志々尾美里

志々尾美里

へっぽこ創作主です。長年思い描いていた物語をそろそろ形にしようと思います。
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SF 連載中 長編
テニスでは試合前にコイントスでサーブの順番を決める。 そのときコインを投げる主審が、選手に問う。 「Head or Tail?(表か、裏か)」 東京五輪で日本勢が目覚ましい活躍をみせ、政府主導のもとスポーツ研究が盛んになった近未来の日本。 テニス界では日本人男女ペアによって初のグランドスラム獲得の偉業が達成され、テニスブームが巻き起こっていた。 主人公、若槻聖(わかつきひじり)は一つ上の幼馴染、素襖春菜(すおうはるな)に誘われテニスを始める。 だが春菜の圧倒的な才能は二人がペアでいることを困難にし、聖は劣等感と“ある出来事”からテニスを辞めてしまう。 時は流れ、プロ選手として活動拠点を海外に移そうとしていた春菜の前に聖が現れる。 「今度こそ、春菜に相応しいペアになる」 そう誓った聖は、誰にも話せなかった“秘密のラケット”の封印を解く。 類稀なる才能と果てしない研鑚を重ね、鬼や怪物が棲まう世界の頂上に挑む者たち プロの世界に夢と希望を抱き、憧れに向かって日々全力で努力する追う者たち テニスに生き甲斐を見出し、プロさながらに己の限界を超えるべく戦う者たち 勝利への渇望ゆえ歪んだ執念に憑りつかれ、悪事に手を染めて足掻く者たち 夢を絶たれその道を諦め、それでもなお未だ燻り続ける彷徨う者たち 現在・過去・未来、遍く全ての記憶と事象を網羅した「アカシック・レコード」に選ばれた聖は、 現存する全ての選手の技を自在に操る能力を手に、テニスの世界に身を投じる。 そして聖を中心に、テニスに関わる全ての者たちの未来の可能性が、“撹拌”されてゆく――。
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小説 23,847 位 / 183,823件 SF 170 位 / 5,092件
文字数 903,365 最終更新日 2024.04.10 登録日 2021.08.12
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