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第66話 照れ臭いやり取り
病院の窓から見える景色がいつの間にか夜空に変わった頃、
「寂しいけど、さすがにそろそろ帰るね」
二羽が言って、
「そうだな」
洸紀も続く。
散らかったボードゲームを片付けはじめた結香を全員が追随。
あっという間に殺風景で静かな病室となった。
「明日、退院したら連絡して」
帰って行く3人に笑顔で手を振りながら、同じように見送っている大和に聞く。
「おいっ、なんで大和も同じように見送ってんだよ?」
「え?ここで泊まるからじゃん?」
「は…?なんで大和が泊まるんだよっ?」
「…ん?」
「お…お前まさか…、病院で変なことしようとか考えてねぇだろうなぁ?!」
突っ込んだ和馬に
「…和馬はヤることしか頭にないのかよ?」
ふぅ~っと呆れた様子で大和。
隙あらば襲ってこようとするヤツがよく言うよ、とは思うけど、真顔で呆れられるとめちゃめちゃ恥ずかしい。
チラリと大和を見るとドヤ顔でこっちを見ているし…。
こいつ、絶対コロス。
「ここの病院は付き添い不要の完全看護だし、もう帰れよ」
拗ねた和馬に
「帰ってもヒマだし…」
そう言ったあと少し照れ臭そうに
「カラダがしんどいときに1人って寂しいじゃん?」
微笑む大和。
本当にこいつは、一体どれが本当の顔なのか…。
和馬も同じように照れて
「は…?さ、寂しくなんかねぇし」
言ってはみたけど、そんなふうに言ってもらえるのはやっぱりちょっと嬉しい。
…あ、でも、さっきのことを気にしているとか?
「なぁ大和、俺、親のこと嫌いじゃないから」
「…ん?」
「こうして広い個室に入院できてるのも、フロ・トイレ別の贅沢な寮つきの私立高に通えてるのも、ぜんぶ両親サマサマ。思春期の俺としては親に干渉されなくてむしろラッキーだと思ってるし、さっきのこと気にされたらこっちも気まずい」
大和は少しだけ驚いた表情を見せたけど納得した感じで、すぐに
「俺、普通に和馬と泊まりたいんだけど」
隣に座って甘えてきたので…。
とりあえず、グーパン食らわせて
「泊まってもいいけど、ベッドに乗るな、触るな、近寄るな!」
大和をベッドから追い出した。
「寂しいけど、さすがにそろそろ帰るね」
二羽が言って、
「そうだな」
洸紀も続く。
散らかったボードゲームを片付けはじめた結香を全員が追随。
あっという間に殺風景で静かな病室となった。
「明日、退院したら連絡して」
帰って行く3人に笑顔で手を振りながら、同じように見送っている大和に聞く。
「おいっ、なんで大和も同じように見送ってんだよ?」
「え?ここで泊まるからじゃん?」
「は…?なんで大和が泊まるんだよっ?」
「…ん?」
「お…お前まさか…、病院で変なことしようとか考えてねぇだろうなぁ?!」
突っ込んだ和馬に
「…和馬はヤることしか頭にないのかよ?」
ふぅ~っと呆れた様子で大和。
隙あらば襲ってこようとするヤツがよく言うよ、とは思うけど、真顔で呆れられるとめちゃめちゃ恥ずかしい。
チラリと大和を見るとドヤ顔でこっちを見ているし…。
こいつ、絶対コロス。
「ここの病院は付き添い不要の完全看護だし、もう帰れよ」
拗ねた和馬に
「帰ってもヒマだし…」
そう言ったあと少し照れ臭そうに
「カラダがしんどいときに1人って寂しいじゃん?」
微笑む大和。
本当にこいつは、一体どれが本当の顔なのか…。
和馬も同じように照れて
「は…?さ、寂しくなんかねぇし」
言ってはみたけど、そんなふうに言ってもらえるのはやっぱりちょっと嬉しい。
…あ、でも、さっきのことを気にしているとか?
「なぁ大和、俺、親のこと嫌いじゃないから」
「…ん?」
「こうして広い個室に入院できてるのも、フロ・トイレ別の贅沢な寮つきの私立高に通えてるのも、ぜんぶ両親サマサマ。思春期の俺としては親に干渉されなくてむしろラッキーだと思ってるし、さっきのこと気にされたらこっちも気まずい」
大和は少しだけ驚いた表情を見せたけど納得した感じで、すぐに
「俺、普通に和馬と泊まりたいんだけど」
隣に座って甘えてきたので…。
とりあえず、グーパン食らわせて
「泊まってもいいけど、ベッドに乗るな、触るな、近寄るな!」
大和をベッドから追い出した。
感想
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