
今回は『集客』とか『広告』について、初心者のあなたでも、起業してからお客さんに困らないための話です。もしあなたがこれから起業する予定があったり、『将来起業してみたいな』って思っているなら、この話はかなり役に立つと思います!
当たり前ですが、起業をしたらお客さんの数がそのまま売上や収入に直結しますよね。お客さんが来なければ当然収入もゼロ。怖いですよね~。
でも、起業するときにこのあたりのことを楽観的に考えてしまっている人が多いんです。
今の日本では、終身雇用のように『会社に頼る生き方』ではなくて、『自分の人生や時間は自分でコントロールする生き方』がどんどん増えてきています。
そのため、副業だけじゃなく個人事業で起業する人も、ここ10年くらいで年々増加傾向にあります。
ただ注意が必要です!
実は個人事業で起業している人は3年後には半分以上、10年後には約9割が廃業してしまうと言われています。
「いきなり脅かして、テンション下げる気か!?」って思いました?
ごめんなさい、でも違うんです!
ちゃんとその原因と対策を予め知っておくことで、あなたには10年後も生き残る1割に入って、バッチリ活躍してほしいのです。
さて、起業しても3年で5割、10年で9割が廃業してしまう。その原因ってなんだと思いますか?
2010年代になって、開業する人がどんどん増えてきているといっても、実はそんな人が廃業する理由は、ほとんど同じなんですよね。
なんとなく、予想できますか?
そうです、簡単にいうと『お金』がなくなったということです。ビジネスはお金がなくなったらそこで終わり。
では、なんで多くの人たちは、起業して間もない期間にお金がなくなってしまったのでしょうか?
それは、廃業してしまうビジネスのほとんどが『お客さんが集まる仕組み』を持っていなかったから。
ちなみに僕は独立して今年で11年。最初の3年は、本当にお客さんを集める方法がわからなくて、冗談抜きで危なく50%の廃業組に入るところでした。
毎月の光熱費や家賃の支払いが遅れるときもしばしば……。
「こんなはずじゃなかった……」っていつも思ってましたね(苦笑)。
しかし! 転機が訪れます。
ひょんなことがきっかけで『お客さんが集まる仕組み』をつくる方法を手に入れる機会を得ました。それからというもの、6年間で30倍以上の成長を遂げることがでました。
今回は、この『お客さんが集まる仕組み』をつくるための基礎を、あなたに教えたいと思います!
売上がなければ、ビジネスはゲームオーバー。
つまり【売上をあげる仕組み=お客さんが集まる仕組み】と解釈しても差し支えないです。では、まず最初に『売上』って一体ナニモノなのか? を分解してみましょう。
売上=【顧客数】x【平均来店回数】x【平均客単価】
ざっとこんな感じで表せます。
「うわっ、いきなり苦手そうな計算式が出てきたぞ……」
そう思いますよね?
心配しないでください! こういう言葉にまだ慣れていないあなたでも、感覚でわかるように例を出しながら説明しますからね。
売上をあげるためには、上記の3つの数字を改善すればいいわけ。ここでミソなのは、売上は3つの数字の「足し算」じゃなくて「掛け算」だってこと。つまり、どこか1つでも「0」になると、売上自体がゼロになってしまいます。
でも、逆にどこかの数字をたった「1」でもあげることができれば、売上は一気に跳ねあがるわけですね。
そして今回は、その中でも最も着手しやすい【顧客数】をどうやって増やすのか? について紹介したいと思います。
顧客が増えれば、もちろん売上があがるっていうのはイメージしやすいですよね?