友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術

だらしない人でもできる! お金が貯まるようになるスゴい方法

お金の不安解消法

「今後どうやって生きたらいいんだろ……」とか考えて、漠然とした不安に駆られることってありませんか?

私が20代の頃、仕事なし、コネなし、カネなし、スキルなし、時間なし、おまけにコミュ力も友達も彼氏もなし、というないない尽くしで、とにかくいつも不安でした。

それで、そうした不安のなかで一番のものって何かなって考えたんですが、私の場合はズバリ、お金。怪我や病気で働けなくなったらどうしよう、クビになったらどうしよう、老後にお金がなくなったらどうしよう、いろんな不安はあるけど、結局すべてお金の問題に行き着いたんです。

そもそも人はなんで不安になってしまうのでしょうか。私なりの一つの答えは、「わからないから」です。

事故にあう、会社が潰れる、年金が減るなど、自分ではコントロールできない不幸に見舞われてしまう可能性はいくらでもあります。でも、どうしようもありません。とはいえ、そうした不幸が訪れた際、どうすべきかわかっているのとわかっていないでは、不安の度合いはまったく違います。

私が好きなRPGに例えて説明します。
起こりうる危険になんの備えもしてないというのは、武器も防具もつけずに、視界ゼロの真っ暗なダンジョンに挑むようなものだと言えます。時々、モンスターのうなり声が聞こえてくるというのに。そりゃ不安ですよね。不安じゃない人のほうがおかしい。

危ないので、たいまつに火をつけて、地図を入手して、武器と防具を装備して呪文を覚えましょう。このファンタジーの備えを現実に当てはめると、以下のようになります。

  • たいまつを持つ = 家計簿をつけてお金に関する現状を数字で把握する
  • 地図を入手する = 100歳までのお金のプランを作る
  • 武器と防具を装備する = お金を稼ぐ力、貯める力を身につける
  • 呪文を覚える = お金を増やす力を身につける

ちなみに私は全身に肉を巻きつけた状態で視界ゼロのままダンジョンに挑みましたが、みなさんはそんな危険なことはしなくて大丈夫です(笑)
今回は、フリーランスなら絶対に知っておくべきだし、会社務めの方でも知っておいて損はない、お金の心配から逃れるための方法について、たいまつに火をつけて、地図を入手するところまで解説していきます。

たいまつを持つ(家計簿をつける)

今月、自分が何にいくら使ったか、即答できますか。たぶん8割くらいの人はできないと思います。

「家賃に~万円、食費は~万円くらい……あ、でも先週飲みに行ったから~万円くらい? あとはスマホ代が~円で、~円の服を買ったのと、Amazonで水とか定期便にしてるから……だいたい~万円くらいかな。あとメルカリでバックとか売って~円儲かったから、飲み代は帳消しやな、たぶん! 税金? いくらかしらんけど給料から自動で引かれてるらしい」

昔の私もこんな感じでした。でも、これでは全然ダメです。片足モンスターに食いちぎられますよ。

とはいえ、レシートを貯めてチマチマ家計簿つけるのも面倒ですよね。1ヶ月分のレシートってとんでもない量なので、目の当たりにしただけで戦意喪失します。
さらに支払手段も、現金、クレジットカード、交通系ICカード、など多種多様であり、ポイントのキャッシュバックなども考慮すると、もはや一個人の手に負えるレベルではありません。

じゃあどうすればいいのか。
家計簿をつけるにしても、かんぺきに1円の誤差もなく把握しようとするのはやめましょう。

私はケチなうえに完璧主義っぽい一面があるので、家計簿アプリやエクセルを使ってすべてを正確に把握しようとしたことがあります。レシートを貯めて、月末、山のように積み上がったそれをがんばって1枚ずつ登録・管理しようとしたんです。

でも、ぜんぜんダメでした。そもそもレシートとして記録が残っているのって、カフェのコーヒー代とか、コンビニで買ったお弁当代とか、こまごました数百円の支出ばかりなんですよね。その一方で、大きい無駄づかいのほとんどは、ネットショッピング。つまりレシートとして残ってない出費なんです。

それに、クレジットカードの支払いが確定するのは2ヶ月とか先なので、「今月Amazonでポチりまくったけど、そこは反映されないんだ……」と最初の1ヶ月目でちょっとしらけちゃいまして。結局、レシートを集めだした翌月には、「こんな細かいのどうでもよくね? ざっくりわかってるから良いや~」ってやめちゃいました。

なので、私がおすすめする家計簿のつけ方は、レシートをかき集めない、です。

いやいや、私みたいに引きこもりじゃないんだから、ネット以外でも大きな買い物してるよっていう意見もあると思います。それでも、レシートの大半は食費、日用品、ちょっとした娯楽費程度であることは変わりないかなと思うんですよね。これらは全体から見ると大きな支出ではない場合が多いし、正確に把握したところで削りにくかったりします。

それに、派手に遊んじゃった、買い物しまくった、とかは自覚があると思います。なので、そうしたイレギュラーな出費はしっかりと覚えておきつつも、今日からは財布の紐をかたくしばるぞ~、くらいの気持ちがあればいいかなと。

では、レシートをかき集めるのをやめるとして、何をすべきか。家計簿のとりあえずの目的は、毎月必ず出ていくお金、つまり固定費を把握すること、です。これがわからないと、将来いくら必要なのかもわからないので、今月いくら使っていいのか、いくら稼げばいいのかもわかりません。

固定費とは、毎月、毎年、必ずかかるお金です。意外かもしれませんが、支出の一番大きい部分でもあります。なので、ひとまず固定費だけ書き出してみましょう。そして、必要のない固定費、削れる固定費はさっさと削減してみるのです。
把握のコツは、月と年で分けること。以下は私の担当編集さんの例です。

月間の固定費:

  • 家賃 5万円
  • 電気代 4000円
  • ガス代 3000円
  • 水道代 1500円
  • 光回線代 8000円
  • スマホ代(本体+通信量) 1万円
  • 新聞代 5000円
  • 音楽聴き放題のサブスク 1000円
  • 動画見放題のサブスク×2 2000円

計: 8万4500円

年間の固定費:

  • 家賃の更新料 2.5万円(2年で5万円)
  • 通販サイトの会員費 5000円

計: 3万円

私は、フリーランスかつ実家住まいで、固定費が0円だらけになってしまうため、担当編集さんに作ってもらいました。
担当編集さんはあまり固定費がないほうなのですが、あえて見直すとしたら、スマホ代が高いので工夫のしようがあると思います。あと動画はほとんど見ていないとのことなので、すぐにやめたほうが良いですね。
こんなにふうにいったん書き出し、削れるポイントを見定めていくのです。

上に挙がった項目のほかにも、定期代、ジムの会員費なども固定費になります。また、子供がいたり車や家を所有している方は、保険料、駐車場代、養育費、固定資産税など、大きな固定費が積み上がっている可能性があります。

毎月エステに行っているような人は、月額制のところじゃなくても固定費として考えてしまって良いです。週一で飲みに行っている人の場合も、仕事の関係で絶対に削れないとかなら固定費にして良いかもしれません。また、自営業やフリーランスの方は、節税の第一歩として税金も書き出して支出全体の何割を占めているのか把握しておくと良いです。
ちなみに余談ですが、実際に月額換算した金額を積み立てて毎月払っている感じにすると、支出が安定します。おすすめ。

固定費って財布から紙幣を取り出して支払うものが少ないので意識から消えがちですが、気づけばすごい額に積み上がっていることが多いです。私も「月額200円」みたいなアプリに課金していて忘れていることがたくさんありました。ありすぎてスマホ爆発しました。
月5000円のジム代とか安く感じていましたが、年間で6万円ですからね。行かなくなって垂れ流しながら、食費を1日500円に抑えるとかやってました。いじらしくて泣けますね。

固定費だけのざっくりとした家計簿を一度作ってみるだけで、おおまかな毎月の支出がわかってきます。食費や娯楽費のような流動費は、最初は世の中の平均に合わせて「手取りの20%~30%くらい」として加算するだけで良いと思います。

より詳細に調べたい人は、ちゃんとやっても良いのですが、なかなか大変なのでひとまず適当で良いです。
私は確定申告で必要なのでレシートをチマチマ集めて有料の高機能な会計アプリで管理していますが、一般の方なら年に1回くらいのペースで固定費を見直せば十分かなと思います。

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プロフィール

末岐碧衣
末岐碧衣

フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。

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