6月18日(木)『初恋リベンジャーズ』を投稿しました!
第七部の幕間は、天竹さんのSF小説!
漆黒の宇宙を背景に、地球の青い輪郭が窓一杯に広がった。
輸送船「レビアタン号」のブリッジには、勝利の予感ではなく、重苦しい沈黙と、それ以上に濃密な「殺意に近い敵意」が充満していた。
「おい、ミズモリ……」
副長のキンダイチが、低く震える声で呟いた。その目は血走り、握りしめた拳は白く震えている。視線の先にいるのは、椅子の背もたれに深く腰掛け、退屈そうに爪を弄っている男、ミズモリだ。
この半年の航海、ミズモリがこの船で行った蛮行は数え切れない。
貴重な備蓄食料の横流し、年少のクルーへの執拗な精神的圧迫、そして決定定的だったのは、キンダイチが大切に育て、船内の心の拠り所となっていた愛玩犬ムックを「栄養過多で邪魔だ」と言い放ち、電子レンジで調理して、食べてしまったことだ。
今回も楽しんでほしい!
第七部・幕間〜イヤなイヤなイヤな奴〜③〜
(芦宮高校広報部・黄瀬壮真)
漆黒の宇宙を背景に、地球の青い輪郭が窓一杯に広がった。
輸送船「レビアタン号」のブリッジには、勝利の予感ではなく、重苦しい沈黙と、それ以上に濃密な「殺意に近い敵意」が充満していた。
「おい、ミズモリ……」
副長のキンダイチが、低く震える声で呟いた。その目は血走り、握りしめた拳は白く震えている。視線の先にいるのは、椅子の背もたれに深く腰掛け、退屈そうに爪を弄っている男、ミズモリだ。
この半年の航海、ミズモリがこの船で行った蛮行は数え切れない。
貴重な備蓄食料の横流し、年少のクルーへの執拗な精神的圧迫、そして決定定的だったのは、キンダイチが大切に育て、船内の心の拠り所となっていた愛玩犬ムックを「栄養過多で邪魔だ」と言い放ち、電子レンジで調理して、食べてしまったことだ。
今回も楽しんでほしい!
第七部・幕間〜イヤなイヤなイヤな奴〜③〜
(芦宮高校広報部・黄瀬壮真)
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登録日 2026.06.18 22:54
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