絶対に失敗しない起業術

数千万円損しても取り返せる起業家になる方法

2019.04.02 公式 絶対に失敗しない起業術 第18回
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いくら損したら、ビジネスをあきらめるのか?

「1万円損したから起業をあきらめました」
という人がいたらあなたはどう思いますか?

「1万円ぐらいであきらめるなんてもったいない」と思うかもしれません。

では、その額を少しずつ大きくしてみましょう。

「10万円損したからやめた」
「100万円損したからやめた」
「1000万円損したからやめた」

あなたはどの額であれば、「当然やめる」と思うでしょうか?

成功している人は日々、数千万円単位で成功したり損したりしながらビジネスを行っています。

彼らが数千万円損してもやり続けられるのは、「数千万円ぐらいなら取り返せばいい」という気持ちでいられるからです。

「そんな大きな額の失敗なんて想像できない」

という方も多いと思いますが、実は、誰でもそんな領域に行くことができます。

数千万円を投資できる人に誰でもなれるのです。

もちろん、今すぐに、というわけではありません。
少しずつそうなっていけるのです。

今回は、「どのようにしたら、大きなチャレンジをできるようになるのか?」という多くの人の疑問にお答えする内容です。

数千万円を投資するために必要な「成功体験」

さて、数千万円を投資できるようになるには、数千万円を取り返す自信が必要です。

なぜ、その自信ができるのか?

それは、500万円、1,000万円と売上をあげた経験があるからではないでしょうか。

つまり、今までの「成功体験」があるからこそ、「同じようにやればまた稼げる」という自信が生まれるということです。

テクニックやノウハウではありません。
知識レベルで知っているだけではなく、「成功体験」として感情に刻み込まれていることが、非常に重要なビジネスの要素であるということです。

「でも、そんな売上はすぐには無理だ」

という方も心配いりません。

いきなり大きな成功体験を積もうという話ではありません。
最初は小さな額からスタートすればいいのです。

「1万円稼げた!」
「10万円稼げた!」
「100万円稼げた!」

と、少しずつ成功体験を積めばいいわけです。

1万円が稼げたら、それを10回やれば10万円ですので、10万円ぐらいの投資をすることが怖くなくなってきます。

少し高額のセミナーに行って新たに学んだり、人脈を広げて行くこともできます。
もちろん、読みたい本はそれほど迷わず購入できます。

10万円が稼げるようになれば、100万円ぐらいの投資もできます。
さらに高額のセミナーに参加したり、広告にお金をかけていくこともできます。

100万円をポンと稼げるようになると、かなり自由度が上がります。
いろんな可能性が広がってきます。

また稼いで取り返せばいいやと思えるので、新しいチャレンジも怖くなくなっていくわけです。

ですので、大事なのは、小さくてもいいのでしっかりと着実に成功体験を積む、ということです。

最初の100円、最初の1,000円からでいいので、1つずつ成功体験を積んでください。

高すぎる目標が成功体験を阻む

しかし、多くの人はこれができません。

だいたいの場合、目標が高すぎるのです。

「1億円稼ぎたいです!」
「1,000万円稼ぎたいです!」

というのが典型的な高い目標ですが、そこに根拠がまったくないのです。

そして、そのような高い目標を立てて、達成できずに挫折して、自信を失います。

人は自信を失うとどうなるでしょうか?

さらに高い目標を立てて、遅れを取り返そうとします。

そんな目標はまったく実現不可能ですので、また挫折して自信を失うという負のスパイラルに陥ってしまうのです。

しかし、多くの人は自分が大きすぎる目標を立てていることに気づきません。

例えば、あるコーチの方から、「3ヶ月で20人のクライアントを取りたい」という相談を受けたことがあります。

「じゃぁ、1人目は何月何日に契約を取りますか?」

と聞くと、

「ええっと……。1人も取れる気がしません」

という答えが返ってきました。

これがまさに、高すぎる目標でした。

言葉にしてみてようやく、目標と現実のギャップがけっこう大きいと気づきます。

このとき、彼女は0から1にするところが一番のネックになっていました。
ここを乗り越えない限り、クライアント20人なんてありえません。

ですので、私が提案したのは「クライアントをまず1人取ること」を目標にすることです。
とにかくそこにフォーカスしてやりきるわけです。

そうすると1ヶ月ぐらいして、新しいクライアントさんが獲得できました。

そうすると、もう1人、もう1人とクライアントを増やすことはそう難しくなくなりました。
成功体験があるからです。

それから少しずつクライアントを増やしていきました。
そうやって行けば、20人というのももはや夢ではありません。現実的な事業計画に変わります。

念のため補足しておきますが、目標が高いことが悪いというわけではありません。
その高い目標に到達するまでの「現実的なステップ」がなければならないということです。

今の自分では感覚的に高すぎる目標であれば、今の自分にちょうどいい目標に細分化していけばいいわけです。

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プロフィール

今井 孝
今井 孝

株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング
代表取締役

大手IT企業でいくつもの新規事業開発を手がけ、初年度年商が数億円を超える事業で社内アワードを受賞。その実績をもとに意気揚々と独立したものの、スモールビジネスの成功法則を知らなかったため、いきなり挫折。セミナーを開催しても閑古鳥が鳴き叫ぶばかり。挽回のために数百万円を投資して作成した教材はほとんど売れず、部屋を占領する在庫の山に。ネット広告につぎ込んだ資金は一瞬で消えてしまい、胃の痛みと闘いながら起業1年目は終了。
その後、10年連続300人以上が参加するセミナーを主催。トータルでは6,000人以上に。
集客できるようになった一方で、毎回結果を出すことに囚われるようになり、「やらなければ……」という苦しさを味わい、その結果、数多くの経営者から学びを得て“過程を楽しむ”という本質に到達した。売上に執着し過ぎることを消し去ったのは「誰かのために貢献し続けたい」という思い。そこで、ビジネスを心から楽しめるようになる。
それらの経験を踏まえたマーケティングとマインドに関するさまざまな教材が累計3,000本以上購入されるなど、3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝え、最初の一歩を導いた。
誰にでもわかりやすく、行動しやすいノウハウと伝え方で、「今井さんの話を聞いたら安心する」「自分でも成功できるんだと思える」「勇気が湧いてくる」と、たくさんの起業家に支持されている。

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