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第8話 屋上への呼び出し
人の恥ずかしいフラれ話をネタに強請ってくるとは、なんて卑怯で卑劣なヤツ。
水島大和…、許せんっ!
…と思いながらも呼び出された屋上へ向かっている自分が情けない。
けど、変な噂になって女子たちからのチヤホヤ率がこれ以上に下がるとかは悲しすぎる。
エスカレーター式の北校から落ちこぼれることだけは絶対に避けたいと、小・中は運動と勉強漬けという地獄の日々だった。
モテまくった中学時代に誰とも付き合うことなく必死で頑張れたのは、高校に入学したらマンションタイプで個室、お風呂とトイレも別のセパレートタイプという贅沢な寮でひとり暮らしをさせてやるという両親の言葉があったから。
俺の高校生ライフは女の子にモテまくり、ヤってヤってヤりまくる。
そうじゃないと意味がない。
くそっ…。
水島大和め、屋上まで呼び出すとか、俺に一体なにをさせるつもりだ…?
不機嫌なままドアを開けた和馬は、とつぜん頬に感じた冷たい感覚に
「ひゃぁっ!」
声を上げて飛び上がった。
「待たせすぎ」
和馬よりもさらに不機嫌という声を出して睨みつけてきたのは大和。
「な、なにすんだよ、てめぇ!」
怒鳴った和馬は次の瞬間、拍子抜けした。
「いっしょに食べようと思ったのに、ぬるくなった」
さっき和馬の頬に軽く当ててきたと思われるシュークリームの入った袋と紙パックのジュースを両手に持って拗ねた様子の大和。
「…は?」
「ごはん」
「…?」
「昼ごはん」
大和は和馬を見つめながら甘ったるい微笑みを向けてくる。
「は?なんで俺が、水島といっしょに昼メシ食べなきゃなんねぇんだよ?しかも屋上で2人っきりとか、カップルかよ」
吐き捨てるように言ってそのまま屋上から退散しようとした和馬はまた、冷たい声に捕まった。
「お前、なに調子乗ってんの?話のネタにされたくなかったら、とりあえず座れ?おすわりな」
水島大和…、許せんっ!
…と思いながらも呼び出された屋上へ向かっている自分が情けない。
けど、変な噂になって女子たちからのチヤホヤ率がこれ以上に下がるとかは悲しすぎる。
エスカレーター式の北校から落ちこぼれることだけは絶対に避けたいと、小・中は運動と勉強漬けという地獄の日々だった。
モテまくった中学時代に誰とも付き合うことなく必死で頑張れたのは、高校に入学したらマンションタイプで個室、お風呂とトイレも別のセパレートタイプという贅沢な寮でひとり暮らしをさせてやるという両親の言葉があったから。
俺の高校生ライフは女の子にモテまくり、ヤってヤってヤりまくる。
そうじゃないと意味がない。
くそっ…。
水島大和め、屋上まで呼び出すとか、俺に一体なにをさせるつもりだ…?
不機嫌なままドアを開けた和馬は、とつぜん頬に感じた冷たい感覚に
「ひゃぁっ!」
声を上げて飛び上がった。
「待たせすぎ」
和馬よりもさらに不機嫌という声を出して睨みつけてきたのは大和。
「な、なにすんだよ、てめぇ!」
怒鳴った和馬は次の瞬間、拍子抜けした。
「いっしょに食べようと思ったのに、ぬるくなった」
さっき和馬の頬に軽く当ててきたと思われるシュークリームの入った袋と紙パックのジュースを両手に持って拗ねた様子の大和。
「…は?」
「ごはん」
「…?」
「昼ごはん」
大和は和馬を見つめながら甘ったるい微笑みを向けてくる。
「は?なんで俺が、水島といっしょに昼メシ食べなきゃなんねぇんだよ?しかも屋上で2人っきりとか、カップルかよ」
吐き捨てるように言ってそのまま屋上から退散しようとした和馬はまた、冷たい声に捕まった。
「お前、なに調子乗ってんの?話のネタにされたくなかったら、とりあえず座れ?おすわりな」
感想
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