考えすぎない

仕事で「自信がない」ときの考え方

2018.03.14 公式 考えすぎない 第17回
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仕事でもプライベートでも、私たち日本人はその勤勉さゆえなのかつい考えすぎてしまうことが多いように思います。しかしそうした日々の悩みは、ほとんどが“考えすぎ”を原因としています。この“考えすぎるクセ”を改善すれば、もっとラクに生きることができるはず……この連載では、「考えすぎずに生き、もっと幸せになる」ための方法を紹介していきます。 

「自信がない」と考えすぎない

何かをやる前に、ふと「自信がない」と考えてしまうことがあるという人は多いでしょう。

「自信がない」「××たら、どうしよう」などと考えても、不安になったり気もちが沈んだりしてしまうだけでいいことはありません。

そういう時にはまず、「自信なんてなくてもいい」と考えてみてはどうでしょうか。

そもそも自信があるかないかなんて考えていない人も多いのです。

「自信」という言葉にあまりこだわらないほうがいいでしょう。

そして、「やってみなければわからない」「やれるだけやるしかない」「べストを尽くせばいい」「(自信がないなどと考えるよりも)どうしたらいいかを考えよう」などと考えたほうがいいのです。

「××たら、どうしよう」と不安な気もちになるよりも、「○○たらいいな」と希望をもち、「ではどうしたら?」と、自分にできることを考えたほうがいいでしょう。

「その時にできることを考えてやる」というのが〝ベストを尽くす〟ことになるのです。

自分の心を支える

今は何もできない、やれることがない場合もあるでしょう。そんな時には、不安に負けないように、自分の心を支える心がけが大切です。

たとえば、「○○できないのではないか?」と不安になった時には「できる、できる」、「失敗したらどうしよう」と思った時には「その時はその時」、なんとなく不安な時には「大丈夫、大丈夫」、そして最後は「なるようになる」。

その他にも、「(もう少し力を抜いて)ラクな気もちでやろう」「余計なことを考えずに、ただ続けよう」「完璧でなくていい。それなりにやればいい」「好きな歌(元気になれる歌)を口ずさみながらやろう」などと、その時々に自分の心を支えられるような考え方ができると、なおいいでしょう。

このような簡単な言葉でも、心の中で言えば、不安な気もちを軽くすることができるのです。このような心がけができるかどうかが、実は大きいのです。

自信をつけるためには

本当に自信をつけるためには、やれるだけやって、その結果をいい経験にしていくことです。

できた時の達成感が自信を育てていくのです。失敗や困難も、それを乗り越えることで自信になります。

自信がないからとやらなければ、いつまでたっても自信はもてないでしょう。自信をもてるかどうかは「経験による」部分が大きいのです。そこで、「いい経験をするつもりでやってみよう」と考えてみてはどうでしょうか。

失敗は、メゲたり落ち込んだりするだけで終わりにしてしまうのがいちばんよくないのです。

失敗も「いい経験にしよう」という考えが予めあれば、何かしら学べることがあるはずです。それを活かせた時には、それなりの自信になるはずです。

とにかくやってみれば、(何もしなければ得られない)貴重なものを手に入れられる可能性があるのです。自信もその中の一つです。

やると決まっていることは、自信がなくてもやるのです。

どうせやるのなら、「自信がない」「××たら、どうしよう」などと思いながらやるよりも、「自信なんてなくてもいい」「ベストを尽くせばいい」「うまくできたらいいな」「失敗しても、いい経験になる」などと考えてやったほうがいい結果に結びつくのではないでしょうか。


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プロフィール

本多時生
本多時生

1956年7月、神奈川県生まれ。電気通信大学卒業。ソフト開発の仕事の傍ら、20代後半より「人の幸せに関する研究」をライフワークとしてはじめ、1996年には「幸せのホームページ」を開設、現在までほぼ毎日更新を続けている。

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