Corlas

　高校二年生の井川莉彩（いかわりさ）は、とある経緯から片思いをすることになった九条楽斗（くじょうがくと）を追いかけていた。 　しかし、中々距離を詰める機会を得られないまま時間だけが過ぎる日々が続いていた。 　そんな中、きっかけになったのはかつて莉彩が先生と交わした約束だった。 　その約束によって天才で孤独な少年と、引っ込み思案で勉強嫌いな少女は交わり、その関係は深めていくことになる。

ある時いきなり知らない地に降りたった西條良樹。 　 　事情も何もわからないながらも、謎を突き止めるために「ロンド」と名乗ってなんでも屋「ヴァレット」として活動することを決める。 　 　そんな俺に生まれつきの才能スキルが存在することが判明。 　 　しかもそれが未来が見える最強クラスのスキルだった。 　これがあれば無双確定、そう思ったの束の間、このスキルには重要な欠陥が隠されていた。 　 　周りに、挙句にスキルにも振り回されつつも俺の第二の人生が始まる。

「俺は俺自身を必要としてくれるところに行く」　 主人公霧矢悠斗は、なによりも自分自身が必要とされることに意義を感じていた。しかし、所属していた高ランクパーティーのリーダーである士は、パーティーの規模を大きくすることに理想を抱くようになり、徐々にメンバーへの思いを薄れさせるようになる。 　それに反感を抱いた悠斗はパーティーでの活動を拒否するようになり、とうとうパーティーを脱退することに。 　ソロのとして新たに活動を開始する悠斗だが、彼の元には彼を慕ってたくさんの美少女が集まる。 　彼の力、彼女たちの力が覚醒していく中で、彼らは忘れられた歴史に触れていくことになる。

社会が怖い。 　絶対に避けては通れないのに、どうしてもそれを前にして足がすくむ。 　どうしても向き合うことを拒絶してしまう。 　でも、もうそれは終わりだ。覚悟も何もいらない。ただ君のために、俺はこの世界に飛び込む。