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帝都を恐怖の坩堝へと叩き落とし、標的を殺しまわった、かつて暗黒騎士と呼ばれた殺人鬼は、復讐を遂げた後、帝都の中でも秘境と言われる極貧の村で暮らしていた。
そこはかつて彼が妹や両親と暮らした場所。
時を同じくして、森に巨大な魔物が出現したとの一報を受けた帝国の精鋭部隊ダモクレス隊は、その忘れ去られた村の近くで巨大な魔物の死骸を発見する。
彼らは残されていた痕跡から、村に住む、とある青年に接触を図るが。
その青年こそ、十年前に帝都を恐怖の坩堝へと突き落とした元凶、軍人ばかりを狙った殺人鬼、暗黒騎士に他ならなかった。
文字数 27,224
最終更新日 2022.09.26
登録日 2022.02.02
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