夫夫(ふうふ)の朝
「ちょい待ち」
俺は、キッチンに入って来ようとする晴(はる)を止めた。
「何か、お前、ぼーっとしてない?いいよ。朝メシ、俺、作るから。念のため、熱、測れ」
「ん…」
ぼーっとしてる晴は、回れ右して、キッチンを出て行った。俺は声をかける。
「体温計、ソファーの前のローテーブルの下。」
晴がソファーに、ぼふっと座り込むところまで見届けて、朝メシ作り、再開。
やっぱ、晴、時差ボケかなぁ…
「想太(そうた)」
「ん?」
ソファーの背もたれから見える、まあるいラブリーな晴の頭を、俺は見る。
「高校生の時の、夢見た」
振り返らずに、晴が言う。
「お前に、いきなし乗っからずに、ちゃんと告ってた」
「マジでっ?!俺、夢の中で、お前が告ろうとしたら、毎回、止めてるよっ!!」
ソファーの背もたれの上、晴の首が、ぎゅ、う、う、う、う、ん…と、ホラーなスピードで、振り返った。
晴は、口が、かっぱー裂けてることもなく、血の涙や、血のよだれを垂らしてることもなく、ぼおっと笑ってた。
笑ってる唇が、きゅっと、すぼめられた。
「す」
ついに現実(リアル)でも、その瞬間(とき)が!!
「き」
キターーーーーー!!
「やき」
「寒くなって来たからねッ。すきやき、いいねッ。てめえ、お高価(たか)い肉、買えよ」
そんな二人の出会いと告白の物語『友達以下 彼氏未満』 時々、エピソードを追加してます
俺は、キッチンに入って来ようとする晴(はる)を止めた。
「何か、お前、ぼーっとしてない?いいよ。朝メシ、俺、作るから。念のため、熱、測れ」
「ん…」
ぼーっとしてる晴は、回れ右して、キッチンを出て行った。俺は声をかける。
「体温計、ソファーの前のローテーブルの下。」
晴がソファーに、ぼふっと座り込むところまで見届けて、朝メシ作り、再開。
やっぱ、晴、時差ボケかなぁ…
「想太(そうた)」
「ん?」
ソファーの背もたれから見える、まあるいラブリーな晴の頭を、俺は見る。
「高校生の時の、夢見た」
振り返らずに、晴が言う。
「お前に、いきなし乗っからずに、ちゃんと告ってた」
「マジでっ?!俺、夢の中で、お前が告ろうとしたら、毎回、止めてるよっ!!」
ソファーの背もたれの上、晴の首が、ぎゅ、う、う、う、う、ん…と、ホラーなスピードで、振り返った。
晴は、口が、かっぱー裂けてることもなく、血の涙や、血のよだれを垂らしてることもなく、ぼおっと笑ってた。
笑ってる唇が、きゅっと、すぼめられた。
「す」
ついに現実(リアル)でも、その瞬間(とき)が!!
「き」
キターーーーーー!!
「やき」
「寒くなって来たからねッ。すきやき、いいねッ。てめえ、お高価(たか)い肉、買えよ」
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登録日 2025.10.19 10:40
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