アリス

アリス

よろしくにゃ☆
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恋愛 連載中 長編 R18
道明寺万理──16歳、うら若き女子高生である。 ふと、彼女は道端で蹲る6歳くらいの男の子に声を掛けた。 「キミ、大丈夫?」と。 あり得ない事だが──その男の子は“神様”だった。 男の子は泣いていた。 大切に…大事にしていたモノを“彼”──後に邪神だと知らされるが──にいつも壊される、と。 嘆いていた。 「そう──じゃ、この後バイトだから 。」 「え──っ?」 万理はスタスタと男の子の側を離れて行った。 え、何故って? ……。 …………あのさ、私と男の子(後に神と知る)にどんな関係が? 例えクラスの子にいじめられて居たとしても──助けないよ? 私、バイトに向かう途中、 男の子、なんか泣いて?蹲っていたから声掛けた→早く終わりそうなら、そのまま見捨てる。 怪我か病気なら通行人に任せ放置だ。 バイトには余裕を持って出たけれど…出来れば余裕を持って挑みたい。 ───と、思って居たのだけれど。 翌日の朝、いきなり“召還”されるとは…思いも寄らなかったのである。
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異世界ケルミナにクレイドル王国と言う国在り。 即位して僅か数年で小国だった辺境の国を“大国”へと押し上げた。 その国の女王の名は──ベアトリーチェ・ベルベット・ディア=クレイドル。 齢23歳の女王は未だ─未婚である。 睡眠と研究が趣味の風変わりな女王の統治と“婿探し”の物語…かもしれない──
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「神様神様~、私あのゲーム好きなのよね~。」 「…それってヘラ○レスの栄光?」 「そう、それ。」 「身体をあれこれ入れ替えて戦えるのが新しいよね、4の」 「あー…あったな、確か。ドラクエとは違った不朽の名作だな」 「もし転生するなら欲しいのは身体を自由に入れ替える異能が欲しい。 …何てゆうか…ロマンじゃん?」 「……。」 「……。」 ……二人──神の不注意で死んだばかりの少女とそんな齢16歳にしてうっかりミスで死んだ原因の張本人「神」が話しているこの場は…市松模様の黒白床の上、黒塗りのソファに腰掛け対面しているこの場所は──<狭間の界>。 世界と世界の狭間──生と死の分岐点…逢う魔ヶ時だとか、黄昏時とか言われる場所。 本来は魂は留まれない場所──だが、『今は』神の不注意による意図しない少女の死なので……このように招いているのだ。 ──今は神が対面に座る少女に対する次の転生先での『要望』を聞いている最中である。 これはそんな『憑依系令嬢』が周囲の人から人へと憑依して憑依したり憑依して問題を解決したり、婚約破棄を物理で解決する物語──なのかもしれない。 『憑依出来る人』を探す旅路の果てに公爵令嬢は幸せを掴むのだろうか?
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「エミュリア・フォン・ローエンブルク!貴様との婚約を破棄する!!」 「お好きに」 …これが、王立学園の卒業式後の卒業記念パーティーのホールの真ん中に告げられた言葉だ。 灰色の瞳にキンキラキンと輝く金の髪…細身の体躯に“黙っていれば”カッコいい私の元婚約者…それは本当にありがたい話だ。 ニコッと笑ってなんぞ喚いている王子様──誰だっけ?──を無視して。 ま、いーや。 「んじゃ、さよなら~♪」 そう、卒業記念パーティーからも公爵家からも出奔した…。
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