まめたぬき

まめたぬき

こちらは異世界恋愛を置いています。年の差恋愛で、糖度は高いです。大正浪漫の恋愛は「真風月花」名義です。

『わたしは妹にとっても嫌われています』のジャムについて

この作品でジャムで生計を立てている点で、そんな収入で暮らせるのかと疑問を持った方が多いようですので、説明をしておきたいと思います。
資料として参考にしているのが、英国と北欧に関する書籍なので、その辺りはいろいろと混ざっていますが。

かつて初夏の短い時期に収穫されるベリーのジャムはとても高価でした。マーマレードと共にベリーのジャムが食卓にのぼることは、とても贅沢なことだと記されています。

現代の日本でも、手作りのジャムは一瓶(普通の大きさでも)1500円ほどで売っています。当時はもっと高価であったと思われます。
砂糖は甜菜糖が流通している世界観で書いており、他の作品のように貴重品とはしていません。
運べないほどに大量のジャムを売らなくとも、生活は可能だと考えました。

その点を踏まえて、ヒロインは自力で暮らしていけるだろうと自ら判断しています。
コケモモなどのベリーは北方では森に入ると、あちらこちら足下に生えています。当然、たいへんな苦労はありますし、ヒロインにとっては家よりも森の暮らしの方がストレスがないと楽観的に考えていますが。

保存食などの食料品以外はさほど物を購入する必要もなく、蝋燭くらいしか光熱費もいらず、服も貴族なのでドレスではなくとも上質なものを繕いながら着ているので、生活費はほとんどかかりません。(主人公は刺繍が趣味なので、裁縫もできます。刺繍のことを1話目で妹が馬鹿にしています。ニードルワークは淑女のたしなみなので、この場合は妹の方が間違っています)

これらのことを小説内で説明すると「ざまぁ」とか「恋愛」ではなく「ものつくり」や「スローライフ」がメインとなり、話の勢いが削がれ、主旨から外れるので逐一書いてはいません。ご了承いただければと思います。
登録日 2020.11.19 15:57

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