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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
509.オレは、マウンテン王国の先々代国王陛下と先代国王陛下と女王陛下が仲良しだったという話に懐疑的です。サーバル王国の話題を混ぜます。
会議場内は、静まり返っている。
どうにも発言のしようがないからなー。
オレは、オレの話を聞いてもらうために、そういう風に話を持っていった。
「マウンテン王国の先代国王陛下と女王陛下、先々代国王陛下の三人は、三人とも、自分がしたいことを誰かに説明せずに実行に移す人だった。
マウンテン王家の家族仲は悪くなかったという話だけどさ。
悪くならないように、互いに立ち振舞っていただけかもしれないよな?
互いに面と向かって、相手に要求しないかわりに、相手からの要求にも応じない関係を、仲が良好だと言っていたのは、王族がいがみ合わない姿勢を示すことが必要だったから、という推測もできる。
三人とも草葉の陰で眠られている今、確認のしようはないけどな。
対象が、実姉の息子の嫁であったとしても、気に入ったら、自分のものとして持っていくことを良しとしていた先代国王陛下と女王陛下が、正面からぶつかり合っていたら、国を割ることになったのかもしれない。
それでも、互いが互いに向き合って、問題を解決しようとしてさえいれば、さ。
もっと大きな問題になって、次世代に持ち越されることにはならなかったとオレは思う。」
オレは、問題の責任を亡くなっている三人、マウンテン王国の先々代国王陛下、女王陛下、先代国王陛下に持っていってもらうことにした。
マウンテン王家の三人だけで、マウンテン王国の問題を作ったわけじゃない。
マウンテン王国の今代の国王陛下の御代が苦労にまみれている原因を、あげつらっていくと、マウンテン王家には味方がいなくなると思う。
王家の三人が、家族内で意思疎通を図ることに支障をきたしていたから、起きた問題が、国を揺るがす事態にまで発展したのは、さ。
王家の三人それぞれに味方したり敵対したり、日和見したりする貴族がいたからなんだよな。
「これからドリアン王国を退けるために、マウンテン王国は、マウンテン王国内の貴族を一つにまとめていかないといけないよな。」
「ええ。」
とマウンテン王国の宰相補佐の侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
マウンテン王国は、王家と貴族が連携をとり、ドリアン王国につけこまれる隙をなくしていかないといけない時期だ。
「ドリアン王国は女神様の恩恵を失ったと知ったドリアン王国の中枢が、各国への侵略を急に止めるとは思えない。
女神様の恩恵がないと知ったドリアン王国は、同じく女神様の恩恵をうけていないマウンテン王国へ、なりふり構わずの侵略を始めるかもしれない。」
「女神様の恩恵を失った国同士の攻防となると、長引く可能性が出てくる。」
とクロード。
「ここで、サーバル王国に注目してほしい。
サーバル王国は、マウンテン王国やドリアン王国と異なり、女神様の恩恵を失っていない。」
マウンテン王国の四人は、確かに、と冷静に頷く。
現在の女神様の恩恵の有無を抜きにしても、サーバル王国よりマウンテン王国の方が発展しているんだろうなー。
マウンテン王国の四人に、慌てた様子はない。
「今までのドリアン王国は、サーバル王国が、ドリアン王国のいうことを聞くと考えて、実際、サーバル王国に言うことを聞かせてきたよな。」
「そうです、ずべし。
サーバル王国は、ありがたいことに、女神様の恩恵を受け続けることができます、ずべし。」
とサーバル王国の王妃陛下。
マウンテン王国の四人は、羨ましそうにならない。
「ドリアン王国が、女神様の恩恵を失った今、国同士の戦いで、サーバル王国が勝利する可能性が増えたかもしれない。
だけど、ドリアン王国が、サーバル王国の個人に狙いを定めてきたら、どうかな?
サーバル王国は、ドリアン王国に勝てるかな?」
「個人というのは、どなたのことをさしていますの?」
とマウンテン王国の宰相補佐の侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
「サーバル王国の王女シガラキノ様は、女神様と友誼を結んだ。」
マウンテン王国の四人は、静かに驚いている。
「女神様が友誼を結んだサーバル王国の王女シガラキノ様は、ドリアン王国にとって狙いたくなるだろうな。」
オレから情報を得たマウンテン王国も、サーバル王国のシガラキノ様を軽々に扱うことはできなくなる。
どうにも発言のしようがないからなー。
オレは、オレの話を聞いてもらうために、そういう風に話を持っていった。
「マウンテン王国の先代国王陛下と女王陛下、先々代国王陛下の三人は、三人とも、自分がしたいことを誰かに説明せずに実行に移す人だった。
マウンテン王家の家族仲は悪くなかったという話だけどさ。
悪くならないように、互いに立ち振舞っていただけかもしれないよな?
互いに面と向かって、相手に要求しないかわりに、相手からの要求にも応じない関係を、仲が良好だと言っていたのは、王族がいがみ合わない姿勢を示すことが必要だったから、という推測もできる。
三人とも草葉の陰で眠られている今、確認のしようはないけどな。
対象が、実姉の息子の嫁であったとしても、気に入ったら、自分のものとして持っていくことを良しとしていた先代国王陛下と女王陛下が、正面からぶつかり合っていたら、国を割ることになったのかもしれない。
それでも、互いが互いに向き合って、問題を解決しようとしてさえいれば、さ。
もっと大きな問題になって、次世代に持ち越されることにはならなかったとオレは思う。」
オレは、問題の責任を亡くなっている三人、マウンテン王国の先々代国王陛下、女王陛下、先代国王陛下に持っていってもらうことにした。
マウンテン王家の三人だけで、マウンテン王国の問題を作ったわけじゃない。
マウンテン王国の今代の国王陛下の御代が苦労にまみれている原因を、あげつらっていくと、マウンテン王家には味方がいなくなると思う。
王家の三人が、家族内で意思疎通を図ることに支障をきたしていたから、起きた問題が、国を揺るがす事態にまで発展したのは、さ。
王家の三人それぞれに味方したり敵対したり、日和見したりする貴族がいたからなんだよな。
「これからドリアン王国を退けるために、マウンテン王国は、マウンテン王国内の貴族を一つにまとめていかないといけないよな。」
「ええ。」
とマウンテン王国の宰相補佐の侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
マウンテン王国は、王家と貴族が連携をとり、ドリアン王国につけこまれる隙をなくしていかないといけない時期だ。
「ドリアン王国は女神様の恩恵を失ったと知ったドリアン王国の中枢が、各国への侵略を急に止めるとは思えない。
女神様の恩恵がないと知ったドリアン王国は、同じく女神様の恩恵をうけていないマウンテン王国へ、なりふり構わずの侵略を始めるかもしれない。」
「女神様の恩恵を失った国同士の攻防となると、長引く可能性が出てくる。」
とクロード。
「ここで、サーバル王国に注目してほしい。
サーバル王国は、マウンテン王国やドリアン王国と異なり、女神様の恩恵を失っていない。」
マウンテン王国の四人は、確かに、と冷静に頷く。
現在の女神様の恩恵の有無を抜きにしても、サーバル王国よりマウンテン王国の方が発展しているんだろうなー。
マウンテン王国の四人に、慌てた様子はない。
「今までのドリアン王国は、サーバル王国が、ドリアン王国のいうことを聞くと考えて、実際、サーバル王国に言うことを聞かせてきたよな。」
「そうです、ずべし。
サーバル王国は、ありがたいことに、女神様の恩恵を受け続けることができます、ずべし。」
とサーバル王国の王妃陛下。
マウンテン王国の四人は、羨ましそうにならない。
「ドリアン王国が、女神様の恩恵を失った今、国同士の戦いで、サーバル王国が勝利する可能性が増えたかもしれない。
だけど、ドリアン王国が、サーバル王国の個人に狙いを定めてきたら、どうかな?
サーバル王国は、ドリアン王国に勝てるかな?」
「個人というのは、どなたのことをさしていますの?」
とマウンテン王国の宰相補佐の侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
「サーバル王国の王女シガラキノ様は、女神様と友誼を結んだ。」
マウンテン王国の四人は、静かに驚いている。
「女神様が友誼を結んだサーバル王国の王女シガラキノ様は、ドリアン王国にとって狙いたくなるだろうな。」
オレから情報を得たマウンテン王国も、サーバル王国のシガラキノ様を軽々に扱うことはできなくなる。
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