東京ヤクルトスワローズ髙津流マネジメント2025

リーグ2制覇達成から、2年連続5位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。怪我人は絶えず、投打ともに大不調にあえぎ、指揮官髙津監督も大いに苦しむこととなった。

今シーズン「捲土重来」という言葉をスローガンを掲げた髙津監督は、どんなビジョンでチーム再建を図るのか。本連載では、今年もインタビュアーに長谷川晶一氏を迎え、復活にかける髙津監督のマネジメント術をお届けしていく。(インタビュアー:長谷川晶一)

ヤクルト監督、髙津臣吾

髙津臣吾 たかつしんご プロフィール

1968年広島県生まれ。東京ヤクルトスワローズ監督。広島工業高校卒業後、亜細亜大学に進学。 90年ドラフト3位でスワローズに入団。93年ストッパーに転向し、20セーブを挙げチームの日本一に貢献。その後、4度の最優秀救援投手に輝く。 2004年シカゴ・ホワイトソックスへ移籍、クローザーを務める。開幕から24試合連続無失点を続け、「ミスターゼロ」のニックネームでファンを熱狂させた。 日本プロ野球、メジャーリーグ、韓国プロ野球、台湾プロ野球を経験した初の日本人選手。14年スワローズ一軍投手コーチに就任。15年セ・リーグ優勝。17年に2軍監督に就任、2020年より現職。

■ 2024年度連載はこちら

ヤクルト髙津流 躍動の燕マネジメント2024

■ 2023年度連載はこちら

ヤクルト髙津流 躍動の燕マネジメント2023

■ 2022年度連載はこちら

2022ヤクルト 髙津流スワローズ改革!

■ 2021年度連載はこちら

2021ヤクルト 髙津流スワローズ改革!

■ 2020年度連載はこちら

2020ヤクルト 髙津流スワローズ改革!

髙津臣吾の既刊紹介

明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと
明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと
昨年20年ぶりの日本一に輝いた髙津臣吾監督率いる東京ヤクルトスワローズは、今年も序盤から圧倒的な強さを見せつけ、ついにセ・リーグ2連覇を成し遂げた。若手選手が次々と台頭し、主力・ベテランが思う存分力を発揮するそのチーム力は、スワローズの新黄金時代の到来すら予感させる。全ての選手が明るく楽しく野球を楽しみ、かつ勝負にも負けない――髙津監督はこの理想のチームをどのようにつくり上げたのか。
■単行本 ■定価 1,650円(10%税込) ■2022年 10月12日刊行