☆毎週木曜に更新
長くなってきたので、短編→長編に変更しました。(2022/07/13)
《魔法師育成職業訓練校》通称:魔法学園は、貴族の成人男子のみが在籍を許可されている、全寮制の学園である。
2人1部屋となれば、その室内ではいろいろなことが起きている……
という、オムニバス形式です。
最初の話は『成人したので』です。
文字数 165,066
最終更新日 2022.08.19
登録日 2022.03.31
☆全3話 完結済
俺は今、大事な手紙を探している。
婚約者…いや、元婚約者の兄から預かった、《確かに婚約解消を認める》という内容の手紙だ。
アレがなければ、俺の婚約はきちんと解消されないだろう。
父に言われたのだ。
「あちらの当主が認めたのなら、こちらもお前の主張を聞いてやろう。」
と。
※当主を《兄》で統一しました。紛らわしくて申し訳ありませんでした。
文字数 2,654
最終更新日 2022.07.18
登録日 2022.07.18
☆全3話 完結しました
「あ、つかまってる」
僕がその言葉を聞いたのは、会社を休んで耳鼻科に行く途中だった。
その言葉は、電波系子役バラドルとして活動中の《アイコちゃん》によって紡がれた言葉だった。
彼女は、主にネット上で活動している、たぶん占い師とかの括りだと思う。
彼女の売りは《予言》だ。
今、彼女は僕の目の前で、車道のタクシーに向けての発言だったと思う。
だから僕は、『あのタクシーがスピード違反で捕まるのかな?』と、その程度にしか考えなかったのだ。
文字数 4,098
最終更新日 2022.07.18
登録日 2022.07.18
☆全9話
完結致しました。
挿入時の表現ありません。
むかしむかし、とても奥手の王様がいました。
大大大好きな隣国のお姫様と婚姻して、とても幸せな毎日を送っていた王様ですが、大事に大事にしすぎて手も出せず、そのうち王妃様は病気で儚くなってしまいました。
ショックのあまり呆然とする王様。
けれどそこへ、王妃様の実家(隣国)から挙兵され、王様は処刑されてしまいました。
…………が、次の瞬間、この世を去った王様は瞼をカッと開いた。
「キャーーーァァ!!」
響き渡るのは、婚姻式前日の隣国のお姫様(後の王妃様)の悲鳴。
「え? 何で生きて……?」
「それはこちらのセリフよ。ハァ…わたくし、やり直しの世界では絶っっ対に貴方と婚姻したくなかったのに…」
「そんな! 僕は君のことを愛していたのに……」
「でも貴方、私に手出ししなかったじゃない。」
そんな2人のやり直し人生の話。
文字数 10,029
最終更新日 2022.05.29
登録日 2022.05.28
☆全6話、完結しました。
マリエッタは転生令嬢。
ここが前世のゲームでも小説でもない世界だとわかってはいるけれど、王子との婚約と言えば、卒業パーティで婚約破棄がセオリーでしょ。
そう言って、初等部・中等部と卒業パーティ時に婚約破棄を狙ったものの、見事玉砕していた。
さて、いよいよ今日は本命中の本命、高等部の卒業記念ダンスパーティ。
高等部が最後のチャンスとばかりにもろもろ頑張ったマリエッタの集大成な日がとうとうやってきた。
文字数 9,400
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.05.08
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
文字数 4,402
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.30
☆全6話
完結しました
とあるノートの内容から、双子の妹と自分の死を回避するため奔走する俺は、最終的に双子の妹と入れ替って第2王子と婚姻したのだが……
文字数 7,609
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.28
☆全3話
僕の双子の妹は、病弱な第3王子サーシュ殿下の婚約者。
でも、病でいつ儚くなってしまうかわからないサーシュ殿下よりも、未だ婚約者の居ない、健康体のサーシュ殿下の双子の兄である第2王子殿下の方が好きだと言って、今回もお見舞いに行かず、第2王子殿下のファンクラブに入っている。
妹の身代わりとして城内の殿下の部屋へ向かうのも、あと数ヶ月。
けれど、向かった先で殿下は言った。
「…………今日は、君の全てを暴きたい。
まずは…そうだな。君の本当の名前を教えて。
〜中略〜
ねぇ、君は誰?」
僕が本当は男の子だということを、殿下はとっくに気付いていたのだった。
文字数 4,282
最終更新日 2022.04.23
登録日 2022.04.23
☆全9話
本日中に完結しました
政略結婚優勢のこの国の王太子に、女神は《真実の愛》を与えた。
王太子の婚約者だった令嬢は突然の婚約解消に傷付き、自身の婚姻予定日にそのまま婚姻しようとした王太子と聖女を斬りつけ、自身は王太子の護衛により討たれた。
だが、心残りがあって自身の半生をやり直すこととなった。
同様に、やり直すことになった人は他にも居て……
文字数 12,704
最終更新日 2022.03.26
登録日 2022.03.26
俺はサガリ。
来月から新入社員になる、ギリ大学生だ。
ある日、双子の妹のマリヤに言われた。
俺の親友でもあるイチと同棲する部屋の内見に代わりに行ってくれと。
その待ち合わせからの、もろもろ。
☆R18若干匂わせ
全3話、完結しました。
文字数 4,423
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.17
とある酒場で出会った男女には、実は秘密があった。
秘密その1 王都のS級冒険者の正体は、男装の女子
秘密その2 可憐な女給さんの正体は、隣国の侯爵子息
秘密その3 男装女子は家出した辺境伯令嬢
文字数 60,719
最終更新日 2022.02.28
登録日 2022.01.28
☆全3話
完結しました。
オレ─スイ─とあいつ─セリ─は、場末の酒場で意気投合しただけのハズだった。
文字数 3,803
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.02.05
☆全12話、完結済
ミーリャは神殿直属、白い結婚専門鑑定人である。
仕事にはプライドを持って関わってきたつもり。
けれど、戦後、自由恋愛の増加に伴い廃業の危機を迎えていた。
そんな時、実家の父より呼び出しがあった。
先王の第9王子で王族の執務を担うも、うだつの上がらない窓際業務ばかりだったはずの父が国王になったとのこと。
そんな訳で、王女としてはそんなに若くもないミーリャ(25)は、敗戦の人質として隣国へ嫁に行く事になったのだった。
文字数 17,508
最終更新日 2022.01.27
登録日 2022.01.16
設定こちら↓
リョウタはごく平凡なサラリーマン。
ただ、平凡すぎて給料も平凡なので、最近副業を始めた。
それは…
『素人ゲイのSNSに、オナニー動画を毎日投稿する』
というもの。
閲覧者からの《おひねり》の個数が貯まると、某ネット通販会社のポイントに交換できるのだ。
けれどリョウタはある日大失態をおかしてしまう。
ヘッドハンティングされた先輩の送別会の日、酒のせいで録画前に寝落ちしてしまい、翌朝も寝坊してしまった。
けれど《おひねり》は連日更新しなければ半減してしまう!
それは避けたいリョウタは…………
文字数 6,593
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.03
☆全4話
完結しました。
あれ? 私って公爵家次男のスティーブを婿にして侯爵家を継ぐのでしたよね?
というように、登場人物のほとんどの人が勘違いをして行動します。
さぁ、あなたはいくつ見つけられるかな?
☆全部見つけても、何も出ません。
文字数 5,593
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.12.09
鼻が利くジャンは、お付き合い中のカップルを鼻で嗅ぎ分けるのが得意な学園生。
ある日の学園からの帰り道、父の匂いがする男を見つけ、後を付けた。
文字数 40,720
最終更新日 2021.12.08
登録日 2021.10.31
僕はごく普通の母校の高校の家庭科の教員のシノダと申します。
僕は今、夕方になると教室から嬌声が聞こえ、僕の椅子に精液が掛けられるけれど無人という怪奇現象に見舞われています。
この現象は一体…?
文字数 68,522
最終更新日 2021.12.02
登録日 2021.10.28