ヒロエ

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よろしくお願い致します。
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いわゆる「神様の領域」らしい。遺伝子操作、ゲノム操作は。 それで改良されている食物も大量に出回って、果たして、ラベルに書いてあることが本当なのか、嘘なのか、見極められない。 中国で、人の子供がゲノム編集されて生まれたという。 賛否両論あると思うが、まず、私は、生まれてきた子供たちに、「おめでとう」と言いたい。これから、人生の大波中の大波に巻き込まれるであろう、その子らに、「がんばれ」と言いたい。 私は基本的に、ゲノム編集には反対だ。しかし、、生まれたきた子供には、人権も個性も、大切な家族も、人生だってある。 遠目から見守りたいと思っている。
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文字数 268 最終更新日 2018.12.06 登録日 2018.12.06
「眠りの中にて、水辺を 青く透明な水辺を 一人歩き始める頃        いつかの冷たい朝方に 見つめていた          その背中の冷たい肌、それは 今           柔らかい裸体のシルエット、それは 幻 霞ながらの、グリーンの夜に 揺れている心 明日は 満ちた月が笑うのに                    貴方はどうして 冷たい涙を流しているの 眠りの中にて、潮騒が聴こえる 懐かしい夕暮れに 一人うたえば         いつかの優しい夕日に 見とれていた           あの温かい手のひら、それは 過去            触れられない心の記憶、それは いま オレンジが溶けて 朝焼けを燃やして、空を染める         今朝は 白く透けた、満ちた月が目を細めるのに                    貴方はどうして 冷めた私を抱きしめてるの 幻想が 今になって、夢が 現実の糸を引き寄せているのに               私はどうして こんなに戸惑っているの          愛してるより、深く、かなしいよりも、優しく、            寂しいより、ふんわりと、柔らかに、側に居たいから...」
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文字数 1,907 最終更新日 2018.12.05 登録日 2018.12.04
歴史・時代 連載中 ショートショート
知覧に近い峠道で、人魂に出くわした。 幻のなかで。 バスに乗っていた。竹藪の中から私を見ていたらしい。 「ひひひ、お前覚悟は出来てるんだろうな。」 どくろに火をつけたような、そいつは、 顎をカクカク言わせながら、 面白いものを見るように私に取り巻いている。 バスに揺られながら、 「好きにしてくれ。私はただ知りたい。そして、何をすべきか考えにやって来た。」 と私は答えた。 人魂は昔の侍か何かの怨霊だろう。 或いは、 精霊だろうか。 「分かった、分かったよ。ん、お前は、いや、あなた様は。」 何でいきなり敬語になるかな。 「お待ちしておりました。」 だから何。 人魂さん。 「お忘れですか、ご自分のことを。」 知らないって。 その奇妙なやり取りも長く続かなかったけれども。 特攻隊の平和記念公園では、 ことごとく歓迎?された。 「中尉、待っておりました。」 「大尉、なぜそんなお姿に。」 とか、頭がおかしい上に聞こえてくるから、余計に頭が痛くなり。 しかし、 「私たちの世代がこんなに行き急いだのに、あなたまでなぜ行き急ぐのですか。」 と聴こえてはっ、とした。 魂は生きていて、まだ私に生きろと言ってくださった。 だから、雑音かもしれない。 幻聴も大いにある。 けれども、命をどんな時代であろうと粗末にしてはいけない。 人魂は武士だったようで、 私に心なしか、詫びていたように感じる。 生きなきゃ。 どんな苦しみが悲しみが待ってようとも。 雨はだんだんと本降りから止みそうになっている。 世界中の涙かもしれないし、恵みの雨になるかもしれない。
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文字数 621 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
その日、私は快腸だった。 その上にアメリカン珈琲を二杯飲んだ。 かの有名なドーナッツショップにて。 向かい合わせに恋人が座っていた。 その恋人が、三杯目の珈琲のお代わりを男性の店員さんに頼んでいた。 私は恋人の分のミルクポーションを、となりの席に乗っているかごから取ろうと、少し椅子から腰を浮かせた。 ー 変な音が耳に入る ー 放屁したのだ。私の腹圧と肛門の絶妙なタイミイングで。 恐縮して思わず誰に対してか、謝る私。 もう恥ずかしいやら、情けないやらで、穴があったら、隠れるどころか、「今の忘れてー」と叫びたい気持ちだった。 男性の店員さんはその後、何もないように振る舞い、恋人は、「西洋ではげっぷの方が下品だ」と、慰めだか分からないことを言っていた。私は特殊相対性理論が実質的に使えるなら、今さっきのことを帳消しにしたいと思った。 何せ、自分さえもサプライズしてしまったのだから。放屁にて。
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文字数 384 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
大衆娯楽 完結 ショートショート
私の姉は、重い小児喘息で、兄はネフローゼ症候群(腎臓病)でした。物心ついた頃から、二人とも入退院の繰り返しで、私はついでにいるという感覚でした。26歳で、父親を脳腫瘍で亡くしました。 生前の父いわく、 「お前には寂しい思いをさせたが。」 あまり気にもしていなかったか、気づかなかったのか、こんなものだと思っていたのか、気づかない振りをし続けたかったのか、 「そんなことはないよ。」 とだけ、答えた私は、まだ父親が亡くなることを、ぼんやりさせたかったのか、心配かけまいとさせたかったのか、どちらとも言えず、曖昧に笑いました。 母親も何だか心配になってきたこの頃、母親の母親(つまり私の祖母)も認知症が少しずつひどくなってくる頃、 祖母が受けた分離体験(親など親しい間柄の人と離れる時のショック、またはその心の傷)が壮絶だったから、母親も少しちぐはぐで、反抗したいのに、上手く表現できない、そして、言い方は悪いけど、母親の御守り役で自分をしっかり出せなかった思春期があるのだろう、と分析しました。 姉が相変わらず、入退院を繰り返してることも、私が時々被害者妄想に陥って、母親を責めたくなることも、もう、何度言い訳しても、悔やんでも父親はかえってこないことも、分かりながら螺旋状に繰り返して、いずれ私が死ぬときまで、 この分離体験によるそれぞれの分岐点が、それぞれに正しいことを、歪みながらも一つの家庭としてまわっていること、もっと言えば、どの家庭も等しく違う課題を与えられて、同じくらいの痛みで歩いて行くしかないことも、 天災も人災も起こってほしくはないけれど、この地球の上に、「一番偉い人間さまだ。」と、乗っかっている今、この時でさえ、過去の死んだものになって行くこと、同じ空気、空、雲の形、鳥のさえずり、風の吹く方向、強さ、弱さ、雨音、分子、原子、違うもの、になって行きながら、これで良かった、と思える日まで、未来に半分期待して、凭れようと思います。
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小説 44,611 位 / 44,611件 大衆娯楽 1,000 位 / 1,000件
文字数 815 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
現代文学 完結 ショートショート
人間の子供は積み木に夢中になる。 積んで積んで積んで、上手ねと、誉められれば、もっと喜び、さらに高く積み上げようとする。 ところが、何か気に入らないことがあると、積んだものを壊す傾向にある。 お腹が空いた、熱がある、叱られて機嫌を損ねる。 と、このように、幾つかの要素が重なると、大人になっても、ものを壊す、人に暴言を吐く、八つ当たりする。 更に、これが国際的に立場が上の人間ならどうなるだろう。 まず、お国柄に戸惑う。次に、その国に、ついて行けないと思う。そして、和平交渉は破綻して、戦争に至る。 私は前世、ある部隊の中尉だった。妻がその時代に負った傷が背中にある。 気違いでいい。もともと、現世では鼻つまみ者の精神病者だ。 でも、これだけは言わしてもらいたい。 何が、抑止力だ。何が、正義だ。何が、戦勝国で敗戦国だ。 戦争に勝った、負けた、はない。 虚しいだけだ。 現世の私のじいちゃんは激戦区にて、生死をさ迷いながら、バナナの匂いをかぎ分けて、生き延びて帰ってきた。 弟の遺体を担いで帰ってきた。 ばあちゃんは、帰ってこないよ、と言われるのに信じて、じいちゃんの帰りを待っていた。 原爆で負傷した方がこの地方に帰ってきて、すぐに亡くなったことも、ひっそり私に話してくれた。 ばあちゃんが亡くなる前、認知症でもないのに、「弟が死んだ」と老人ホームで泣き崩れていた。 戦争はいかん、旅立った二人の口癖だった。 母方のじいちゃんはものを語らない人だった。 海軍にて、書き物を任されていたと聞いた。 志願兵だった。 あちこち、非嫡子として、たらい回しにされたが、ぐれもせずに勉学に励んでいたそうだ。 今日も蝉時雨が暖かい風に流れてくる。 平和だと思う。 私はまだ見ぬ、シリアで内戦に巻き込まれている子供たちの、「助けて」の声に答えらず、ただ、のうのうと生きている。
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文字数 756 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
キャラ文芸 連載中 ショートショート
生憎の雨だ。空(雲が)水を吐いている。私は、心の中の鬱憤を吐いてやろうと、イライラする。 そもそもだ、そもそもの始まりは、いい人面する私だ。許容何て言葉は、無いくせに、内心は、カチン、と来たりしてるのに、笑っている自分なのだ。この癖は、小学生の頃からとれていない。 昨日だって、その前だって、カチン、ときたのに言い返せない自分がいた。 詳細は、書きたくない。 はぁ、トイレに入って、一人閉じこもり、母の監視から逃れようとしている、今現在。 やってらんねぇ。 悪態付く時は、決まって男言葉になる。 私の中には、数人の人物がいる。 瑠璃(よく皮肉を言っている女の子)、ベルゼバブ(割りと正しいことを言う男)、ルシフェル(あまり出てこない、男だと思う)、ファルフェル(ルシフェルと同様、あまり物言わない男)、 それから、恐らく、閻魔(地の底を這ったような声で神出鬼没、女か男かは不明)。 これらをたまに起こすと、大抵「寝かせろよ。」とか「うるせぇ。」ですまされる。 それでもしつこく言うと、しょうがなしに起きてくる。 さて、ベルゼバブを起こしてみようか。 「おーい、べーやん。」 「うるせぇ。」 ほらね、怒ってるでしょ。 「俺を見せ物にするな。」 「ねえ、べーやん。面白いこと言って。」 「お前の顔、おかちめんこで、背中段々畑。」 「ハイハイ。」 憎たらしい我が心の友だ。
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文字数 890 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
大衆娯楽 完結 ショートショート
母方の祖母は御年90歳である。認知症も入ってきた。時々、寂しそうな、辛そうな顔をする。 デイサービスに週3回行き、残りの日は我が家で過ごしている。 養女だった、と私が聞かされたのは、高校生になってからだ。 私は、「?」で頭がいっぱいだったが、涙を大粒の涙を、ポロポロ溢しながら、「あんなにひとりぼっちの時はなかった。」と、祖母が独白したときに、ひどく心が痛むこと、のカテゴリーがまたひとつ、増えた。 「○○さん(私の母の名前)、キョウマデ、オセワニナリマシタ。ロオジンホームヘユキマス。」 今日も、私の母に宛てて、ノートを長方形に破って書いたものを、手に握りしめていた。 「老いる」とは、悪いことなのだろうか。この時代もか、前の時代もか分からないけれど、今を作ってくださった、いわば先輩が、老いてゆくことは、当たり前のことじゃなかろうか。 私は、涙目の祖母を後ろから抱き締めて、「足りないのは、『愛』だ」と思った。この時代もあの時代も、きっと、『愛』という余裕がないから、悲しいのだ、とも。 誰だって、老いる。その事をもう一度、噛み締めて考えたいと思う。
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文字数 469 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
風の音、風の音色、雲の悲しみ、空のどこまでも続く透明、 昨日、水、過去、流れる時間、流れる風、光の中に溶け込む陽射し、木漏れ日、温かい人の、冷たい手、 どうして、重ねて重なって、大人になる、どういうことだか解らない、理由、愛の続き、哀しい、 宇宙のさざ波、わたし、あなた、震えた、いま、音声の強い、音楽、 わたしがかなしいと、あなたもかなしくうつる あなたがふしぎにうつる、こころのひざし 陰ったり、晴れていたり、 合格点をいつも高くたかく、 心の不思議、 こころの涙
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小説 44,611 位 / 44,611件 エッセイ・ノンフィクション 992 位 / 992件
文字数 225 最終更新日 2018.12.04 登録日 2018.12.04
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