年収1000万円を実現する“ひとり起業術”

会社を辞めて“ひとり起業”する前に、決めておくべき8つのこと

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勢いで辞める人がハマる落とし穴

ひとり起業に向けていろいろ準備を始めだすと、悩みのタネの一つが『今の仕事の辞め方とそのタイミング』。僕なんかは「悩むよりとにかく行動してしまえーっ!」って感じで、勢いで辞めたタイプです。そして、見事に地獄を見ました(笑)。

実はこの『辞め方』と『タイミング』を間違えて起業してしまうと、『あっという間に廃業』という可能性がグンッと跳ね上がってしまいます。というわけで、今回はそんな事態を避けるために、今の仕事の辞め方とタイミングについての紹介をしたいと思います。

よくいる「考えるより行動!」という、速攻辞めちゃうタイプはどうなのか? っていうところに触れたいと思います。実は僕自身がこのタイプでした。
もちろん、自分をとことん追い込んだほうが頑張れるタイプっていうのは存在します。だから、さっさと辞めることでプレッシャーをかけるのもありといえばありです。

ただ、条件があります!
それは、起業までに準備すべきこと、やるべきことが明確になっている場合だけです。このタイプの人が、今までプレッシャーを掛けることで成果を出して来られたのは、あくまでも「やることが明確にあった」からです。

だから、事業が軌道に乗るための方法もわからないのに「自分にはプレッシャーこそが、最高のガソリンじゃぁ~!」って感じで今の環境を飛び出しちゃうと「あれ? 結局何から始めればいいんだっけ?」っていう状態に陥ります。しかも、仕事を辞めて収入がゼロの状況になってから気づくので悲劇です(泣)。

辞め方は『立つ鳥跡を濁さず』を心がける

やめるときはタイミングだけじゃなく、辞め方もとても大事。
『どうせ辞めて二度と会わないんだから、言いたいこと全部言って辞めてやる!』なんて衝動もちょっとあるかもしれない。そんなあなたに伝えたいのが、このことわざ

『立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)』

水鳥が飛び立つときのように、その場を濁さず汚さず、美しく去りましょうという意味です。

世の中って自分が思うよりホントに狭いので、あえて敵をつくる真似はしないほうがいいです。不思議なもので、ネガティブな感情を撒き散らすと、回り回って思いもよらぬ角度から自分に戻ってくる。起業したての時は、まだまだ「か弱い」状態だから、そんな一撃を食らったら致命傷になりかねません。

特に辞めた仕事と同業種で起業なんかするときは、辞め方がめちゃくちゃ大事。なぜなら、二度と会わないと思って起業しても、そういう時に限って意外にすぐに再会しちゃったりするものです。ほんと不思議です。

こんなふうに「ノープラン退職」や「モメる辞め方」に気をつけながら起業の準備を進めていくことで、無駄なリスクを減らすことができます。
さて、ダメな方法は分かったと思うので、次は具体的な辞めるタイミングについて紹介します。

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プロフィール

中尾隼人
中尾隼人

株式会社everride(エバーライド )
代表取締役

営業コーチング/マーケティングコンサルタント。1979年生まれ、宮城県仙台市出身。
2005年、1500人規模の上場企業に入社。
かなりの口ベタ、人見知りで営業未経験だったにもかかわらず、初年度からトップセールスとなる。与えられたマニュアルに疑問を感じ、自身の営業方法を体系化、売り込まずに商品を販売する方法として独自メソッド「人を引き寄せる手順」を確立させ、143日間連続で契約を受注し社内記録を打ち立てる。

現在は、セルフイメージでブロックがかかってしまっている人の潜在能力を引き出すためのコーチングなどをメインに、全国の営業を苦手とするスタッフを抱える企業や団体から研修依頼が殺到している。

著書

営業マンは70点主義でいい。

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アルファポリスビジネスの人気Web連載が書籍化! 「営業マンは100点満点ではなく、あえて70点を狙ったほうが、実は結果として継続的に成果が出...
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