
個人事業主で仕事をスタート!
そんな時期はお客さん一人ひとりがとにかく大事。だから『うわっ、ちょっとこの人面倒くさそうだな……』なんて感じても文句は言えません(泣)。
売り上げが軌道に乗るまでは、ガマン・ガマンです。
今日は、今まさにそんな悩みを抱えていたり、これから起業を考えているあなたにこそ教えたい、『ムダなストレスを回避しながら売上を倍増させる』お話。
大企業では当たり前にやっているのに、個人事業レベルではほとんどの人が知らない「お客さんからの売上を最大化するための方法」を紹介したいと思います。
僕が起業家のサポートをしている中でよく耳にする悩みといえば……、
・商品が単発でしか売れず、お客さんのリピートがない
・リピートがないから、常に新規顧客を集め続けなければいけない
・毎日やることに追われて、忙しいわりに手元にお金が残らない
こんな悩みがとても多いです。
自分で事業を始めることでサラリーマン時代よりも『自由な時間が増えてお金も稼げる生活』をイメージしていたのに。実際は、休みなしで働きまくる毎日。
とはいえ、何かを成し遂げている実感もなく、とにかく時間だけが過ぎていく。
そしてふと、起業してからの自分の時給を計算して驚愕!
「普通のアルバイトの時給よりも全然安い!」という、まさかの事態。
もはや『ひとりブラック企業』状態です。なんかドラマみたいな話ですが、これって「個人事業主あるある」なんですよね。
さて、こんな状態に陥る人には、ある共通点があるのをご存知ですか?
この共通点に気づくことができると、同時に抜け出す方法もわかります。
その共通点とは
『自分目線の売り方』
をしていること。この落とし穴にハマってしまうと、さっき言ったような問題がわんさか出てきます。
ではこの『自分目線の売り方』って、一体何なんでしょうか?
実際にあった、フリーランスのデザイナーさんの事例で説明しましょう。
『フリーランスWebデザイナーAさんの事例』
・提供している商品:Webサイト制作
・案件の数:毎月1~2件の依頼がある
・悩み:売り上げが増えない。もっと案件を増やしたいけど月に3件が限界。しかも、面倒なお客さんに当たるとそのお客さんの作業だけで1日が終わってしまう。このままだと、フルで作業しても年収1000万には到達できない
どうでしょう、もしかしたらあなたの周りにも似た方いませんか?
実はこういう人、めちゃくちゃ多いと思うんです。案件を増やしたいけれど、もはやキャパシティの限界が近い。「キャパシティの限界=収入の限界」ですからね。
さて、このケースでは一体何が問題なのでしょうか?
一見、他に”やりよう”がないようにも見えます。そこでヒントになるのが『自分目線の売り方』です。
では答えです。
問題点は『Webサイト制作をひたすら売ろうとしていること』です。
ではどうすればよいのかというと……、ここがポイント。
『相手目線での売り方』をすることです。
具体的にどういうことなのか、今度はAさんのお客さんでリフォーム会社のB社の目線で考えて見ましょう。
『リフォーム会社のB社目線の悩み』
・抱えている悩み:周りに競合も増えてきて問い合わせが少しづつ減ってきている
・望む未来:問い合わせを安定的に増やしてリフォーム案件の受注を増やしたい。
・そのための課題:サイトをリニューアルしたり問い合わせを伸ばす方法を見直す。
これまた、あるあるな悩みですね。こういう業界はとにかく問い合わせの量が売上に直結しますから、その方法を模索しているはずです。
当然この課題を解決するために、Aさんにお声がかかったわけです。さてここで情報が出揃ったので、おさらいしてみましょう!
B社の課題:問い合わせを増やして受注件数を伸ばしたい。
Aさんが受注した商品:Webサイト制作
さて、問題点が見えてきましたか?
実はAさんは、とんでもないチャンスを逃しているうえに、自分でキャパシティの限界を早めてしまっています。