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第6章 ガルアシラ・ヴォルフォンシアガルド編
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〈失せろ〉
洞窟をびっしり埋め尽くすくらい群がって飛んできたコウモリ。
それを業火で燃やし尽くす。
大量の巨大な蜂みたいなモンスター。
洪水を生み出して一掃した。
進路を塞ぐスライムの群れ。
土属性魔法で天井を落として押し潰した。
もぞもぞと湧き出る大量の巨大ムカデ。
風属性魔法で全て吹き飛ばした。
モンスターは後から後から湧いて出てくる。
しかし俺の魔力も尽きることはない。
魔法発動に必要な術式も、自分の身体の一部のように扱える。
だから、意識することなく自然と発動できる。
やっていることは、ゴミを見つけて一つ一つ拾っていくのと同じようなもの。
単純作業で難しくはないけど、ひたすらに面倒臭い。
いや、これはマズい。
自分でそう感じる。
現れるモンスターは実際のところかなり強いのがわかる。
天空塔ダンジョン攻略時の俺なら勝てなかったかもしれない。
それを、まるで普通の虫でも潰すみたいに倒していってる。
それだけ俺のレベルが上昇してるってことだ。
一応今でも冒険書は鎧の中に持ってるんだけど。
どんな数値になってるのか想像もつかない。
怖くてあまり見たくないな。
表示が全部バグってたりしたら嫌だし。
魔力がすごい勢いで流れ込んでくるのがわかる。
この鎧に刻まれている術式が高度なのでそれが可能なのもあるけど。
それ以上に、俺が強引に吸収していってる。
周囲の魔力濃度がすごい勢いで低下してってる。
これ、もうすごい強いモンスターとか高位の魔法使いってレベルじゃない。
気象現象というか、災害みたいなもんだろ。
めちゃくちゃマズい状況だってことはわかってる。
なのに止められない。
とにかく一刻も早くロロコを見つけて助けないと。
そんな気持ちばかりが先走ってる。
ロロコがどこにいるのかはわかる。
魔力の流れを追うことができるのだ。
扇風機を回してる部屋に小麦粉をまくと風の流れが見えるように。
空気中に筋のように、魔力の流れが見えていた。
ただ、これは時間がたつと消えてしまうだろう。
だから急がなきゃいけない。
◆◇◆◇◆
やがて、俺は『そこ』に辿り着いた。
前に大洞窟ダンジョンから脱出するのに歩いたのより遥かに長い距離。
しかし時間にすればあっという間だった。
そこは大きな広間のような空間だ。
奥に、玉座を置く場所のように一段高くなった場所があって。
そこに、いた。
〈ロロコ!〉
腹を槍のような触手に貫かれ、ぐったりとしているロロコ。
そしてその触手を辿っていくと、巨大な肉塊に行き着く。
天を突くような巨大生物の心臓を取り出したらこんな感じじゃないか?
肉塊はそんなグロテスクさで脈動している。
そんな肉塊の足元(?)に。
肉塊に背を預けて立つ男がいた。
「やあ、お待ちしておりました」
〈エド……!〉
洞窟をびっしり埋め尽くすくらい群がって飛んできたコウモリ。
それを業火で燃やし尽くす。
大量の巨大な蜂みたいなモンスター。
洪水を生み出して一掃した。
進路を塞ぐスライムの群れ。
土属性魔法で天井を落として押し潰した。
もぞもぞと湧き出る大量の巨大ムカデ。
風属性魔法で全て吹き飛ばした。
モンスターは後から後から湧いて出てくる。
しかし俺の魔力も尽きることはない。
魔法発動に必要な術式も、自分の身体の一部のように扱える。
だから、意識することなく自然と発動できる。
やっていることは、ゴミを見つけて一つ一つ拾っていくのと同じようなもの。
単純作業で難しくはないけど、ひたすらに面倒臭い。
いや、これはマズい。
自分でそう感じる。
現れるモンスターは実際のところかなり強いのがわかる。
天空塔ダンジョン攻略時の俺なら勝てなかったかもしれない。
それを、まるで普通の虫でも潰すみたいに倒していってる。
それだけ俺のレベルが上昇してるってことだ。
一応今でも冒険書は鎧の中に持ってるんだけど。
どんな数値になってるのか想像もつかない。
怖くてあまり見たくないな。
表示が全部バグってたりしたら嫌だし。
魔力がすごい勢いで流れ込んでくるのがわかる。
この鎧に刻まれている術式が高度なのでそれが可能なのもあるけど。
それ以上に、俺が強引に吸収していってる。
周囲の魔力濃度がすごい勢いで低下してってる。
これ、もうすごい強いモンスターとか高位の魔法使いってレベルじゃない。
気象現象というか、災害みたいなもんだろ。
めちゃくちゃマズい状況だってことはわかってる。
なのに止められない。
とにかく一刻も早くロロコを見つけて助けないと。
そんな気持ちばかりが先走ってる。
ロロコがどこにいるのかはわかる。
魔力の流れを追うことができるのだ。
扇風機を回してる部屋に小麦粉をまくと風の流れが見えるように。
空気中に筋のように、魔力の流れが見えていた。
ただ、これは時間がたつと消えてしまうだろう。
だから急がなきゃいけない。
◆◇◆◇◆
やがて、俺は『そこ』に辿り着いた。
前に大洞窟ダンジョンから脱出するのに歩いたのより遥かに長い距離。
しかし時間にすればあっという間だった。
そこは大きな広間のような空間だ。
奥に、玉座を置く場所のように一段高くなった場所があって。
そこに、いた。
〈ロロコ!〉
腹を槍のような触手に貫かれ、ぐったりとしているロロコ。
そしてその触手を辿っていくと、巨大な肉塊に行き着く。
天を突くような巨大生物の心臓を取り出したらこんな感じじゃないか?
肉塊はそんなグロテスクさで脈動している。
そんな肉塊の足元(?)に。
肉塊に背を預けて立つ男がいた。
「やあ、お待ちしておりました」
〈エド……!〉
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