七草なずな

七草なずな

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BL 完結 短編
ある春の日……ポストに届いていた消印も差出人も無い手紙によって、鮮やかに思い起こされるあの日の記憶。 忘れようにも忘れられない淡い想いは今でもこの胸を締め付ける。 「憧れの田舎暮らしだ」と突然思い立ったかのように両親と共に引っ越してきた町は緑豊かなのどかな町だった。 仲の良い友達と別れさせられた俺にはこの町の魅力が分からなかった。 喧騒は無いが、夜には街灯も無く娯楽も無い。両親が何に憧れたのか分からないが帰りたい帰りたいと願う心持ちではクラスメイトに馴染む事もできないままバタバタと1週間が過ぎて行った。 俺がクラスに馴染めるようにとの配慮か否か……担任から授業中に使ったプリントを集めて理科室まで届ける様に頼まれた。 断る事も出来ずにプリントを持って向かった理科室で……俺は俺の人生を変える人物と出会ってしまった。 突然俺を『嫁』と呼ぶ自称『魔王』様。 走り逃げた俺はまだ気付いていなかった。 この出会いが、一生の宝物になるなんて……。
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文字数 19,459 最終更新日 2021.10.13 登録日 2021.10.10
BL 連載中 長編 R15
【世界が滅亡の危機に陥った時、異なる場所で同時刻に、こことは違う世界から二人の人間が現れた。それぞれ『勇者』『聖女』として別々に魔王討伐へ旅立った二人が魔王城で出会った。一目合ったその日から恋の花は咲き誇り、魔王を討伐した二人は平和になった世界で何時までも仲睦まじく暮らしましたとさ】 そんな勇者伝に憧れ、心酔する少年は15歳を迎えると憧れの人物の様に世界を平和にする為、同じ志しを持つ友人と冒険者として旅に出る決意をした。 数年経って、平凡な自分と優秀な友人達とを比べ劣等感を懐きつつも、夢の為……そして平凡な自分をけして邪魔扱い友人達の優しさに助けられながら旅を続けていた。 そんな日々が続いていくと信じていたが、ある日窮地に立たされる事になった。 自分の非力さを恨み、嘆き、絶望の淵で出会った救世主は……。 平凡な村人だった一人の少年が平凡では無い人生を送ることになった出会いの物語。 ※他サイト投稿済み作品の加筆修正版になります
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文字数 51,230 最終更新日 2021.10.10 登録日 2021.10.06
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