた。
そこで銀狐は、”ある勝負”を持ちかけてきたのだが……。
その勝負に勝つのは彼女か? はたまた妖怪達か?
これは、やけを起こした女子高生が妖怪達の助けを借りて、自分を見つめ直す……そう言ったお話です。
文字数 89,595
最終更新日 2020.02.09
登録日 2019.12.31
公爵令嬢である私──エメレットは隣国の王子であるセヨンと婚約をしておりました。
近い将来結婚……そんなことを思いながら幸せな日々を過ごしていたのに……。
しかし、何故かセヨン王子は私に婚約破棄を申し立てて来たのです。理由を聞いてみても見に覚えのないことばかり。
そのとき目に入ったのはセヨン王子の隣にいる女──アミエルだった。
彼女に誑かされたのね……。
それに騙されたセヨン王子……無様ですわね。
百年の恋も冷めるとはこのことですか……。
「魔女を火炙りにしろ!」
これは私が人生のどん底に叩き落とされ途方に暮れていた時に出逢った、自信が無くて、頼り無さげだけど、とても強くて優しい。そんな根暗な魔法使い? との物語。
文字数 41,017
最終更新日 2019.12.08
登録日 2019.11.03
群雄割拠入り乱れる、かつて類を見ない程の大規模戦争の真っ只中。
我が国は聖獣の力をもってして完全な優位に立っていた。
しかしそれも長くは続かなかった。
十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人。という言葉通り、私──聖獣使いエリスは聖獣と会話する力を失ってしまった。
私は役立たずの烙印を押されて、国外追放を余儀なくされ……。
これは私の愛していた祖国に対する復讐譚。
文字数 3,025
最終更新日 2019.10.31
登録日 2019.10.30
無実の罪で捕まった元公爵令嬢──エミリー・サンティレールは三日後に斬首刑を執行されることになった。
檻の中で自らの人生を振り返るエミリー。
「なんで私がこんな目に……」
絶望の淵に立たされたエミリーはただ泣く事しか出来ない。
その時……
「うるせぇな……静かにしろよ」
部屋の中で静かに響く声。
この男は何者か?
文字数 16,170
最終更新日 2019.10.23
登録日 2019.10.13
恋も格闘技も不意をつかれるとダウンです。
いろんな意味で変わった引きこもり姫と常識者の従者の初々しい小話。
文字数 2,387
最終更新日 2019.10.18
登録日 2019.10.18
好きか嫌いかで言えば絶対的に嫌いの部類に入る、同じクラスの男の子──田橋六郎(たばしろくろう)。
嫌いだった筈なのに……。
これは、そんな嫌いな人を好きになってしまった私の小話。
文字数 994
最終更新日 2019.10.16
登録日 2019.10.16
国王の愛娘ローズ・ミスティアは今日の日を心待ちにしていた。
ローズはルベン王子の驚く顔が見たいという理由であることを画策したのだが!
事態は思わぬ方向へと進んでいき……
文字数 7,254
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.16
貴族の娘エミリーは使用人のロザリアを飽きもせずに毎日いびっていた。
エミリーは俗に言う悪役令嬢なのだが?
なにかがおかしい……
文字数 1,709
最終更新日 2019.07.19
登録日 2019.07.19
私。鳥居小雛《とりいこひな》は同級生の名瀬颯太《なせそうた》くんに見惚れていた。
それは体育の時間の時だった。
文字数 2,169
最終更新日 2019.07.13
登録日 2019.07.12
織姫と彦星。
それぞれベガとアルタイルです。
それにデネブを合わせれば夏の大三角の完成です。
文字数 922
最終更新日 2019.07.07
登録日 2019.07.07