5.
　モブメッツ、スカム、クリントン。まさかふざけて考えたモブが、重要キャラになってしまうとは……。

　モブメッツ君はともかく、残り二名なんてパロディキャラです。

　なのでこの三人は当初、短文で元気にしているくらいで終わる予定でした。

　しかしユメリカが誕生したことにより、それに引っ張られる形で、重要なキャラになった感じですね。

　ユメリカ主役のスピンオフの内容を考えていた時に、彼らはその中に登場したのです。その設定が、本編にも影響を与えました。

　これはレッドアイも、同様ですね。
　
　まあ良い感じになったと思うので、結果オーライです。

　◆

　6.
　本来第十一章は、途中で最初の大陸に転移させて、ジンに冒険させる予定でした。

　しかしユメリカやジンジフレ大聖堂。そしてなにより溢れる設定の数々により、大陸脱出には至りませんでした。

　本当にアンデッド大陸編は、長くなりましたね。もはやこの作品の半分以上が、アンデッド大陸編です。(^-^;

　本来の構想では、もっと多くの国境門を渡り歩く予定だったのですけどね……。

　ちなみにもっと早い段階で魔力貯蔵の壺を手に入れて、大陸間の転移を可能にする予定でした。
　
　女王の報酬で登場したのは、その名残ですね。
　
　またこうしてアンデッド大陸編を無事に終わらせられたことを、自分でも褒めたいくらいです。本当によく、エタらなかったと。

　そして同時にこのアンデッド大陸編を書けたことで、私は大きく成長できたと思います。

　また一つ、私は壁を越えることが出来ました！

　そういう訳でもうしばらくこの作品の執筆を続けていく予定なので、どうぞ引き続き『モンカド』をよろしくお願いいたします。

　<m(__)m>