親が子どもに英語ができるようにさせる簡単な方法

(1)【左脳系】2文字目のしりとり 
例)Apple → Power → Orange→ Red 

(2)【右脳系】Image連想ゲーム。「~といえば?」を順番に言っていく。
例)White → Rabbit →Jump → Frog
ハードルを低くするために「whiteといえばrabbit。rabbitといえばjump。jumpといえばfrog」というように日本語も混ぜれば、子どもとでもやりやすい。

(3)【リズム系】英語山手線ゲーム。2拍手しながら、色と動物の組み合わせなど、テーマを決めて次々と言っていく。 
例)Blue Bird → Green Tiger → Pink Elephant

 会場でも3つのゲームを体験。それぞれに盛り上がったが、どれがやりやすいかは意見が分かれました。それもそのはず。人によって得意なことや、楽しさは違うから。上記のゲームも左脳系・右脳系・リズム系と3種3様。世間には、英語を学ぶ環境も学習方法の種類も山ほどあるけれど、どれが合っているかは一人ひとり違うので。機会を与えてみて、子どもが楽しんでやれることがあればそれをやってみればいいのです。

●英語上達の鍵は、親子で楽しむこと

 小学校で英語が教科になると言われて、親はついつい「やらせなくては」というモードになりがちだが、楽しくないことはやりたくないのは大人も子どもも同じ。英語学習も、楽しいからやり続けられ、やり続けるから上達するのですね。

 だから、「いまどき英語くらいできないと」いう強迫観念から押しつけるのではなく、子ども自身が楽しいと思っていることを存分にやらせてあげて、その延長線上に英語を学びたいという気持ちが湧き上がればベストだと本間先生。確かに、目的によって必要な英語力も違うし、なんのために英語を学ぶのかがはっきりしていたほうが、モチベーションもあがるはず。

 参加者からは、「英語教育に対するモヤモヤが一気に解消できました!」という声が聞かれた今回の特別授業。英語上達のために親は何をすればいいか? という問いの答えは「親子で楽しく学ぶ」ということでした。

 本間先生は、「最終学歴より最新学習歴の更新を」と、教育学を超える学習学を提唱されているが、人生100年時代に、自分の人生を豊かにしてくれるのも学び続ける力。そして、英語に限らずすべての学びの源泉は好奇心です。

 子どもをなんとかしようとする前に、私たち大人が楽しんで学び続けていく。その姿を見せることが一番の早道かもしれません。
(文=中曽根陽子/教育ジャーナリスト)

※今回のレポートは、親(特に母親)のための探究学習の場を提供しているマザークエストで行われた特別授業の内容を基に構成しています。