絶対に失敗しない起業術

成功する起業家は「今日やること」が明確になっている

2018.10.16 公式 絶対に失敗しない起業術 第7回
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「今日、何をしてたんだろう……」となっていませんか?

「今日やることが分かっている」
と自信を持って言える人は、ビジネスでもなんでも成功させてしまいます。

一人の人間がやれることは限られていますが、やるべきことに集中できれば大きな成果は誰にでも出せるのです。

取り立てて特徴や強みがない人でも、いつの間にかけっこうな売上を生み出したりしています。

逆に、スキルや経験が豊富な人でも、「今日、何をやればいいのかわからない……」という人はなかなか前に進みません。

その人にやる気がないわけではありません。
やる気は十分だし、大きな夢も語ってくれます。

「新商品を出すつもりだ」
「新しいマーケティングを導入する」
「お店を出そうと思う」

と意気込みはしっかりしています。

しかし、数ヵ月たって再会しても、同じことを言っています。
その間、何も進んでいないのです。

「毎日、何をやっているんですか?」
と質問しても、「えーっ……」と口ごもって、すぐに答えられません。

つまり夢を見ているだけで、何もしていないということなのです。
漠然と1日を過ごしてしまっているのです。

もちろん、何もやっていないわけではありません。
メールの返信や雑務に追われて、あっという間に1日が終わってしまい、「今日も忙しかった」という気分を感じています。

忙しいわりに、「今日、いったい何をやっていたんだろう……」と自己嫌悪になるわけです。

あなたはいかがですか?

今日、やるべきことが分かっていますか?
今やっているその仕事は、ちゃんとあなたの未来につながっているでしょうか?

今の行動を未来の成功につなげるには?

どうして、今日やることが分からないのか?
どうして、今日の仕事が未来につながっている手ごたえが感じられないのか?

それは、「夢」から「目の前の行動」へ、逆算していないから、です。

うまく行っていない人は、自分の「夢や目標」と「目の前の行動」がリンクしていません。

夢物語としてワクワクはしていても、現実とはまったくの別世界であり、「いつかそこに行けたらいいな」とだけ考えています。

セミナーなどで学んでも、「今日学んだことの中で、何をいつやりますか?」という質問をすると即答できないこともよくあります。

自分にとっての具体的なアクションに落とし込む、という作業がぽっかり抜けているのです。

一方で、成功している人は、夢と目の前の行動がリンクしています。

「この作業で夢に一歩近づく!」とワクワクとしたイメージを持ちながら、目の前の仕事をこなしていきます。

ですので、大事なのは、夢や目標を小さなアクションに細分化していくことです。

でも、これは難しいことではありません。
「紙」と「えんぴつ」があれば誰でもできます。

3年かかる目標であれば、
2年後、
1年後、
どこまで到達していればいいのか?

半年後、
3か月後、
1か月後、
という風に逆算していくと、今週やるべきこと、今日やるべきことが明確になっていきます。

難しい事業計画でなくて大丈夫です。

紙でもホワイトボードでも黒板でもいいので、スケジュールを逆から書いていくだけで、だんだんと今やるべきことが見えてきます。

例えば、お店をやっている人が12月のクリスマスシーズンにキャンペーンを開始するのであれば、11月末には準備ができていなければなりませんよね?

そうなると10月頃からさまざまな発注が必要ですし、9月終わりには企画が決まっていなければなりません。

じゃぁ、9月の始めか8月ごろには企画を考え始める必要があるな、ということが分かります。

そうすると、最初の仕事は、

・他社のキャンペーンを見てみる
・参考になる雑誌を買う
・アイデアをとにかく列挙する

などの簡単なことから始めればいいことが分かります。

これぐらい具体的で小さな作業だと、何をすればいいかイメージがわくので、人は行動できてしまいます。

しかも、逆算で見えてきたアクションですので、未来につながっている感覚も得られます。

こういった小さな行動を1つずつこなしていくと、最後には大きな成果が生まれるわけです。

その1時間で人生は変わる!

多くの人は誰かの成果を見て、「成功するためには、何か大きなことをしなければならない」と勘違いしてしまいます。

そして、小さな作業をバカにして行動を取らなくなるわけです。

本当は小さな1日の、そして1時間の積み重ねが大きな成果を生みます。
毎日のコツコツが人生を変えますので、たった1時間を過小評価しないでください。

資料を作るには、1行1行書くしかありません。
物販をするなら、1つ1つ配送作業をしなければなりません。
本の原稿は1行1行書くしかありません。
たくさんのファンがいる人は、1人ひとりにはがきを送っていたりします。

大きな仕事、大きな売上は、すべて小さなアクションの積み重ねです。

人生を変えるとは「目の前の1時間の使い方を変える」ことです。

ビジネスにおいて、行動を起こすのは自分自身です。
他の誰でもなく、自分のアクションでしか人生は変えられません。

逆に言うと今日の小さなアクションが必ず人生を変えます。

そんなことで変わると思えないかもしれませんが、実際にはそれで人生は変わります。
小さな一歩だとしても、必ず前進しています。

365日あれば、かなり大きなことができます。

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プロフィール

今井 孝
今井 孝

株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング
代表取締役

大手IT企業でいくつもの新規事業開発を手がけ、初年度年商が数億円を超える事業で社内アワードを受賞。その実績をもとに意気揚々と独立したものの、スモールビジネスの成功法則を知らなかったため、いきなり挫折。セミナーを開催しても閑古鳥が鳴き叫ぶばかり。挽回のために数百万円を投資して作成した教材はほとんど売れず、部屋を占領する在庫の山に。ネット広告につぎ込んだ資金は一瞬で消えてしまい、胃の痛みと闘いながら起業1年目は終了。
その後、10年連続300人以上が参加するセミナーを主催。トータルでは6,000人以上に。
集客できるようになった一方で、毎回結果を出すことに囚われるようになり、「やらなければ……」という苦しさを味わい、その結果、数多くの経営者から学びを得て“過程を楽しむ”という本質に到達した。売上に執着し過ぎることを消し去ったのは「誰かのために貢献し続けたい」という思い。そこで、ビジネスを心から楽しめるようになる。
それらの経験を踏まえたマーケティングとマインドに関するさまざまな教材が累計3,000本以上購入されるなど、3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝え、最初の一歩を導いた。
誰にでもわかりやすく、行動しやすいノウハウと伝え方で、「今井さんの話を聞いたら安心する」「自分でも成功できるんだと思える」「勇気が湧いてくる」と、たくさんの起業家に支持されている。

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