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恋愛 連載中 長編 R18
幼い頃に両親を失い、国の象徴である英讃教団の劇場で小間使いをするマリアンナ。 彼女もまた美声の持ち主であったが、奥手で自身の才能にも気づいていないことから舞台に上がることはできずにいた。 ある夜、使いに出た先でマリアンナは『ファントム』と名乗る姿なき声の主に歌の指導を受けることとなる。 深夜の劇場を舞台に稽古をこなす彼女であったが、ある夜、謳姫であるメレーサに目撃され、衝動的に出奔した。 行き場を失い行き場を失った彼女を救ったのは、美形の貴公子ジスラン。 どしゃぶりの中、橋の下を覗き込むマリアンナを身投げしようとしているのだと誤解したようで……? 屋敷に連行されたマリアンナは、彼に『愛しい婚約者のフリをしてほしい』と提案されたマリアンナはそれを承諾し彼の治める屋敷に身を置くこととなるが、地上と魔界を揺るがす陰謀へ巻き込まれることとなる――――。
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文字数 90,955 最終更新日 2024.03.27 登録日 2024.01.26
恋愛 連載中 長編 R18
「俺のミューズは嘘が下手だな……そんなところも愛おしい」 ディアナはその日、義姉のロレーヌに代わり、『狂夜公』――あるいは白夜公と称される美貌の辺境伯リカルド・レブロージェの妻として娶られた。 訳あって人目を避けるように生きて来たディアナを、リカルドはこれでもかというほど溺愛してくる。 初夜を迎えようという時、ディアナはリカルドを蝕む黒い靄を目撃した。これこそが彼の血を駆り立て白夜公たらしめる怪異の正体であり、ディアナが幼い頃から目にしつつも普通の人間として生活するため触れることの許されなった異変であった。 王都で、あるいはレブロージェ領にて日々を過ごすうち、 これがレブロージェの端、虚牢の森に巣食う人間を狂わせる人狼の正体であることに気づくディアナ。 そこには『魔性の乙女』とそれに狂わされた男、そして地上を彷徨う魂たちの悲しい物語があった――。 レブロージェ当主にかけられた狂気の呪いにより、余命いくばくもなく、自身がディアナを手にかけてしまうのではないかと怯える陽気な色男、リカルド。 そして自身は姉の代わりに差し出された生贄であると思い込み、その『魔性』から目を背けて生きて来た卑屈な美少女、ディアナ。 二人の想いが、悲恋と呪いに終止符を打つ――――。
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文字数 85,009 最終更新日 2024.03.17 登録日 2024.01.25
BL 完結 長編 R18
神に愛され世界樹を賜りし国『トゥライダ』で生まれた聖なる神官――フィエル。 その祖国は『董來』へと名を変え、冥陽国へ取り込まれてしまった。 冥陽国は神の怒りを受け天から地上へと堕とされた獣を祖とする堕狼族の国。 血の気が多く気性が荒いという彼らを恐れる者が大半を占める中、堕狼族の親友を持つフィエルにとって大した問題ではなかった。 国をよき方向へと導く世界樹の化身・烏仙王の不在を告げるため皇帝への謁見に臨むフィエルだったが、 皇帝には存在するはずのない烏仙王が侍っていて――。 もふもふで豪胆な皇帝と清廉な神官のお話。
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小説 21,266 位 / 21,266件 BL 957 位 / 957件
登録日 2021.10.28
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