年収1000万円を実現する“ひとり起業術”

超重要! “ひとり起業”で失敗しない「価格設定」3つのポイント

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「とりあえず安く売ろう!」は落とし穴?

今回は起業するときに『知らないでいると、売り上げが10倍差がついてしまう』あるテーマについて話をしたいと思います。

それはズバリ「価格設定」の話。
おそらくコレを読んでくれているあなたは、すでに起業されているか、起業を考えている方だと思います。そんなあなたに質問です。

Q.あなたは商品やサービスの価格をどうやって決めていますか?

起業当初ってハッキリした根拠を持って価格設定している人は、実はとても少ないんです。そしてこの価格設定によっては、あなたのビジネスの売り上げが10倍以上差が開いてしまいます。
これは脅しじゃなくて、実はむしろ控えめに言ってます。ほんとは100倍以上差が出る場合もあります。

起業当初の価格設定の仕方というと……
1.起業したてで自信がないから、とりあえず価格を安く設定して売りやすくする。
2.高めの価格設定の競合もいるけど、自分には無理だからとりあえず普通の価格で。

この2つの方法のどちらかに落ち着くことがすごく多いです。
まぁ、無難といえば無難ですよね?
売り上げが爆発はしないかもしれないけれど、そこそこは売れそうな気がしますしね。しかーし、これが落とし穴。
このような“なんとなく”の価格設定をしてしまうと、起業して最初から苦戦してしまう可能性がギューンって上がります。

というわけで、何が問題なのか? いったいどうすれば売り上げを10倍増やせる価格設定になるのか? これから掘り下げてみましょう。

価格設定で面倒に巻き込まれるパターン

さて、先程の2つのパターンは何がマズかったのでしょう?
どのような問題に巻き込まれてしまうか解説していきますね。

『とりあえず安く設定する』をチョイスした場合

安さに響くお客さんばかり集まる。価格重視のお客さんは、ちょっと内容が想像(しかも勝手な想像)と違うだけでクレームの嵐。

対応に時間を取られすぎて、利益が出ずに毎日が終わる。

これは、僕自身も起業当初に実際にやってしまったやり方です。おかげで本当に倒産ギリギリのラインをさまよい続けました(泣)。

『とりあえず普通で』をチョイスした場合

他社との違いが明確にあるわけじゃないので、お客さんが“わざわざ”あなたのサービスを選ぶ理由がない。

同じ価格なのに、ぜんぜん自分のところにお客さんが来ない。

これも、僕はやってしまいましたね。結局見込み客に対して『自社の強み』をはっきり伝えられないんですよね。だってそこまで考えてないから……。

こんな感じで、一気に雲行きが怪しくなるわけです。

もちろん、価格を下げること自体が間違っているわけじゃないです。
当初は経験を積んだりお試しの意味を込めて、わざと安価にしたり無料で提供したりすることで、信用を勝ち取ることが出来る場合もあります。

では、何がさっきの2つのパターンで問題だったのでしょう?
それは……、
“とりあえず”でサービスを安売りすること。
この”とりあえず”が面倒くさい問題を引き寄せてしまうんです。

価格設定をする時にはココを抑えるべし!

実は、売り上げを10倍増やすための価格設定にはルールがあります。それは、

『相手の得るメリット > 商品の価格』

と相手が簡単にイメージできること。

この“簡単にイメージできる”というのがポイントです。

『よくよく考えたらメリットがあるかも』とか、
『確かにギリギリ買っても損はしないかな……?』
こんな程度ではダメ!

“ひとり起業”という小さな規模でビジネスを始めるわけだから、狙ったターゲットには『えっ? この内容でこの価格だったら買った方が得じゃない!?』って感じさせるくらいじゃないとイケないです。

そのためには『ターゲット像の設定』を明確にして、あなたの強みが充分に発揮できるジャンルに絞ることが大事です。そして、あなたが勝てるフィールドを見つけたら、次の3つのステップに沿って価格設定をしてみましょう。

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プロフィール

中尾隼人
中尾隼人

株式会社everride(エバーライド )
代表取締役

営業コーチング/マーケティングコンサルタント。1979年生まれ、宮城県仙台市出身。
2005年、1500人規模の上場企業に入社。
かなりの口ベタ、人見知りで営業未経験だったにもかかわらず、初年度からトップセールスとなる。与えられたマニュアルに疑問を感じ、自身の営業方法を体系化、売り込まずに商品を販売する方法として独自メソッド「人を引き寄せる手順」を確立させ、143日間連続で契約を受注し社内記録を打ち立てる。

現在は、セルフイメージでブロックがかかってしまっている人の潜在能力を引き出すためのコーチングなどをメインに、全国の営業を苦手とするスタッフを抱える企業や団体から研修依頼が殺到している。

著書

営業マンは70点主義でいい。

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アルファポリスビジネスの人気Web連載が書籍化! 「営業マンは100点満点ではなく、あえて70点を狙ったほうが、実は結果として継続的に成果が出...
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