ふるか162号

ふるか162号

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 オオカミ。  オオカミとは人を喰う化け物の事だ。一説では、オオカミは動物が突然変異したとも言われている。  オオカミは人間を餌と認識しているので、小さな村や町はよく襲われていた。全滅した村もあったという……。  ハンター頭巾協会。  オオカミを狩る専門の組織で、男のハンターはバンダナを頭に巻き、女は頭巾をかぶった。  頭巾にはさまざまな色があり、その中でも赤色は特別だった。 「私、赤ずきんちゃん。  オオカミと呼ばれる魔物を狩っているの」 「え?」 「赤ずきんちゃんはオオカミに食べられる?  馬鹿言わないでよ。  オオカミは……|狩るモノ《・・・・》でしょう?」  二十年後……。  「私は赤ずきんちゃん。  お母さんは伝説のオオカミハンターと呼ばれた初代赤ずきんちゃん。  お母さんみたいに私には鍛え抜かれた肉体も剛腕も無いから、銃火器を使ってオオカミを駆逐するわ……」  更に二十年後。 「許さない……。  お母さんや村のみんなを奪ったオオカミを……」 「私はレイチェル。  ハンター頭巾? 関係ない。赤いずきんも被らない……。  私は頭巾が無くてもオオカミはすべて殺し尽くしてやる」  小説家になろう カクヨム ノベプラ に投稿しています。   
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文字数 24,749 最終更新日 2020.07.26 登録日 2020.07.25
私の名前はレティシア。 見た目は小さいですが十六歳のやんちゃな女の子です。 ある日、親友のエレンが聖女に選ばれ勇者と共に旅立ってしまいました。 私はエレンが元気で旅を終えて帰ってくる事を願いました。 しかし……エレンは帰ってきませんでした。 勇者に酷い目に遭わされて自ら命を絶ってしまったそうです。 許せません。 エレンを酷い目に合わせた勇者も、エレンを聖女と崇めた教会も、勇者を呼び寄せる原因となった魔王も……。 そしてこの世界の神も……。 私はここに決意しました。 全てに復讐します。 この話は、親友の復讐をする少女のお話です。 彼女は少しずつ成長していきます。その成長が良い成長か悪い成長か……。
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文字数 61,973 最終更新日 2019.09.12 登録日 2019.08.01
 私の名前はレティシア。  見た目は十歳にも満たないと言われていますが、十六歳の少女です。  私には大事な親友のエレンがいます。  そのエレンが相談を持ち掛けてきました。 「勇者の慰み者にするという計画を聞かされ、両親に逃がしてもらった……」  私は真相を調べるためにエレンの家に行きましたが、そこで見たモノは……。  エレンの両親は町の人間に殺され……町の人間はエレンを捜しています。このままではエレンが酷い目に遭ってしまいます。  そうなる前にエレンと共に逃げ出します。  とはいえ、逃げるだけでは生活していけないので冒険者をする事を決めました。  復讐?  親友は生きているので復讐なんてしませんよ。  ただ、私達が静かに暮らす邪魔をするのなら……その時は容赦はしません。    この作品は『親友が酷い目に遭いましたので全てに復讐しました』のIF作品です。 前の話とかなり設定を変えて書く予定なので、登場人物の名前が一緒なだけで別の作品としてお読みください。 ガールズラブになるかもしれないので一応つけておきます。というかなると思います。
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文字数 84,155 最終更新日 2019.09.06 登録日 2019.08.21
 今から五百年ほど前に冒険者の「覇王」が女神が用意したというクジ引きで勇者に選ばれ魔王を倒し伝説となった。    それから時は流れた。  アロン王国は弱小国家で、魔大陸という厄介な島を強国から押し付けられた。  魔大陸には強力な結界が張られており、入る事も出る事も出来ないと言われていた。  そんな魔大陸の中には一つの村と魔王が治める城があると言われていたが、何よりも強力な魔物が蔓延っているとも伝わっていた。  魔大陸を抱え込んだ当時のアロン王は困り果て、勇者に救いを求めた。  ただ、勇者はそう簡単には現れない。  そこでアロン王が目を付けたのが伝説の勇者を生んだクジ引きだった。  しかし、弱小国が作ったクジ引きで選ばれた勇者はまがい物ばかりで魔大陸をどうにかできる事は無かった。  やがて、魔大陸は腫れものを扱うように放置されたのだが、クジ引きで勇者を選ぶという風習だけが残されてしまった。  触らぬ神にたたりは無いと放置された魔大陸にあった村も見捨てられ、いつしか絶望の村と呼ばれるようになった。  そして現在。  絶望の村に住む一人の少女「みつき」  彼女は勇者になりたがっていた祖父と魔王が治めるお城の城下町にあるお総菜屋で働く母と共に平和に暮らしていた。  そんな彼女の家に汚い箱が置かれているのを祖父が見つけた。  絶望の村はアロン王国の領土なのでクジ引きの噂は流れてきていた。  祖父は「噂のクジ引きが家にも来た」とはしゃいでいたが、みつきはそんなモノに興味はなかった。  だが、祖父が村長だからその孫も引くという訳の分からない理由で無理やりクジを引かされたのだった。  そこには……。  この話はクジ引きで選ばれたみつきがやがて女神と呼ばれるようになるまでの物語です。
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文字数 7,330 最終更新日 2019.08.03 登録日 2019.08.02
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