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探偵と出会った。 その探偵は自らを悪魔と呼んだ。そいつの所業は子どもから玩具を奪い、人を騙す手伝いを強要し、あまつさえ犯行予告までする始末。なるほど、悪魔だった。 褒められたものではない推理を披露する悪魔だが、人には言えない秘密があるようで。ひとつ謎を解く度にまたひとつ、隠された秘密が明らかになっていく。 俺に真相は見えるのだろうか。
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小説 183,836 位 / 183,836件 ミステリー 4,149 位 / 4,149件
文字数 162,052 最終更新日 2024.03.07 登録日 2024.02.28
【探偵と黒幕。ふたつの狭間にゆれ動く男の子をコメディタッチに描いたライトミステリー】 少年は現実の探偵の姿に失望した。しかし、ある事件を経てから彼の考えは変わる。 「謎があれば探偵は輝けるはずだ。いいよ、謎ならこのぼくが作ろうじゃないか」と。 だけどだれも少年の謎を解こうとはしなかった。探偵なんてどこにもいなかったのだ。すっかり不貞腐れる少年の前に、ひとりの女の子が舞い降りてきらりと光る推理をみせる。 「解けるものなら解いてみろ」 少年は少女を試さずにはいられなかった。どうか、ぼくを失望させないでおくれよとまるで祈るようにしながら。 さあ、はたして少女は少年の理想の探偵たり得るのでしょうか。
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文字数 468,448 最終更新日 2023.04.01 登録日 2022.03.18
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