夢=無王吽

夢=無王吽

『むもん』と読みます。

ぼくも行方不明。

最近、
ぼくはネット小説はたまに修正を入れるくらいで、
あまり手をつける余裕がなくなっていますが、
ちゃんと小説は毎日書き続けています。

ネット小説を少しお休みしているだけです。

小説も書いてますが、就活もしています。

最近、なんと書類審査と面接に合格し、
いよいよ実習まで行きつけました。

なぜ急に?と自分でも疑問だったのですが、
さっき謎がとけました。

ここ数ヶ月、また図書館に実習に行ってるのですが、
今お世話になっている実習先が、
(就活の実習とは別のところです)
ぼくに頼ってくれるんです。

これ、簡単そうですごく難しいと思います。

これをやろうとすると、
人は人に甘えたり、期待したりしてしまう。

甘えられた人は、単純に疲れます。

期待は目線が逆ですが、
こちらは人を縛り、押さえ付けます。

どちらも相手を想ってのことですが、
相手に負担をかけてしまうのです。

頼られると、人は張り切ります。

頼られたぼくは、
疲れを忘れ、超加速し、自信を与えられました。

それが面接に表れたのかなと思いました。

頼るといえば、ぼくは最近、
『猫が行方不明』という映画を入手しました。

大好きな映画『青春三部作』の、
セドリック・クラピッシュ監督の作品です。

三年ぶりの休暇で旅行に行くために、
飼い猫を近所の猫好き婆さんに預けた女性が、
猫が逃げてしまったことをきっかけに、
辛いことばかりが起きて、
いろんな人と出会い、別れ、期待して、挫折して、
猫が戻ると同時になんとなく安定する映画。

なーそれ!と思うかもしれませんが、
ついてない女性が誰にも理解してもらえず、
それでも生きていかないといけない、
孤独とそれを埋めようとする暮らしが、
数十年前のパリを舞台に描かれ、
終わってみると、ああ、良かったかもと思える、
なんとなく大林宣彦監督の映画みたいな感じのやつ。

途中、けっこう、なにこの時間!?ってとこ、
あるんですけどね。

終わってみると全部思い出になるやつ。

最後も、
それでいいの?それがあなたの幸せなの?
と訊きたくなるやつなんですが、
そのままフワッと終わってしまう。

この作品のなかでも、
頼られた人はバリバリ張り切ってしまいます。

ものっすごい、空回りするくらいに。

ん?
ぼくも空回りしてたりして。

よし、気をつけよう。
コメント 0
登録日 2020.11.30 00:19

コメントを投稿する

1,000文字以内
この記事に関するコメントは承認制です

ログインするとコメントの投稿ができます。
ログイン  新規ユーザ登録

0

処理中です...

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。