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第19話 はじめての合コン
いかにも高そうで隠れ家的な雰囲気のあるレストランへ入ると丁寧なスタッフに出迎えられ、財布の中身を思い出して不安になる。
そういえばここ、前に動画とかでも紹介されてた店じゃなかったっけ?
確か、結構な金額だったような…。
合コンでお持ち帰りできた場合のことも考えて、やや多めには入れてきたけど…。
ザ・都会という立地にもかわらず、人工的に植えられた木々に囲まれた閑静な印象の外観。
木の柱と漆喰壁、そして店内のあちこちに飾られた観葉植物に癒される店内は、どう考えても高校生の和馬たちには不釣り合いでしかない。
誰がこんな場違いな店を予約したんだ?
…って、あぁ、コイツか。
チラリと大和のほうを見た和馬。
それに気づいて「なに?」大和が返す。
「何?じゃねぇ。なんでこんな高そうなとこ予約したんだよ?」
「ん?みんな、お金かかんないほうがいいかと思って」
「…は?」
「あとで言おうと思ってたんだけどここ、俺の親がやってる店。だから、帰りにアンケート書いてくれれば無料。そのかわり詳しく書いてよね」
「な、なんだよ、お前、金持ちか?」
「そこそこ?」
イケメンでモテまくってるうえに金持ちって、こいつはどんだけ恵まれるんだ?!
ほんとに嫌味なヤツ。
こんなふうに世の中が偏ってるから、人生に絶望する人間が増えるんだよ。
俺みたいに。
和馬の気分がトーンダウンしたことなど気づいていない様子の大和は
「和馬が気に入ったらまたデートにでも来よう」
満面の笑みを浮かべておかしげなことを言う。
「は?だからそもそも、俺とお前は付き合ってねぇんだよっ!」
「はいはい」
そう言って大和が個室のドアを開けたとき、いままでの嫌な思いが一気に吹き飛んでいくかのような美人まみれの光景が目の前に広がった。
そういえばここ、前に動画とかでも紹介されてた店じゃなかったっけ?
確か、結構な金額だったような…。
合コンでお持ち帰りできた場合のことも考えて、やや多めには入れてきたけど…。
ザ・都会という立地にもかわらず、人工的に植えられた木々に囲まれた閑静な印象の外観。
木の柱と漆喰壁、そして店内のあちこちに飾られた観葉植物に癒される店内は、どう考えても高校生の和馬たちには不釣り合いでしかない。
誰がこんな場違いな店を予約したんだ?
…って、あぁ、コイツか。
チラリと大和のほうを見た和馬。
それに気づいて「なに?」大和が返す。
「何?じゃねぇ。なんでこんな高そうなとこ予約したんだよ?」
「ん?みんな、お金かかんないほうがいいかと思って」
「…は?」
「あとで言おうと思ってたんだけどここ、俺の親がやってる店。だから、帰りにアンケート書いてくれれば無料。そのかわり詳しく書いてよね」
「な、なんだよ、お前、金持ちか?」
「そこそこ?」
イケメンでモテまくってるうえに金持ちって、こいつはどんだけ恵まれるんだ?!
ほんとに嫌味なヤツ。
こんなふうに世の中が偏ってるから、人生に絶望する人間が増えるんだよ。
俺みたいに。
和馬の気分がトーンダウンしたことなど気づいていない様子の大和は
「和馬が気に入ったらまたデートにでも来よう」
満面の笑みを浮かべておかしげなことを言う。
「は?だからそもそも、俺とお前は付き合ってねぇんだよっ!」
「はいはい」
そう言って大和が個室のドアを開けたとき、いままでの嫌な思いが一気に吹き飛んでいくかのような美人まみれの光景が目の前に広がった。
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