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転生ヒロイン(男)、エドワード=グリフィスは困惑していた。
入学初日――目の前に現れたのは、転生前にプレイしていたゲームでは見たこともない圧倒的なオーラを放つ【悪役令息】セドリック=エルヴァースだった。
なぜか全ての攻略対象はセドリックに心を奪われており、ハーレム計画は早くも崩壊寸前。王太子、宰相の息子、騎士団長の息子、クールな一匹狼――誰もがセドリックに翻弄されていた。
さらに、プレイ途中で転生してしまったために見ることができなかった隠しキャラのアレクシス=リューデンが、学園の片隅でじっとセドリックを見つめていた。
※主人公は悪役令息です
文字数 3,200
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
世間からは「悪虐皇子」と呼ばれている第4皇子のリュシアン。血を好み、罪なき者をも処刑台に送る冷酷な怪物だと噂されている。だがそれはすべて偽りだった。帝国を血に沈めた最悪の未来をやり直すため、自らの命を代償に時を遡り処刑で奪った命を密かに蘇らせている。
その度に首に刻まれる黒き印。輪が閉じた時、リュシアンの命は失われる。
そんなリュシアンに立ち塞がるのは『正義の象徴』騎士団長オルフェウス。かつてリュシアンを救い、今はリュシアンを見放した男。
オルフェウスが本当のリュシアンを見抜いた時、リュシアンのすべては崩れるのか、それとも⸻救われるのか。
文字数 5,383
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.09.30
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