左野くらげ
前世はきっとナマケモノです。
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上田聖は大学卒業後もアルバイトをしていたカフェで契約社員として働いていた。そんな仕事が終わった夜、ストーカーに追いかけ回されていた。土地勘のないシャッター街まで逃げ込んだが力尽きてしまい、己の人生が終わる事を悟って目を閉じた。その瞬間、自身を青い光が包んだ。温かな光を感じたが、そのまま意識を手放してしまう。気が付けば、まるでファンタジー世界の住人のような金髪碧眼の男が自分を見つめていて、『伴侶』と言い出した。
文字数 32,601
最終更新日 2024.03.17
登録日 2022.10.31
１２の街に分かれた【パラディオ】には、１２人の魔法使いがいた。その１１番目の都市の魔法使いトパーズは、民達に寄り添って生きて来た。けれどそんなある日、原因不明の病が発生する。今まで症例のないもので、どんな薬を作っても病状は回復しない。１２の街の魔法使いに相談すると、他の街でも同じ病が広がっているようだった。特効薬を作る為に薬を開発していたが、自分もまた民達と同じ病に掛かってしまう。
文字数 34,029
最終更新日 2024.03.03
登録日 2022.08.01
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