「ふあ~~ヒック。ただいま~~」
酔っ払って帰ってきた旦那の憲治。
毎晩上司との付き合いで帰りが遅くなる。
「またそんなに酔っ払って帰ってきて!飲みすぎよ」
私は旦那を叱った。
「仕方がないだろう。な、アユミ、風呂、風呂を沸かしてくれよ」
「・・・わかったわ」と返事をする私。
20分後。
「お風呂が
文字数 862
最終更新日 2021.05.24
登録日 2021.05.24
スマホを見ていると「な、スマホばっかり見てるんじゃないよ!」と酷く旦那が怒ってくる。
「なんでよ、ママ友とLINEしてるんだからいいでしょ」
「俺の愛情よりも、ママ友との友情をとるっていうのか?」
目くじらを立てて怒る
文字数 1,200
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.05.23
「あら、いい色ね」ママ友の真由さんが、昨日買ったばかりの私の財布を見て言ってくる。
「ええ、ふらりと立ち寄ったデパートで売ってて、一目惚れしちゃいました」
「なかなかない色よね。
文字数 1,102
最終更新日 2021.05.22
登録日 2021.05.22
住宅街のはずれにある少し大きめの公園。
公園のベンチに座っていたら、ものすごく人の気配を感じるんだ。
その気配は、なんだか遊んでほしいって感じの雰囲気を出しながら寄って来る。
だから、恐怖
文字数 1,022
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.05.21
「マドカさんの旦那は高収入、高身長なのよね?羨ましいわ~」
「本当に。私の旦那なんて低収入、低身長でがっかりよ」
「うちもよ、
文字数 1,158
最終更新日 2021.05.20
登録日 2021.05.20
起き上がると、俺は凄い高い所にいた。
下を見下ろすと、そこは鉄塔の上だった。
それも、東京のど真ん中にある、高さ300mもある場所だ。
鉄塔の先端にロープでグルグル巻きにされている。
「なんで、なんでこんな
文字数 987
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.19
今年に入って、いろいろとストレスが溜まることがあり、とうとう病気になってしまった私。
「即、入院ですね」すぐに入院してくださいと医者に言われてしまった。
「じゃ、入院するから、
文字数 720
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.19
42歳で子供を産み、55歳でうちの子供と同学年の娘を持つママ友の小田桐さん。
運動会で大玉転がしを終えた後、地面に倒れるようにして座り込む。
「はあ~、疲れた疲れた。
文字数 1,114
最終更新日 2021.05.18
登録日 2021.05.18
梅雨の時期になると・・・俺はむしょうに辛くなる。
その理由は、近所に住む優梨子さんの部屋の窓がずっと閉めっぱなしになるから。
「ああ、見えない・・・カーテンまで閉めてるから優梨子さんの裸体
文字数 1,045
最終更新日 2021.05.17
登録日 2021.05.17
ああ、人妻。
愛する旦那のために料理を作り、夜はベッドの上でご奉仕する姿を想像しただけで俺は不倫したいと強く思う。
「誰でもいい。俺のこの人妻と不倫したい欲望を満たして欲しい」
そう思いながら俺は
文字数 635
最終更新日 2021.05.16
登録日 2020.11.28
「なんなの・・・これ」お泊りデートをした彼氏が私の部屋にスマホを置き忘れて行った。
電源が付いていたスマホを手に取り、表示画面をなにげなく見てみると、マッチングアプリなるものが表示されている。
「ん?
文字数 906
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.05.16
「麻衣子さん。元気?」ママ友の美津子さんが家にやって来た。
「どうも。元気ですよ」
「そりゃあよかったわ。あなた、確か料理を作るの、うまかったわよね?」
「え、ええ」
「でさ、相談なんだけど。あたしの
文字数 1,027
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.05.15
地元が静岡の俺は実家に帰省した。
「よく帰ってきたな!東京に行ってからほとんど会えなかったよな。いやあ、嬉しいよ」
高校時代の友達と3年ぶりに再会した俺は家に仲良しの3人を呼び、再開パーティを開いていた。
「な、せっかくだからさ、どっか行こうよ。
文字数 819
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.05.15
「お母さん、来週の木曜日に三者面談があるの。午後の16時から」と娘にそう言われた。
「来週の木曜日ね…ええ、わかったわ」と答える私。
カレンダーを見ると、あと9日後。
「ああ、
文字数 1,102
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.05.15
家には、代々受け継がれているお面がある。
そのお面は、一族の者の顔をかたどっているという。
「このお面は必ず壁に飾らないといけない。もしも9日間飾らなかった時は…」
そう言って、おばあちゃんは息を引き取った。
文字数 1,076
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.05.14
「ああ、快適だわ」とホテル生活を送るママ友の咲絵さんから夜遅くに電話がかかってきた。
「あたしね、沖縄のホテルに1週間も泊まってるのよ」
「凄いですね。ホテルに1週間も宿泊できるなんて」
「まあね。
文字数 1,053
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.05.14
違う。
私は戻らない。
今の環境のままでは。
なぜなら私は逃げているか・・・それは、自然を求めて。
ずっと小さな檻の中に閉じ込められていたんだもの。
本当はもっと広い場所で歩きたい。
もっと広くて
文字数 687
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.05.13
街で見かけた宅配会社のお兄さんが、重そうな荷物を運んでいた。
その腕は筋肉質で引き締まり、日焼けしていてとても逞しいの。
「ああ、あんな腕に抱かれてみたい…」私はそう思いながらお兄さんが
「ごめんなさい」
文字数 1,166
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.05.13
子供を生むから私を愛して。
不倫でもいい。
ただあなたの愛が欲しいの。
そして、奥様からあなたを奪いたい。
奪い、命をかけてあなたとの愛を貫き通したい。
文字数 849
最終更新日 2021.05.12
登録日 2021.05.12
小学校2年生になる息子の担任の教師が家庭訪問にくることになった。
「はい、では16日の午後13時ですね。了解しました」
電話を切った後、ドキドキする気持ちを静めるために、私は計算した。
息子の担任の教師は、俳優の吉○亮に激似。
そんな教師が
文字数 1,033
最終更新日 2021.05.11
登録日 2021.05.11