千本松由季

千本松由季

男女または男同士の恋愛小説を書いています。ファッション、アート、メンタル疾患に関する作品が多いです。60冊が無料で読み放題 https://ehappy888175296.wordpress.com/
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BL 完結 長編 R18
あらすじ 流歌(るか)は音大でクラシックの勉強をしているが、夢は映画音楽を作曲すること。彼は学費稼ぎのため、売り専という危険なバイトをしている。ある日売り専から派遣され、航青(こうせい)という若者とパーティーに同行することになる。ふたりは瞬時に恋に落ち情交を結ぶ。航青は弱冠23才にして金儲けのためなら手段を選ばない、冷酷な天才実業家として知られている。だが流歌にとって彼は幼い時事故で家族を失った孤独で純粋な青年であった。 航青は偶然にも流歌の通う音大を倒産させ高層マンションを建設する計画をしていた。反対派が彼等がラブホテルに入って行く写真を週刊誌に載せてしまう。航青はマンションの中に大学を建設することを約束する。 売り専と客という関係をこれ以上続けられない、と流歌は航青と別れる決心をする。絶望した流歌は売り専の社長の愛人となりウツで病院通いをする。 流歌は男同士の愛を歌って、男性に人気の17才のラップシンガー、麗士(れいし)と一緒に曲を創り始める。 「天使を200匹撃ち殺したけどアレって燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?」 「鳥類は羽は手だという、でも天使は羽は背中から生えてるってケンカしてる。」 「いつもチカンにあう。なんなの俺って、愛人体質?」 「白鳥は最期に、愛する男のケツを揉んでから死にたい、って歌ってる」 ふたりの曲はヒットチャートを賑わす。 航青を愛しているのにヤクザの社長の愛人もやめられない。流歌は自殺未遂をする。友達のヤクザ、海渡(かいと)は実は社長のボスの息子で、社長を首にし航青に流歌を身請けさせると約束する。 流歌は突発的に強い自殺願望に襲われ夜の街をさまよう。ホテルの地下でピアノを見付け最期に航青のためにベートーベンを弾く。そこへ本物の航青が現れる。以前航青にもらったケータイで居場所が分かったのだ。流歌は最期に彼を抱き、ケツを揉んで、もう思い残すことはないと感じる。 流歌は映画観ほうだいの映画館の清掃の仕事を始める。休み時間に映画を観ていると隣の席に航青が座って来る。ショックを受ける流歌。海渡と航青の交渉がやっと成立し、航青は巨額な金を払って流歌を身請けしたのだ。航青は、「どんなにお金があっても、君がいないんじゃ楽しくない。」と流歌に告げ、遂にふたりは結ばれる。
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小説 9,816 位 / 57,689件 BL 1,389 位 / 4,776件
文字数 56,960 最終更新日 2019.10.16 登録日 2019.10.16
BL 完結 長編 R18
 優咲はホテルでピアノを弾くバイトをする。それは秘密のゲイパーティーだった。彼はそこで有名な現代音楽作曲家の山尾亜来羅(あきら)に出会う。優咲は誘われるまま彼と関係を持つ。それが週刊誌に「有名作曲家と元ゲイビデオ男優の情事」と載ってしまう。  怒った将騎は優咲と絶縁する。優咲はウツになり入院。  亜来羅はアカデミックな作曲家の地位を捨て、夢だった映画音楽の作曲を始める。見た目も若返り、彼を追う週刊誌でさえ彼に気が付かない。  優咲は偶然青磁に会い復縁を激しく迫られるが拒絶。優咲は徐々に現実と虚構の区別がつかなくなる。彼は青磁に連絡し一緒に死のうと迫る。  亜来羅と優咲はピアノとヴァイオリンのコンビでデビュー。彼等のエージェントはゲイビデオまがいのプロモーションビデオを撮り、優咲ファンにサービスする。  亜来羅は映画音楽の仕事を通し清純派の人気俳優、勇理(ゆうり)と知り合う。彼は、実は優咲のビデオの大ファン。  優咲の自殺願望が再び彼を襲う。湖に水没しようとする彼を亜来羅と勇理は必死に助ける
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小説 17,197 位 / 57,689件 BL 2,680 位 / 4,776件
文字数 51,828 最終更新日 2019.10.05 登録日 2019.10.05
BL 完結 長編 R18
 優咲(ゆうさく)はヴァイオリン専攻の音大生。背が高く美形である。裕福な親から仕送りがあるのに社会の底辺に憧れ、休学してホテルのバーテンダーをしている。  そのバーに毎月初め、必ず来る謎の客がいる。夜中近くに瀟洒なビジネススーツで現れる彼に、優咲は強く惹かれる。無口な優咲は彼と会話すらしたことがない。  その客、青磁(せいじ)はある夜、優咲をホテルの部屋に招き入れる。二人は情交を結ぶ。 青磁はゲイビデオ制作の会社を経営しており、驚いたことに、優咲をビデオに出演しないかと誘う。しかし青磁は自分のビデオ男優とは付き合わない主義だと言う。それでも優咲は彼のため出演を承諾する。優咲の新しい生活が始まる。  優咲は初めて出演したビデオで、将騎(まさき)という男優と知合う。二人はヤリトモとして仲良くなり、徐々に恋人として付き合うように。  だが優咲は青磁を諦められない。彼は撮影現場にさえ訪れない青磁に腹を立てる。二人の関係は次第に醜く複雑になる。ビデオの内容も過激に暴力的になっていく。  優咲はあるゲイ掲示板で、光星(こうせい)という16歳の少年に出会う。純真な彼との交友は、優咲の不健康な生活を癒してくれる。その後も光星との友人関係は続く。  優咲に『愛の水没』というヒット作が生まれる。彼がバスタブで溺れそうになるコミカルなもの。ビデオが女性に大人気となり、彼女達は優咲が働いているバーに押しかける。女嫌いの優咲にはそれがストレスだ。  青磁との葛藤が深刻化する。優咲はウツ病になるが、青磁はビデオ出演を強いる。六本目のビデオで遂に青磁との関係は終わりとなる。同時にバーの仕事も辞め大学に戻る。そして将騎と一緒に住むようになり、優咲はしばし安定した幸せな生活を送る。  優咲はホテルでピアノを弾くバイトをする。それは秘密のゲイパーティーだった。彼はそこで有名な現代音楽作曲家の山尾亜来羅(あきら)に出会う。優咲は誘われるまま彼と関係を持つ。それが週刊誌に「有名作曲家と元ゲイビデオ男優の情事」と載ってしまう。  怒った将騎は優咲と絶縁する。優咲はウツになり入院。  亜来羅はアカデミックな作曲家の地位を捨て、夢だった映画音楽の作曲を始める。見た目も若返り、彼を追う週刊誌でさえ彼に気が付かない。  優咲は偶然青磁に会い復縁を激しく迫られるが拒絶。優咲は徐々に現実と虚構の区別がつかなくなる。彼は青磁に連絡し一緒に死のうと迫る。
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小説 14,545 位 / 57,689件 BL 2,099 位 / 4,776件
文字数 52,633 最終更新日 2019.10.05 登録日 2019.10.05
 来奈(らな)は冷たい魅力を持つ二十六才。美人だが生まれつき機嫌の悪い顔をしており、普通の男は怖くて声を掛けてこない。  彼女が通っている絵画教室の先生が事故で亡くなった。生死に無関心な来奈はお葬式に行かなかった。そのことが彼女の気持ちに暗い影を落とす。  来奈はライターの仕事をしている。彼女は田辺時彦(ときひこ)という人気作家にインタビューをすることになる。来奈は時彦に自分の体験を話す。幼稚園の二日目、自分の席に誰かが座っているのを見て、教室に入れなかった。それ以来、この世に自分の居場所がない、と思うようになった。  時彦は、彼女がライターという職業を通し、真実を求める姿に触発される。女好きで有名な時彦は初対面の来奈にキスをする。正直にそれを書いた来奈は作家との不倫を噂され、週刊誌に追われる羽目になる。  意気投合した二人は逃避行を楽しむ。重たい人生ドラマを書いてきた時彦は、実は爽やかな青春小説を書くのが夢だった。スキャンダルを機に妻と別れ、外見を変え、十才若返った。そして編集者達に新しい作風を認めさせる。  来奈は中学の時、書物に人生の真実を探し求めた。でも欲しかった言葉は見付からなかった。周りの大人みたいになりたくなかった、という彼女の言葉に促され、時彦は遂に書きたかった青春小説に着手する。来奈は自分が未だ真実を知らぬことへ憤りを抱く。  皮肉にも答えは昔、時彦の書いた小説の中にあった。それは作中、父親が息子に言うセリフであった。「迷いも矛盾もあってもいいから、背筋を伸ばして前を向いて、歩いて行けばいいから」。来奈の解釈では、それは問題が解決しなくてもいい、自信を持って、将来に向かって行こう、という意味だった。  来奈と時彦は共に人生を生きていこうと誓う。
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小説 57,689 位 / 57,689件 ライト文芸 2,352 位 / 2,352件
文字数 30,132 最終更新日 2019.03.30 登録日 2019.03.30
BL 完結 短編
香り高い紅茶をテーマにした、3つの短編集 1、『ソーサーの中に紅茶をいっぱいこぼしちゃって』 2、『割れたティーカップとショットグラス』 3、『紅茶作って熱いから冷まそうと思ってフリーザーに入れたら凍っちゃった。』 『ソーサーの中に紅茶をいっぱいこぼしちゃって』 あらすじ/いつもバッチリ化粧をしてデパートのコスメ売り場で働く綾斗(あやと)。お客さんで憧れの拓真(たくま)とベッドを共にするが、次の朝、素顔を見られたくない綾斗は、色んな作戦を考える。前髪で目を覆って、ティーカップで顔を隠す。 『割れたティーカップとショットグラス』 あらすじ/霞(かすみ)と樹一(きいち)は男子校の同級生だった。マッチョな男のゲイバーで編み物をしながらグラン・マニエ入りの紅茶をたしなむ童貞の霞を心配する樹一。しかし、ただの友人だったふたりに突如進展が。 『紅茶作って熱いから冷まそうと思ってフリーザーに入れたら凍っちゃった。』 あらすじ/お腹の空いた広詩(ひろし)は、ケンカして出て行った義忠(よしただ)の家で食べ物を探すが、冷蔵庫も空っぽで、発見したのは本棚の奥にあった紅茶の箱だけだった。義忠は有名ファッションデザイナーで、ホームレスだった広詩をモデルとして育て上げたのだったが。
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小説 17,197 位 / 57,689件 BL 2,680 位 / 4,776件
文字数 13,112 最終更新日 2019.03.06 登録日 2019.03.06
BL 完結 長編 R18
長編/あらすじ/純夜(じゅんや)はジュエリーデザイナーで得意なのはクマさんがついてるような可愛いらしいジュエリーだった。しかしアトリエに男性がひとりしかいないという理由だけで彼はメンズに回されてしまう。純夜の上司は社長の風我(ふうが)とその弟の優我(ゆうが)だった。純夜は優我に半ば強制的に性関係を強いられていた。しかし優我は本気で純夜のことが好きになり彼に交際を申し込む。優我の私生活を知るにつれ、純夜は次第に彼の奇妙な死への憧れに気付かされる。優我は沖雅也という俳優の死に深く囚われている。沖雅也は優我と同じ双極性障害という病を抱え、彼がまだ31才の時、1983年の6月28日に新宿の京王プラザホテルの47階から飛び降り自殺をしてしまった。優我は憑かれたように毎月28にそのホテルの最上階のバーに行き、俳優の最期に泊まった部屋に泊まるという儀式めいたことを続けていた。純夜はもし優我が変わらないなら自分が優我のいる所まで堕ちて行くしかない、と奇妙な心中願望に目覚め過度な飲酒を始める。純夜の会社には風我兄弟がヨーロッパの古い工房で買い取った珍しいアンティークビーズがあって、純夜は貴重な赤いガラスのビーズを使ってネックレスを創る。その赤色は、ビクトリア朝の頃、技術が失われて二度と創ることができない色だった。しかしそのネックレスはあるファッションショーに貸し出した際、紛失してしまう。優我の誕生日に会社から早く帰った純夜は、優我が男とベッドにいるのを見て、家を飛び出してしまう。優我はそれは全くの誤解で、純夜に愛している、と告げるが純夜にはそれを受け入れることができない。そこへある人が紛失した赤いネックレスを持って現れる。ある店で偶然見つけて苦労の末、創った人を発見したという。彼はパリの有名ブランドのデザイナーで、ぜひ純夜にアクセサリーを担当してくれと頼み込む。仕事や私生活のストレスで大スランプに陥って、もうなにも創れないと会社に辞表を提出した純夜に、優我からたくさんの写真が送られて来る。それは純夜の知らない間に撮られていた、今までに創った作品の制作過程の写真だった。それを見て今まで自分がなにを考えて創作活動をしてきたかを思い出し、また作品を創れるようになる。優我も純夜と一緒に生きて行く決心をし、命日の儀式もストップし、ふたりは一緒に楽しい未来を思い描くようになっていく。
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小説 57,689 位 / 57,689件 BL 4,776 位 / 4,776件
文字数 70,801 最終更新日 2018.10.15 登録日 2018.10.15
BL 完結 長編 R18
あらすじ/玲真(れいま)には深刻なオーバードースの問題があった。抗不安剤の依存症で入院中、製薬会社の営業、涼雅(りょうが)から薬を盗み捕まってしまう。玲真は彼を誘惑して再度薬を手に入れようとする。涼雅は玲真に惹かれ、身内に縁の薄い玲真の面倒を見たいと申し出る。 玲真は彼とセックスをしたいがためにドクターに、「早く元気になって退院したい。」とウソをつく。カウンセラーをつけてもらい、その宿題はやりたいことを10個書いて来ること。 やっと退院した玲真はリストにある10個を実行していく。元カレのフォトグラファー、誓也(せいや)と仕事をするのもその中のひとつ。玲真は身長が高く、会ったことのない母親譲りの美形。初めての仕事はファッションブランドのモデルだった。 玲真は涼雅の知り合いでモデルエージェントの博輝(ひろき)を紹介される。彼に、「君は日本人じゃないね。」と言われて玲真は本当の母親を捜そうと決心する。玲真と涼雅は母親の姉でタンゴ教室をしている伯母を見付け、密かに体験レッスンに参加する。伯母によると本当の母はアルゼンチンタンゴの世界チャンピョンでブエノスアイレスに住んでいる。そして玲真の本当の父親はかつて母のタンゴのパートナーだった。父や腹違いの弟まで血がつながってないことにショックを受ける玲真。 本当の母は来年選手権で日本に来るという。選手権の前日、伯母の教室ではイベントを開き初心者のデモンストレーションをする。涼雅は玲真と男ふたりのタンゴを披露し、それを本当の母に見せようようと計画。特訓が始まる。 いくつかモデルの仕事を経験したが、それに納得できない玲真は誓也に、「本当の俺を撮って欲しい。」と頼む。ふたりで作品創りをしている時、玲真は自分の望まれない生を思い出す。自殺願望に取り憑かれた玲真は涼雅の車から薬を盗みだし、ホテルの部屋で自殺を図るが、涼雅は玲真のケータイのGPSから彼を発見。 再び入院した玲真。涼雅は病院のリハビリルームで玲真にタンゴを教える。やっと退院した玲真は涼雅と住むことになり、症状も安定する。モデルの仕事にも積極的になる。 玲真は伯母からタンゴダンサーの父親の名を聞く。しかし彼は自分が父親だと認めていないらしい。涼雅と玲真は彼のタンゴ教室の体験レッスンに行く。玲真は彼をホテルに誘い、睡眠薬入りのビールを飲ませ、DNAサンプルを取ることに成功。彼はほんとの父親だった。 涼雅と玲真のタンゴデモンストレーションが終わる。玲真は初めて母と対面する。玲真は、もしタンゴを習ってなかったら、自分を置いてブエノスアイレスに飛び立った母の気持ちは分からなかった、と思う。玲真は母と一緒にタンゴを踊る。
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小説 17,197 位 / 57,689件 BL 2,680 位 / 4,776件
文字数 68,915 最終更新日 2018.04.22 登録日 2018.04.22
BL 完結 長編 R18
海帆(みほ)は18才の音大生でピアノを専攻。彼の右手には大きな傷あとがありピアノを弾く時、時々音が飛んでしまう。彼の手の傷は治っていて、それは心の問題だと言われ、カウンセリングを受けている。実は手の傷がどうしてできたのか、海帆自身が意識の中に封印してしまったため記憶にない。海帆は顔も名前も女みたい、と言われ男性には人気がなくて、女性にもてているが彼は女性に全く興味がない。バイオリストの龍聖(りゅうせい)に、女みたいと言われて振られて泣いている時に、星五(せいご)という逞しいジム経営者と出会い結ばれるが、海帆が手の傷によるトラウマのため人生に消極的になり、他の人に彼を譲る形で二人は別れてしまう。海帆は星五に鍛えてもらい、4カ月後立派な男の身体を手に入れる。海帆はファッションモデルの頼潔(よりきよ)と出会うが彼に、「女とはヤれない。」と拒否されてしまう。しかし海帆が服を脱ぐと頼潔は彼の男らしい身体に驚いて、海帆とベッドを共にするのだった。頼潔と同じモデルエージェンシーに入った海帆は、男らしい身体と中性的な魅力を兼ね備えた、ユニークなモデルとして話題になる。ドイツの有名なピアノメーカーのモデルに選ばれるが、その時海帆の右手の傷のため、「悲劇のピアニスト」がキャッチコピーになり、その傷がどうしてできたのか、マスコミの好奇の目にさらされることに。思いやりのないマスコミに追われる海帆は、次第にパニックに陥るようになる。そして手から血を流している過去の自分自身の幻覚を見るようになり、ストレスで14才に退行してしまう。星五は海帆を助けようと、海帆の双子の妹、花帆(かほ)に電話をかける。14才の時、海帆は学校で女っぽい外見と、ピアノを弾けるため女生徒にもてることが原因で、酷い虐めを受けていた。海帆は自分を憎むことでなんとか精神のバランスを保とうとした。ピアノコンクールで全国大会へ出場する直前、悲劇は起こった。自分を憎むあまり、自殺するよりもっと酷いことを自分にすべく、彼は自分で自分の手を傷付ける。 14才に退行した海帆は全てを思い出し、やっとピアノがちゃんと弾けるようになり、星五と再び結ばれる。
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小説 17,197 位 / 57,689件 BL 2,680 位 / 4,776件
文字数 49,151 最終更新日 2017.12.22 登録日 2017.12.22
BL 完結 長編 R18
母のない祐樹は父の経営する四つ星ホテルで育った。小さい頃の遊び相手はホテルの従業員達。お気に入りは一緒にお絵描きをしてくれた光聖(こうせい)という若者だった。祐樹の絵には必ず太陽が二つあった。片親の彼の寂しさを埋めるために。祐樹の父は頭はいいが親のない光聖を大学に行かせる。卒業後に彼のビジネスを手伝うという約束で。 中二の祐樹はホテルの客だった有名な指揮者と初めて男性経験を持つ。祐樹は客と寝るという危険な遊びを始める。遂に捕まり、父にホテルから追放され狂気の中で精神科の病院に送られる。突然育った城を追い出されショックは大きく、男子高校でも祐樹は絶望感で多数の生徒と関係し、ある暴力的な生徒と付き合う。全身アザだらけで入院した彼を幼い頃別れた光聖が迎えに来る。彼は大学を終えて帰って来たのだ。父は二人を一緒に住まわせるが、そこでも祐樹は自殺未遂を起こす。 父は祐樹にホテルを継がせようとしていた。しかし彼にはメイクアップアーティストになる夢があった。高校卒業と同時に家出をしてデパートで働く。光聖は必死に彼を捜し出す。祐樹は首に彫った「光聖」という刺青を彼に見せ、二人は恋に落ちていく。 まだ珍しかった男性美容部員として人気の祐樹。光聖とキスをしている写真が週刊誌に載り、四つ星ホテルの御曹司であることや光聖の仕事などが暴かれる。二人は誰が記事を売っているのか不思議に思う。 祐樹は念願のメイクの学校に通い始め、みおという中性的な魅力のモデルに出会う。みおと祐樹には金持ちの息子であるという共通点があり、急速に仲良くなる。二人で協力し合いプロとしての道を歩き始める。 祐樹の父は光聖とその友人勇平を使って全国にラブホテルチェーンを作りあげようと計画していた。祐樹は事業に興味を持ち、アートの才能をいかしチェーンを二つの太陽に挟まれた「?スッキリサッパリ?」と名付け友人のみおを使ってユニークなCMを創る。 自分のホテルを五つ星にする夢を持つ父が、実はラブホテルを経営していることを何者かが週刊誌に売ってしまう。それは光聖に恨みを持つフロントで働く悠真。祐樹の父は最初、悠真を大学に送ろうとしていた。しかし気が変わって、より健康な光聖を大学に行かせた。精神に病を持つ悠真には耐えられないことであった。記事が出るのをギリギリで阻止した祐樹は再びホテルに出入りが許されるようになり、彼は家族を取り戻す。
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小説 17,197 位 / 57,689件 BL 2,680 位 / 4,776件
文字数 55,681 最終更新日 2017.12.22 登録日 2017.12.22
BL 完結 長編 R18
泉(いずみ)と人気のメンズデザイナー吉川草一の出会いは運命的なものだった。泉はまだ15才の新人モデルで、草一は泉から壮大なインスピレーションを受け、それは草一の作風を根本的に変えてしまうほどだった。草一は世界中で行われる自分のファッションショーに泉を出演させ、徐々に2人の関係も深まっていく。泉には不安障害という病があり、そのため19才の時にモデルの仕事を辞めざるを得なくなり、以来5年間、泉は日本に住んで、年に数回パリから帰って来る草一を待ちわびる、孤独な生活をしていた。ある時日本に来ていた草一は、泉の不安障害が徐々に深刻さを増し、自殺願望へ向かっていることを知る。草一は偶然再会した旧友、静輝(しずき)に泉の世話を頼み自分は再びパリへ。静輝は草一のブランドをメインに扱うメンズブティックを経営している。彼は昔から泉のファンだった。静輝は知合いのフォトグラファー明海(めいかい)に頼んで、泉をモデルにブティックのポスターを作る。意気投合した泉と明海は撮影を続けようと約束する。明海は泉がその不安障害により、時々この世に存在しないかのような表情をすることを発見し、なんとかその表情をカメラで捕えようと、自殺願望に導かれて街を彷徨う泉のあとを追う。草一はパリのアトリエをクローズさせ、自分を必要としている愛する泉のために、日本へ帰って来る決心をする。草一が自分のために犠牲になることに耐えられない泉は、錯乱してトラックの前に飛び出そうとして助けられる。泉は消えない自殺願望のため長い入院生活を送ることになるが、草一に会うことを拒否し続ける。草一の作品を着せた泉を明海が撮影し、その個展会場に草一の過去の作品が展示されることになる。オープニングパーティーで久し振りに再開した草一を、現実のモノとして認識できない泉。 草一が、「俺と一緒に温泉に行って、ラブラブなこといっぱいしたい、って言ってただろう?」それを聞いてやっと泉は、「うん。」と返事をし草一を受け入れることができた。
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小説 12,505 位 / 57,689件 BL 1,758 位 / 4,776件
文字数 52,376 最終更新日 2017.12.22 登録日 2017.12.22
BL 完結 長編 R18
リオは重症の買い物依存症。彼の親が保証人になっていたクレジットカードの返済ができず、17才の時、母親に家を叩き出される。親が払ったのは400万円。全てが高級ブランドの服やバッグや靴を買うために消えて行った。リオの母親はブラジル出身で、赤ちゃんの時から可愛かったリオは大人気モデルだった。しかし勉強は全然できず小学生の頃から落ちこぼれで、自他ともに認めるおバカだった。そんなリオは子供の時からブランドモノが大好きで、小学生でバッグはヴィトン。中学生の頃には全身ブランドモノに身を包んで学校に通っていた。しかしリオの人気は高校に入ってから下降線をたどる。それでも高級ブランド品好きはなおらず、母に叩き出されたあと、住むところも食べるモノもなかったのに、それでも買い物をするために、売春や愛人稼業に精を出し、食べるモノはスーパーやコンビニのゴミ箱をあさる日々だった。彼の身体は極限まで痩せ細っていた。リオは才雅(さいが)という精神科の看護師の目の前で卒倒して、彼のところに住まわせてもらうことになる。そして才雅とカウンセラーの先生の助けで買い物依存症を克服する努力を始める。テレビで拒食症で亡くなった若い男性のドキュメンタリーをつくることになり、主役にリオが選ばれる。久し振りの大役だったが、リオのモデルエージェンシーの新しい社長は、彼の買い物依存症が治るまで、リオの給料を凍結する。みんなのお陰でリオは買い物依存症から快復。リオは才雅を愛するようになる。その頃、拒食症のドキュメンタリーを観たリオの母親は、彼のために払った400万を取り戻すため、息子を必死に捜していた。リオは母に恐れおののき、ヌードシーンがバンバン出てくる映画への出演を100万円で承諾。映画のロケ地で遂に母親に捕まり、分割で支払うことになって母とも仲直りする。
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小説 14,545 位 / 57,689件 BL 2,099 位 / 4,776件
文字数 53,482 最終更新日 2017.12.22 登録日 2017.12.22
BL 完結 長編 R18
中2病真っ只中の玲海(れいみ)は家出3日目にして補導され、その時偶然交番で出会った秀木(ひでき)にモデルとしてスカウトされ、仕事を始める。 玲海には深いトラウマがあった。3人目のいらない男の子として生まれた、お人形のように可愛い彼に、両親は女の子の名前をつけて可愛がった。しかし中1の時、自傷行為が止まらなくなり長期入院し、頭が壊れたお人形は両親に無視され、居場所のない中2の玲海は街を徘徊するようになる。後に双極性障害と診断される彼は、その頃いつもハイだった。仕事で自分の気に入らない女みたいなメイクをされたり、お人形のようなポーズを要求されると、嫌がって物を投げて泣き叫ぶ。それでもは彼の大きな丸い目と大理石のように滑らかな肌は多くのファッションやアートのクリエイター達を魅了する。 秀木はかつて日本で最も人気のある男性モデルだったが、30才を目前に進路について悩んでいた。玲海を見た瞬間、彼はモデルエージェンシーを設立する決意をする。それは数年後、男性ばかり25人をプロモートする会社に成長する。 玲海は家の電気製品を破壊して両親から引き取りを拒否される。秀木の友人で作家の紅葉(こうよう)と秘書の森詩(しんじ)のゲイカップルの家で落ち付いた生活を送り、玲海は定時制高校入学という希望を持つ。 玲海は双極性障害の症状のひとつである妄想に苛まれるようになる。それは秀木と恋愛していると思い込む「恋愛妄想」で医者はそれを病気とするが、玲海は自分の恋心を信じて、18才になったら秀木に童貞を捧げる決心をする。 秀木のエージェンシーから1番売れていたモデルが抜け、会社は危機に陥る。玲海は社長のために極度に肌を露出した写真を撮らせ、大きな仕事を得て会社を救う。その後も営業に精を出し仕事も評価され、ファンの数も増えていく。 玲海が18才になった日、秀木は「俺も4年間待っていた」と告白してふたりはベッドを共にするようになるが、秀木には常に他に男がいて、玲海は「彼を縛りたくない」とクールに振る舞うが、やがて彼らの関係は終わるように見えた。しかしふたりは初めて出会った時の感動を思い出し、これからはふたりでいつも一緒にいようと決心する。玲海の夢の結婚式はハッピーな真っ白なリムジンにお花をたくさん飾ること。
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小説 57,689 位 / 57,689件 BL 4,776 位 / 4,776件
文字数 65,721 最終更新日 2017.11.30 登録日 2017.11.30
BL 完結 長編 R18
クリスマス間近の華やかな街角。航平(こうへい)は相変わらず可愛いドレスを着て、楽しく女装バーで働いている。バーの常連はクリエイティブな人が多く、スタッフも客同士もお互いに刺激し合う、とてもいい関係。スタッフも前と同じ。ココ・シャネルが大好きでスタイリッシュなママと、メイクアップアーティストでお洒落なレナ。バーの常連は、ママの彼氏で小説家を目指す橋田編集長、レナの彼氏でアダルト漫画家の黒澤、画家を目指す航平の強い味方、美術大学の伊純(いずみ)教授、自らも女装好きで女装した男が好きな陸渡(りくと)と、なぜか陸渡と付き合っているレズビアンのありあ。 そして新しい客で航平に大きな影響を与えることになる、「占い師さん」。彼は航平に、「君の未来には綺麗な色達が弾け飛んでいる。画家になったら人々にその幸せを分けてあげるといい。」と告げるが、暗い過去のある航平は、「僕は不幸になりたいんです。」と言って彼を驚かす。 航平は占い師さんに、「自分は存在してないんです。」という悩みを打ち明ける。「僕は小さい頃から男の子と女の子の間で揺れてる。そしてドレスを着ると別の人格が出て来る。」占い師さんは、「君が不幸になりたいという願望を捨てると、この世に存在できるようになる。」そして、「君は彼氏と結婚すると絶対幸せになる。」と予言し、そういう幸せにならなってみたいと航平は思う。 航平は彼氏の聖詩(きよし)に嫉妬妄想が現れた時、家を出た。聖詩は自分の統合失調症という病と真剣に向き合っていい仕事をして、航平に帰って来てもらえるように努力していく。彼は昇進し長い間、性関係を強要されてきた元上司を首にし、自信を深めていく。 ママが自分のことを、「女装している退廃的な男」と語ったことから、バーで「退廃」という言葉が流行り始める。航平は退廃的な妄想を抱いて、自分のことを捨てられたバービー人形であると思い込む。編集長は航平の奇想天外な妄想を繋ぎ合わせ、壮大な退廃小説を書き上げる。 いよいよイブの前日。航平は聖詩にエンゲージリングを買ってもらう。神秘的なグレーのサファイア。そのお返しに別居中だった航平はまた清士と一緒に住みたいと言って、ふたり共ハッピーなクリスマスを迎える。
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小説 17,197 位 / 57,689件 BL 2,680 位 / 4,776件
文字数 59,713 最終更新日 2017.11.16 登録日 2017.11.16
BL 完結 長編 R18
雄月(ゆづき)は優秀な脳科学者で医薬品会社の開発部に勤務している。優柔不断な彼は同棲している上司と別れたいのになかなかできない。ある夜バーで知り合った秋貴(あきたか)に救われ秋貴の家に住むことになり、新しい仕事まで紹介してもらう。雄月はそんな秋貴に惹かれベッドを共にするようになる。 秋貴の家には自分のように男から逃げて来た、小夜(さや)という男性が住んでいるということを聞く。しかし小夜は毎日長時間働いているため、雄月はいまだに小夜の姿を見たことがない。毎日想像だけが膨らんでいく。一方彼が飼っているネコ、アナスタシアとはどんどん仲良くなっていく。 ある夜、小夜が仕事を早引きして帰って来る。雄月は初めて見る本物の小夜が自分の予想と全く違うことに驚く。なぜか小夜は自分のように可愛いくて性格が女性っぱいタイプだと思っていた。実際の小夜は、背が高く、無精ヒゲで、男っぽい印象だった。すぐ仲良くなったふたりはここは、「男の駆け込み寺」だね、と笑い合う。 雄月は広貴(ひろき)という営業部で働く元気で素直な青年と出会う。今まで年上の男に利用されることの多かった雄月には新鮮で健康的な恋人となった。 雄月は小夜が働いているゲイバーで、LA在住の穂高(ほだか)という有名な画家に出会う。昔、穂高はどうしても振り向いてくれない小夜を刺し、重傷を負わせたことがある。しかし彼らは今でも憎しみ合いながらも激しく愛し合う恋人同士なのだ。 雄月は小夜に惹かれている自分を受け入れられず、狂気のような精神の病に落ちていく。セックス依存症になった彼。毎夜、違う男と刹那的なセックスをし、そうすることだけが正気を保つ唯一方法だった。 小夜のネコ、アナスタシアとロシアの最後のプリンセス・アナスタシアを重ね、プリンセスが背負った無実の罪を晴らすことが唯一、彼の頭を正気に戻すことであると、雄月は信じるようになる。二か月という長い入院生活を終えても、彼のセックス依存症は治ることなく、いまだ知らない男とセックスする事だけが罪をつぐなう方法だと思っている雄月。 ある夜バーで見知らぬ紳士、瀬高に出会う。雄月は瀬高の優しさで魂を浄化され、セックス依存症も徐々に消えていく。 穂高は遂に小夜を連れて行ってしまう。ネコ嫌いの穂高はアナスタシアを雄月と広貴に渡し、彼らは三人で新しい生活を始める。
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文字数 55,520 最終更新日 2017.11.04 登録日 2017.11.04
BL 完結 長編 R18
博史はバスケットボール部のバカで単純な高校3年生。近所に住む幼なじみの美形で女っぽい薫は隣のクラスで同じ高3。2人はガキの頃からお互い以外に付き合ったことはなく、最近2人で試しに他のヤツともヤってみようぜ、ということに決めた。博史のクラスには女より女っぽいゲイの零士がいて、博史はコイツとヤろうと思うが、なかなかチャンスがやって来ない。 零士は彼の知り合いの、モデルでジュエリーデザイナーの光木(みつぎ)という男に会いに行く。ところが彼は零士に、自分はもっと男っぽいゲイと付き合いたい、と告げる。落ち込んだ零士は髪をバッサリ切って、性格もカッコいい男っぽいゲイになる、と宣言。しかし博史は自分は女っぽいゲイが好きだし、お前の穿いてるような黒い下着なんてつまんねえ、と零士に言う。零士は薫と一緒にショッピングに出かけ、新しいピンクの水玉やストライプのビキニブリーフをたくさん買って来る。可愛い下着が大好きな博史は、薫と零士の3人でセックスして、薫はそれを記念にビデオに撮り、おバカな零士がそれをあるアダルトビデオのコンテストに勝手に送ってしまう。 博史と薫はやっぱりなんだかんだ言って、俺達は2人でいるのがいいよな、っていうことになり、零士は新しい彼氏を探し始める。バカで単純な博史みたいな彼氏を探すべく、零士はバスケ部の練習の見学に日参し、そこで1年生のイケメン健志と出会う。コンテストで見事に第1位になったビデオの賞金を持って、4人は光木のジュエリーの店に買い物に行く。そして健志は零士と博史と薫と4人で新しいビデオを作ってまたコンテストに送りましょうよ、と提案。博史と薫は走って逃げる。
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文字数 21,284 最終更新日 2017.11.03 登録日 2017.11.03
BL 完結 長編 R18
ヘア・スタイリストである清夜(せいや)には、五年間生活を共にしてきた、若くして不動産の事業に成功した和輝(かずき)がいる。しかし清夜は自分の客である速斗とたった一度の浮気をしてしまう。その罪悪感で、和輝のもとを飛び出す清夜。しかしある晩、和輝が清夜を訪ねて、清夜の新しい職場へやって来る。清夜は自分の夢であった、ブライダルのヘア・サロンで働いていた。それからというもの、毎週末、清夜とレストランに行き、一緒に食事をすることが和輝の楽しみになる。和輝は清夜が速斗と一緒に暮らしていると思っていたが、実は清夜が彼と別れて一人で住んでいることを知り、彼に、ベンツの新車の一番高いヤツが買えるほどのダイアモンドのエンゲージリングを贈って、帰って来るように、と懇願する。しかし、清夜はどうしても和輝を裏切った、彼自身を許すことができない。不眠症になった和輝は、医者からもらった睡眠薬を全部飲んで一か月入院する。死に損なった和輝は、まだ生きている自分の強さを自覚し、また清夜に帰って来るよう頼みに行く。都心に家を購入した和輝だが、その古い洋館には幽霊がたくさん住んでいて、その幽霊を見ているうちに、浮気の罪悪感など、どうでもよくなった清夜はとうとう和輝のもとに帰って来る。実業家和輝は、色々な社交の場に清夜をエスコートしていく。ある音楽財団に頼まれて、ブラジル人のバイオリニスト、アレックスをコンテストの決勝に出演するまで、和輝達が面倒を見ることになる。決勝を前にナーバスになったアレックスと、ベッドを共にする清夜と和樹。ところが今度は和輝が若い男と浮気してしまう。清夜はまた和輝のところを飛び出してしまう。若い男と別れた和輝は清夜のもとに帰って来る。仕事の忙しい清夜は拒食症になってしまう。清夜は、献身的に看病してくれる和輝が清夜の本当の王子様と気付くのだった。
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文字数 28,230 最終更新日 2017.11.02 登録日 2017.11.02
BL 完結 長編 R18
航平は子供の時から性格も体つきも女の子っぽく、髪を長く伸ばして着ている服も中性的で女性の服もよく着ていた。彼の憧れは19世紀の男性の服。フリルがついてて首に大きなリボンを結んで、少年達はセーラーカラーを着ていた。 航平はイラストレーターだったが、あまりのギャラの安さにあきれ、画家になる決心をする。 イラストを描いていたファッション雑誌の編集長、橋田に女装バーに連れて行かれ、知らないうちにそこで働くことになる。実は橋田はママに深い愛を感じている。従業員はママとプロのメイクアップアーティストでもあるレナ。ママはココ・シャネル、レナはデートリッヒ風のスタイルが得意。 航平は次々と新しい体験をしていく。レナに毎夜違うメイクをしてもらう。初めてのドレス、つけまつ毛、ブラジャー。女性の服装をするといつものシャイな性格が変わり、客達とも普通に話しができる。純粋な航平の人柄に魅了された美大の教授、伊純(いずみ)、漫画家でレナの彼氏の、黒澤、ブティックの店長、陸渡(りくと)などと交友を深めていく。 航平には中学生の時出会った聖詩(きよし)という彼がいる。中学の卒業式に告白され付き合うことになるが、科学の天才である聖詩は高校へは行かず政府のシンクタンクに入れられ、古代の海ができた頃の深海の研究をしていて、今はNASAとも取引のあるような有能な地質学者となっている。 航平は聖詩の本の間から聖詩の書いた悪戯書きのような数式や図形を見付け、それらの持つビジュアル的な魅力に気付き、絵を描いてそれを張り付けるというアイディアに夢中になる。彼はゴミ箱の中などからメモを集める。聖詩には内緒で。 聖詩には統合失調症という病があり次第に航平に対する嫉妬に悩むようになる。今まで可愛がって自分が守ってきたシャイで泣き虫の航平が、急にしっかりして綺麗になって客からチヤホヤされ、自分から離れて行く。統合失調症の症状である「嫉妬妄想」に憑りつかれ、ある夜黒いドレス姿で帰って来た航平の首を絞めてしまう。彼は意識を失っただけだったが、ふたりは別居することになる。 航平は伊純教授に「君の絵に聖詩の数式はいらない。もう彼から独立してるんだから。」と言われ、航平は自分だけの絵を描き始める。そして聖詩に「俺が変わったなら聖詩も変わらないと。」と告げる。聖詩は「また一緒に暮らそう。もう俺は君を籠の中に閉じ込めたりしないから。」
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文字数 60,053 最終更新日 2017.10.30 登録日 2017.10.30
BL 完結 長編 R18
映光(えいこう)は小さい頃から絵が上手く神童と呼ばれていた。高校生の時には銀座の有名ギャラリーで個展もした。彼の家系にはアルコール依存症という暗い血が流れている。希望の美術大学へ入った途端、映光は1枚も絵が描けなくなり、彼は酒を飲み始めた。大学のコースをアートビジネスに変え、卒業後はギャラリーで営業をしている。個人や企業に絵を売るのが仕事だ。 映光は、ゲイバーで冬歌(とうか)という青年と出会う。彼は統合失調症という病を抱えており、映光は彼が見ている幻覚に興味を持つ。それは目のある身体のある花の幻覚だと言う。冬歌にスケッチしてもらった絵をキャンバスに移し、彼は7年振りに爆発的に絵を描き始める。冬歌はテレパシーのように映光に色や形を伝えることができ、映光がそれを実際の絵にしていく。ふたりのコラボレーションが始まった。 有名ピアニストだった冬歌は病気が悪化したあとは一流のピアノ教師になって、海明(みあ)という新人コンサートピアニストを育てている。ふたりは便宜上結婚していて同じ家に住み、彼女は頼る人のない冬歌を支えてきた。海明には彼氏がいて、結婚は紙の上だけのモノだった。海外に出ることの多くなった彼女は映光に冬歌の面倒を見るように頼む。ふたりは同じ家に住むようになり、映光は彼のピアノの音を色としてキャッチし、そしてまた、ベッドを共にする度に高まる愛情をキャンバスに描いていく。 ふたりの絵が映光の働くギャラリーで認められ、個展を開くことになる。その会場から映光は誰にも理由を告げず失踪する。絵が描けなくなりアルコール依存症で死ぬはずだった自分が、それ以上の幸福を享受できなくなってしまったのだ。自殺を試みるが失敗し、彼は名前を変え絵画教室の講師として働き始める。 3カ月ほど経ったある日、新しいヌードデッサンのモデルが美しいという評判になり、実はそれが冬歌だ、と知った映光はショックを受ける。毎週水曜日のクラスで彼を描いているうち、やがて以前のようにふたりで絵が描けるようになっていく。冬歌が映光にイメージを送り、映光がそれを絵にしていく。しかしふたりはまだ言葉を交わすことができない。 優しい友人たちの協力で幸せを受け入れることができるようになった映光。海明のクリスマスリサイタルで出会った映光と冬歌は、再び愛を誓いあうのだった。
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小説 57,689 位 / 57,689件 BL 4,776 位 / 4,776件
文字数 64,049 最終更新日 2017.10.25 登録日 2017.10.25
BL 完結 長編 R18
小松進也は有名なウェディングドレスのデザイナー。小さい頃からの夢はゴージャスなドレスで王子様と結婚すること。しかしウツで3カ月入院している間に、アシスタントの考将(たかまさ)にチーフデザイナーの地位とモデルの彼氏を奪われた。 進也は青哉(せいや)というイケメンのデザイナー志望の若者に出会う。3カ月ご無沙汰だった進也は青哉と一夜を共にする。実は進也は青哉の最も尊敬するデザイナーだった。 進也は50あまりのブランドを抱えるアパレルの社員。部長命令で『金魚すくい』という聞いたこともないブランドに送られる。ところが会社はもう進也がいないのに人気ブランド名Shinya Komatsuを使い続けるという。 『金魚すくい』は地方のスーパーに卸す男性のカジュアルウエア。取引先の会社もひとつしかない。進也はアシスタントの麗良(れいら)以外の無能なスタッフを全員を首にして、青哉をアシスタントデザイナーに迎え新しい『金魚すくい』をスタートさせる。初めての展示会で進也はもうShinya Komatsuとは一切関係ないとマスコミに暴露し、これからは『金魚すくい』でユニークな服創りに専念すると発表。 そのためウェディングのオートクチュールが全てキャンセルされ、会社は億単位の損害をこうむる。部長は進也にまたShinya Komatsuに戻って来るように頼むが、その勝手な言い分に進也達は会社から独立する決心をする。 進也は部長に「そんなに金儲けしたいんだったら俺の才能に投資すれば?」と提案し、それを受け入れた部長はShinya Komatsuを縮小し『金魚すくい』に投資することに。お陰で自転車操業を続けていた『金魚すくい』のビジネスが本格的になる。 部長はかつて20才の進也をスカウトして一流のデザイナーに育て上げ、そしてふたりはロマンティックな関係だった。それを知った青哉はふたりに嫉妬するようになるが、尊敬するデザイナーの進也からデザインを学ぼうと努力する。 優秀な営業、光軌(こうき)が加わり小松進也の名前を大々的に使った『金魚すくい』は巨大なポスターが大手百貨店の壁を飾るまでになる。 進也は冬物のデザイン画を描いた途端またウツ病で入院していまい、彼の謎の記号だらけのデザイン画を見てスタッフ達は途方に暮れ宿敵、考将に助けを求めに行く。進也の描いたシルエットを使ってもいいという条件で考将は記号の意味を教えてくれる。 みんなの励ましで復帰した進也。その後『金魚すくい』は順調に成功を収め、海外からのバイヤーを迎えるようになる。初めてのアンテナショップを進也の育った古い商店街の、彼の家族が代々商っていたレトロな洋品店に作ることになる。楽しみにしているスタッフの面々。
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小説 14,545 位 / 57,689件 BL 2,099 位 / 4,776件
文字数 59,156 最終更新日 2017.10.25 登録日 2017.10.25
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