「ストレスのはけ口」に他人を利用する人の害悪

誰かの「グチ専用トイレ」になっていませんか?(画像:『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編』より)
コロナのパンデミックをきっかけに働き方やお金の使い方など、価値観が大きく変わってきました。こんな時代だからこそ、人との関わり方も今一度見直してみてはいかがでしょうか? シリーズ累計32万部のヒットとなった書籍『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』の続編、『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編』から、「人間関係の見直し方」をかわいいパフェねこの漫画とともにお届けします。

自分の信頼を失うことが、一番の損失

「この人と仲良くしておけば、いいことがあるかも」

もし、自分が同じことをされた時に、笑って許せないなら、「笑えないようなことをしている」と気づいた方がいいと思います。

ちなみに、そういうことをすると、利用している相手にも、ほぼバレます。利益を得たくて近づいてきた人って、行動や言動があからさまに不自然なのです。実際に利用するような行動をしてしまう人もいれば、バレないように隠す人もいます。

でも大抵は、「一緒にいるのにいいことが回ってこない」時に、少しずつボロが出ます。損得勘定で近づけば、バレた時に一気に信頼を失います。おそらく、期待していた利益より、損失の方が大きいと思います。「人を騙す人」と仲良くしたい人はいません。笑えない関係は続けない方がいいです。

相手はあなたを「トイレ扱い」しているだけ

ストレスのはけ口にされたら、つらいですよね。愚痴を延々と吐かれ続けたら、たまったもんじゃありません。よく思うのですが、はけ口って吐き出す場所で、そこに吐き出されるのは、愚痴や悪口などの汚い言葉です。

あまり考えたくはありませんが…ストレスのはけ口って愚痴専用のトイレみたいじゃありませんか?トイレを使う度に流すように、愚痴も聞く度にスルーして流していかないと、トイレが詰まるように、心が行き詰まってしまいそうです。自分をトイレ扱いする相手と仲良くしたいかと聞かれたら、私なら嫌です。

もし、今、それに耐えているなら、我慢をしない方がいいと思います。愚痴を言いたい人は、相手は誰でもいいという人が多いです。それに、愚痴を好んで言い合う人達もいます。あなたじゃなくても、大丈夫です。

孤独で不安な人ほど依存しやすい

人に依存しすぎると、失うことが怖くなります。でも、誰かに寄りかかれば、その人が倒れた時に自分も一緒に倒れてしまいます。どんなに余裕があるように見えても、多くの人は自分を守るのに精一杯で、頼れるものなら誰かに頼りたいし、甘えられるなら甘えたい。誰かに守って欲しい。自分と同じように弱さを持った一人の人間です。

『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編』(サンクチュアリ出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

少し人に依存しやすいくらいなら、自分でも直せるところはあると思います。依存って、孤独に対して不安がある人がなりやすいそうです。

だから、たとえば一人でカフェに入ってみたり、普段は難しい一人のチャレンジを増やして、少しずつ一人でも大丈夫なことをこなして、それを自信につなげて、自分の中の、孤独に対するイメージを変えてみてください。

依存する自分を責めるのではなく、ほめたり、大切にしたりするのも大事です。依存を克服するための方法は調べると沢山出てくるので、無理のない方法から試してみるのがいいと思います。

(文=Jam:ゲームグラフィックデザイナー、イラストレーター、漫画家)