稲木なゆた

稲木なゆた

最近流行のキャッチーなお話は書けませんが、群像劇調の人間ドラマのある壮大なストーリーを目指してのんびり書いてます。誰かの琴線に触れるといいなぁ。
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「簡潔に言おう――、君達は人間ではない」  大陸を支配する大帝国から独立した小さな王国の辺境に、二人の少年少女が居た。  異常に力の強い少女リアと、超常現象を引き起こす少年ラクアは、その異質さ故に周囲から爪弾きにされていた。  そんな折、とある事件をきっかけに、二人は自分達が人間ではなく、王国が誕生させた新種族「魔族」と「戦士族」であることを知る。  本来在るべき場所へと招かれた二人は、専門の学院に入ることになるが、これまでの常識が一切通用しない環境の中、二人は早々に落ちこぼれのレッテルを貼られてしまう。  果たして二人に明るい未来は訪れるのか? そして、その裏で蠢く人と国の陰謀とは―― (※更新頻度は遅めです。当作品は前後二部構成、前編は四章で完結予定です)
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登録日 2017.08.28
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