クレープ屋さんの店長を勤める東雲有希。夢もなく毎日を消費するように生きているわたしの楽しみは、元同級生のありさと、最近入ったばかりの学生アルバイトである相沢くんが働くカフェに寄ることと、それから、ありさとの毎月の飲み会。
そんな、代わり映えなしない毎日を過ごしていたわたしがとある日目を覚ましたのは、自分の部屋ではない、誰かの寝室。やってしまった!と焦るわたしの前に現れたのは、行きつけのカフェの、良く知った顔の人物で──?
文字数 20,837
最終更新日 2021.02.24
登録日 2021.01.31