村木友静

村木友静

自分の書きたいものを書いてみました!興味を持っていただいた方、是非読んでみてください!
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しがないサラリーマンである本田蒼は、“無気力”に毎日を生きていた。“大人と呼ぶに相応しい人間”なんてこの世に存在しないと断言する彼は、何事にも期待せず、何事にも希望を持たず、まるで作業のように感情を殺し、日々の生活を送っていた。  ある日、そんな彼を見かねた職場の後輩、東修二から、「マッチングアプリを使って新しい出会いを探してみたらどうだ」という提案を受ける。どうせ碌でもないヤツしかいないのだろうと拒絶する反面、自分の現状を変えたいという心根にあった本心から、彼は渋々マッチングアプリに手を出してしまう。  そこで出会った、自分の事を“S”と名乗る二十代の女性と彼は仲良くなる。毎日連絡を取り、毎日雑談をする。そんな二人が、現実世界でも逢いたいと、そう思うようになるのに時間はかからなかった。  実際に顔を合わせた後も、二人の関係性は変わらなかった。くだらない話をし、自分が言いたい事だけをお互いに語り合う。一見無駄なように見えるその時間も、彼にとっては居心地の良いものだった。この人となら、つまらない人生も変えられるかもしれない。そう思った矢先、とある問題が発生する。  それは、“S”と名乗るその女性が、実は女子校生だったという事である。  さらに、“自分に協力しなければ、警察に通報する”と彼女は言い出して…………
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小説 183,864 位 / 183,864件 ライト文芸 7,322 位 / 7,322件
文字数 91,508 最終更新日 2021.12.12 登録日 2021.12.11
「生きるのって、面倒だ」。ものぐさで、ぐうたらで、怠惰な男子高校生、夏目隼人は思っていた。世の人間は頑張りすぎた。いつの日も誰かと繋がり、いつの日も誰かの期待に応え、いつの日も誰かが作った常識という理想像を追い求める。知り合いのSNSに親指を立てる義務、他人に愛想良く振る舞う義務、流行という名の虚像に敏感でなければならない義務。その日常に自己は存在せず、何かを我慢して、何かを見捨てて、何かを切り捨てて、皆、偽りの自分を演じている。そんな自分を、誰も彼もが疑わない。その様な生き方が、彼は大嫌いだった。多数派に逆らえば、もちろん味方は消えてしまう。けれど、それで構わなかった。自分を偽るくらいなら、自分の身を切るくらいなら、自分の心を壊すくらいなら、いらない。自分を一番に理解してくれるのは、他の誰でもない自分自身である。だから、仲間なんていらない。理解者なんていらない。平凡で心穏やかな時間と、惰眠と、青く、広く俺を受け入れてくれるこの屋上の空さえあれば、何もいらない…………そんな面倒くさそうな思想を持った男子高校生が、学校の屋上で殺人鬼に襲撃されるラブコメです。
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小説 183,864 位 / 183,864件 ライト文芸 7,322 位 / 7,322件
文字数 293,304 最終更新日 2021.12.12 登録日 2021.12.11
 異常なまでに“普通”であろうとする中学二年生、遊佐奏太。彼はある日、仲間内での賭けに敗れ、罰ゲームとして、「図書室の地縛霊」と呼ばれる根暗少女、秋月文乃に告白する事になってしまう。 「お友達からなら……」という文乃の言葉により、成立するはずがないと高を括った告白はまさかの成功。遊佐には彼女(仮)ができてしまい、仲間達からは文化祭までの三週間、しっかりと文乃と付き合う事を義務付けられてしまう。  図書室での勉強会、放課後の寄り道、休日の遊園地デート……嘘から始まった繋がりの中で、遊佐は徐々に文乃の魅力に気がつき、文乃と一緒にいる事に安寧を覚え始める。しかし、それと同時に、文乃に嘘の告白をした罪悪感に押しつぶされてしまいそうになり、葛藤してしまう。  悩んだ末、遊佐は文乃に真実を伝え、関係を一から構築し直す決意をする。しかし、遊佐の文乃に対するその姿を、真っ直ぐな姿勢を仲間達は良く思っておらず……
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小説 183,864 位 / 183,864件 ライト文芸 7,322 位 / 7,322件
文字数 68,091 最終更新日 2021.12.12 登録日 2021.12.11
 高校の養護教諭をする桜庭春子は、“青春”、すなわち“学園ラブコメ”と称される類のものを愛していた。  ある日、春子は一人の男子生徒が告白されている現場に遭遇してしまう。その男子生徒の名前は『七月剣』。彼女と彼は知り合いで、保健室でよくおしゃべりをする程の仲だった。大好物のシチュエーションに興奮するのも束の間、教え子のプライベートな部分を覗き見てしまった罪悪感から、春子はすぐにその場を離れてしまう。  しかし、不幸は終わらなかった。何故なら、その後に二度も生々しい告白現場に遭遇してしまったからだ。しかも、全員同じ生徒。つまり、『七月剣』が告白されている現場に、彼女は三度も立ち会ってしまった。春子は気まずさと罪悪感に耐えあぐねていた。  しかし、それでも不幸は終わらない。何故なら、放課後、保健室を訪ねてきた『七月剣』に「誰と付き合うの?」と聞いた春子に却ってきた返答が…… 「誰とも付き合う気はありません。だって、俺が好きなのは先生だから」  教師と生徒。絶対に結ばれる事のない禁断の愛の行く末は一体どうなってしまうのか。 『森原真鈴』、『式守有希』、『百瀬香奈』。『七月剣』に想いを寄せる三人の少女の恋はどうなってしまうのか。  青くて、苦くて、ちょっぴり甘い。想いと想いが交錯する、子供のための、そして大人のための青春ラブコメ。これは、そんな物語である…… ※すでに完成済なので、必ず完結します。(50話程度)
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小説 183,864 位 / 183,864件 ライト文芸 7,322 位 / 7,322件
文字数 128,105 最終更新日 2021.12.12 登録日 2021.12.11
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