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幕末期の江戸市中、討幕を狙う薩摩藩士や長州浪人が世情を窺う不穏な空気の中、江戸の町人たちから多大な信頼を寄せられた剣士集団があった。その名は新徴組。江戸に集結していた多くの剣豪も圧し、市中で狼藉を働く者は旗本ですら切り捨てる最強の剣の腕と機動力を誇った江戸の"警察部隊"。京都で名をはせた新選組と対をなす存在でありながら、動乱の歴史の彼方にその存在の記憶すら霞ませる彼等はいったいどのような存在だったのか― 大政奉還に至る幕末史を幕臣側の視点で、小説と史実の解釈を交互に織り交ぜながら描写する。
文字数 5,001
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.05.23
千鳥シリーズ第4作
幕末の動乱が影を落とし、多くの民間宗教が渦巻く江戸の市中。参勤交代で江戸藩邸にやってきた羽代の若き当主、朝永弘紀は、始めたばかりの茶の販路獲得や物資調達など羽代藩の存続がかかる交渉のため江戸市中を走り回ることになる。
一方、秋生修之輔も、同僚の外田や山崎とともに羽代の新たな軍整備に向けて武術や練兵の技術習得に奔走する。市中を警邏する新徴組士、岩見清十郎との接触や、弘紀の母の過去を知るくろさぎの行動が羽代藩を窮地に追い込む
・・・・・・内容盛りだくさんですが、みどころは桜餅です。あと馬とか江戸のB級グルメとか名物とかです。R15性表現(強め★/弱め☆)あり。
2月14日から月・水・金の14:00に更新します。全64話。
文字数 224,351
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.02.13
文字数 3,348
最終更新日 2022.04.21
登録日 2022.04.21
「君の話を聞かせてほしい。僕は異世界からやってきたジャーナリストなんだ」
1972年。数年前まで日本全国で吹き荒れていた激しい学生運動は次第に下火になりつつあった。W大学で学生運動の中心的存在であった田宮は、片腕で友人である西野とともに関東圏の私立大学全般の運動をも取り仕切るようになっていた。ある日、田宮と西野の前に、記憶を喪失したという男が現れる。未来から来たという彼が語る日本の様子は、田宮には信じがたいことだった。
――あの時、あの出来事が別の帰結を迎えていたなら、現在の日本はどのようなかたちになっていたのか。歴史のIFを描く“現代ファンタジー”。
*先日、カクヨムで行われていた企画に乗っかって書いた作品です。作中、実在の人物と同姓同名の人物が登場しますが、ご本人とは全く関係ありません。戯曲の形式で作られた作品ですので、可能であれば縦組み表示での閲覧を推奨します。
文字数 8,481
最終更新日 2022.04.16
登録日 2022.04.16
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「千鳥シリーズ」のイメージキャラクター、トリとイヌによるハロウィンコスプレ・イラストを公開するためのコンテンツです。
……私は文字書きであり絵描きではなく、そして人間の絵が書けないのです。
文字数 451
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.10.28
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