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第三章
第十一話 フェルディナン、冗談はよせ!早くその大剣をしまうんだ!
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~アントニオ視点~
くそう、くそう、くそう! どうしてこうなってしまうんだ。この前よりも酷くなっているじゃないか。
俺様ことアントニオは、窓から外の様子を窺い、歯を食い縛る。
ギルドの外には依頼者たちが暴動を起こして集まり、手には包丁や鍬などが握られている。
前回あいつらを追い返すために、斧を振り回したのが原因だったのだろうか。
もし、得物を持った依頼主が押し寄せれば、いくら俺でも勝ち目はない。最悪の場合、袋叩きにあって死んでしまうかもしれない。
「ハンターたちはいったい何をやっているんだ。どうして誰一人として戻って来ない」
もしかしてこの暴動を見て怖気付いてしまったのだろうか。確かに、ここで俺様の味方をすればタダでは済まないかもしれない。だけど、俺様はあいつらの雇い主なんだぞ。主を守るのも仕事の内じゃないか。
このままでは本当にまずい。どうにかして対策を立てなければ。
「ギルドマスター出て来い!」
「俺たち依頼者に説明しろ!」
「いや、そんなものでは生ぬるい! 説明責任が取れないのなら、ギルドマスターを辞任しろ!」
依頼主たちが建物の外で叫ぶ声が聞こえてくる。
辞任だ? 誰がそんなことをするかよ。この町にギルドがなくなれば、困るのはお前らの方なんだからな。
扉は鉄製のものに変えた。今度は簡単には壊されないはず。
くそう。ハンターたちは本当に来ないのかよ。
精神的に参っていると、背後から足音が聞こえ、俺様は反射的に振り向く。
「誰だ! どうやって入ってきた!」
「俺だよ、俺。隠してある合鍵を使って裏口から入った」
ギルドに入ってきたのは、金髪の髪をランダムマッシュにしている男だ。
「フェ、フェルディナン。戻ってきたのか」
ハンターの一人が帰って来たことにホッとするも、俺様の心には怒りが込み上がってきた。
「おい! この俺様をいつまで待たせるんだ! どうしてもっと早く戻って来なかった! グズ! お前が早く戻って来なかったせいで、今のギルドは大変なことになっているんだぞ!」
「ああ、知っているさ。自分が蒔いた種から芽が出た結果があのざまだな。本当に笑いが込み上げてくるのを必死に我慢して、本当に辛い。腹筋が痛くなりそうだぜ」
赤い瞳で俺様を見ながら、フェルディナンはニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「何だと! それが雇い主に言う言葉か!」
「言う言葉だからこそ、言っているに決まっているじゃないか。アントニオ」
フェルディナンは俺様を呼び捨てにする。
俺様はやつを睨むと、フェルディナンは背中にある大剣を鞘から抜き、刃先はこちらに向けてくる。
「俺はもううんざりだ。お前のような無能にこき使われる生活なんて、もう続けたくない。だから、ここで始末させてもらう」
くそう。やつの目はマジだ。本気で俺を殺そうとしている。
扉の外は暴動を起こした雇い主たちがいる。そこから逃げれば、間違いなく捕まって血祭りにされるだろう。
もう一つの脱出手段である裏口は、フェルディナンの背後だ。あそこから脱出するには、やつを倒す必要がある。
こうなれば背水の陣だ。他のハンターが戻って来ない以上、信じられるのは自分自身だけ。
俺様は斧を握ると構える。
フェルディナンは大剣、斬った相手に大ダメージを与えるが、その分重く、どうしても動きが鈍くなる。
それは俺様の斧にも言えることだが、大剣よりは軽い。
素早く動くことに関しては俺様の方が上だ。だけど年の差というのもある。ムリに倒そうとはせずに、うまいところ隙を作ってこのギルドから脱出する。
そして助けを求めるんだ。ハンターを見つけ、事情を話してフェルディナンから守ってもらう。
大丈夫だ。俺様ならやれる。
「その言葉後悔させてやるからな。うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
俺様は声を上げて斧を振り回す。だが、フェルディナンは涼しい顔で全ての攻撃を避けやがった。
くそう。やっぱり、現役を退いてから肉が付きすぎたか。斧がとても重く感じられる。
「ハハハ! 何だよその腰が入っていない攻撃は? そんな屁っ放り腰では、小型のモンスターすら倒せないぞ」
「舐めるな!」
よし、よし、いいぞ。そのまま出口から離れろ! 隙をついて逃げてやる。
上手くフェルディナンを出口から遠ざけることができた。後は出口に向かって逃げるのみ。
斧を上段に構え、そのままやつに向けて投げつける。
「土壇場になってやけを起こしたか! そんな攻撃、ガードすれば意味がない!」
フェルディナンは大剣を盾のように扱い、俺様の斧を防ぐ。だが、その隙をついて俺様はギルドから出ることに成功した。
このまま町から離れ、こっちに向かっているハンターと合流する。
誰にも見つからずに町から出ることに成功した俺様は、森の中を走る。
すると、目の前に武装した男が二人いた。
あいつらは俺様のハンターじゃないか。こんなところで合流できるとは運がいい。
「おい! お前たち!」
俺様は声を張り上げて二人に声をかける。
「ギルドマスターじゃないか」
「どうかしましたか?」
「どうしたもこうしたもない! フェルディナンが俺様を殺そうとしやがったんだ!」
「何ですと!」
「それは大変だ! 直ぐに匿ますので、こちらに来てください」
命を狙われていることを伝えると、二人は俺様を森の奥へと連れて行く。
なんか話がスムーズに行きすぎているような気がするな。まぁ、話を信じてもらえないであの男に追いつかれるよりかはマシか。
「すみません。こっちから何か音が聞こえたので、遠回りしましょう。フェルディナンがいるかもしれません」
「そうか。分かった」
遠回りしながらハンターに連れて来られた場所は山小屋だった。どうやらここで匿ってくれるみたいだな。
「では、この中にお入りください」
「オレたちは、フェルディナンをここから遠ざけるようにしておきますので」
「分かった。あとのことは頼んだ」
全く、あのハンターたちはなんて優秀なんだ。フェルディナンとは大違いだ。
それにしてもこの小屋、中は真っ暗だな。窓もないせいで全然明かりがない。
「よう、アントニオ! 随分と遅かったじゃないか」
「この声はフェルディナン! ど、どこにいる!」
「どこって、お前と同じ山小屋の中にいるぜ。この建物は光を通さないように作られているから、全然見えないだろうが、目が慣れている俺にはお前の姿がはっきりと分かる」
俺様は身の危険を感じ、扉のドアノブに触れる。しかし、いくら回しても開くことはなかった。
「残念だが、その扉は俺が合図を出さない限り開くことはない。あの二人は買収して、俺の指揮下に入ってもらった」
「くそう。嵌められた」
あの男は、俺様が逃げることを想定して次の策を用意していた。
今思えば、話がスムーズすぎたのも、山の中でムダに遠回りしたのも、全てフェルディナンの策によるもの。
俺様はこいつの掌の上で踊らされていたのだ。
次第に俺様の目も慣れ、フェルディナンの姿が見えるようになった。
やつは大剣を上段に構え、いつでも振り下ろせる体勢に入っている。
いやだ。いやだ。いやだ。死にたくない。死にたくない。死にたくない。怖い。怖い。怖い。
「た、頼む! 金ならお前の言値の金額を出そう! だから、命だけは助けてくれ!」
「チッ、本当につまらない男だよな。オメェーは散々俺様たちを道具のように扱ったじゃないか。金なんかでは、解決できない状況に陥ってしまっている。寧ろ、お前の死を願っている人物の方が多い。ブラッグギルドハンターの社員、そして散々依頼を蔑ろにされた依頼主たちだ」
フェルディナンの言葉を聞き、俺様の脳裏には、ハンターを向かわせなかったことで母親が亡くなったと言ったあの青年の顔が思い浮かんだ。
「それじゃあさよならだ。恨むのであれば、恨まれて当然の行いしかできなかった自分自身を恨め」
フェルディナンが大剣を振り下ろす。その瞬間痛いと思ってしまったが、俺様の意識は直ぐに遠ざかった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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くそう、くそう、くそう! どうしてこうなってしまうんだ。この前よりも酷くなっているじゃないか。
俺様ことアントニオは、窓から外の様子を窺い、歯を食い縛る。
ギルドの外には依頼者たちが暴動を起こして集まり、手には包丁や鍬などが握られている。
前回あいつらを追い返すために、斧を振り回したのが原因だったのだろうか。
もし、得物を持った依頼主が押し寄せれば、いくら俺でも勝ち目はない。最悪の場合、袋叩きにあって死んでしまうかもしれない。
「ハンターたちはいったい何をやっているんだ。どうして誰一人として戻って来ない」
もしかしてこの暴動を見て怖気付いてしまったのだろうか。確かに、ここで俺様の味方をすればタダでは済まないかもしれない。だけど、俺様はあいつらの雇い主なんだぞ。主を守るのも仕事の内じゃないか。
このままでは本当にまずい。どうにかして対策を立てなければ。
「ギルドマスター出て来い!」
「俺たち依頼者に説明しろ!」
「いや、そんなものでは生ぬるい! 説明責任が取れないのなら、ギルドマスターを辞任しろ!」
依頼主たちが建物の外で叫ぶ声が聞こえてくる。
辞任だ? 誰がそんなことをするかよ。この町にギルドがなくなれば、困るのはお前らの方なんだからな。
扉は鉄製のものに変えた。今度は簡単には壊されないはず。
くそう。ハンターたちは本当に来ないのかよ。
精神的に参っていると、背後から足音が聞こえ、俺様は反射的に振り向く。
「誰だ! どうやって入ってきた!」
「俺だよ、俺。隠してある合鍵を使って裏口から入った」
ギルドに入ってきたのは、金髪の髪をランダムマッシュにしている男だ。
「フェ、フェルディナン。戻ってきたのか」
ハンターの一人が帰って来たことにホッとするも、俺様の心には怒りが込み上がってきた。
「おい! この俺様をいつまで待たせるんだ! どうしてもっと早く戻って来なかった! グズ! お前が早く戻って来なかったせいで、今のギルドは大変なことになっているんだぞ!」
「ああ、知っているさ。自分が蒔いた種から芽が出た結果があのざまだな。本当に笑いが込み上げてくるのを必死に我慢して、本当に辛い。腹筋が痛くなりそうだぜ」
赤い瞳で俺様を見ながら、フェルディナンはニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「何だと! それが雇い主に言う言葉か!」
「言う言葉だからこそ、言っているに決まっているじゃないか。アントニオ」
フェルディナンは俺様を呼び捨てにする。
俺様はやつを睨むと、フェルディナンは背中にある大剣を鞘から抜き、刃先はこちらに向けてくる。
「俺はもううんざりだ。お前のような無能にこき使われる生活なんて、もう続けたくない。だから、ここで始末させてもらう」
くそう。やつの目はマジだ。本気で俺を殺そうとしている。
扉の外は暴動を起こした雇い主たちがいる。そこから逃げれば、間違いなく捕まって血祭りにされるだろう。
もう一つの脱出手段である裏口は、フェルディナンの背後だ。あそこから脱出するには、やつを倒す必要がある。
こうなれば背水の陣だ。他のハンターが戻って来ない以上、信じられるのは自分自身だけ。
俺様は斧を握ると構える。
フェルディナンは大剣、斬った相手に大ダメージを与えるが、その分重く、どうしても動きが鈍くなる。
それは俺様の斧にも言えることだが、大剣よりは軽い。
素早く動くことに関しては俺様の方が上だ。だけど年の差というのもある。ムリに倒そうとはせずに、うまいところ隙を作ってこのギルドから脱出する。
そして助けを求めるんだ。ハンターを見つけ、事情を話してフェルディナンから守ってもらう。
大丈夫だ。俺様ならやれる。
「その言葉後悔させてやるからな。うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
俺様は声を上げて斧を振り回す。だが、フェルディナンは涼しい顔で全ての攻撃を避けやがった。
くそう。やっぱり、現役を退いてから肉が付きすぎたか。斧がとても重く感じられる。
「ハハハ! 何だよその腰が入っていない攻撃は? そんな屁っ放り腰では、小型のモンスターすら倒せないぞ」
「舐めるな!」
よし、よし、いいぞ。そのまま出口から離れろ! 隙をついて逃げてやる。
上手くフェルディナンを出口から遠ざけることができた。後は出口に向かって逃げるのみ。
斧を上段に構え、そのままやつに向けて投げつける。
「土壇場になってやけを起こしたか! そんな攻撃、ガードすれば意味がない!」
フェルディナンは大剣を盾のように扱い、俺様の斧を防ぐ。だが、その隙をついて俺様はギルドから出ることに成功した。
このまま町から離れ、こっちに向かっているハンターと合流する。
誰にも見つからずに町から出ることに成功した俺様は、森の中を走る。
すると、目の前に武装した男が二人いた。
あいつらは俺様のハンターじゃないか。こんなところで合流できるとは運がいい。
「おい! お前たち!」
俺様は声を張り上げて二人に声をかける。
「ギルドマスターじゃないか」
「どうかしましたか?」
「どうしたもこうしたもない! フェルディナンが俺様を殺そうとしやがったんだ!」
「何ですと!」
「それは大変だ! 直ぐに匿ますので、こちらに来てください」
命を狙われていることを伝えると、二人は俺様を森の奥へと連れて行く。
なんか話がスムーズに行きすぎているような気がするな。まぁ、話を信じてもらえないであの男に追いつかれるよりかはマシか。
「すみません。こっちから何か音が聞こえたので、遠回りしましょう。フェルディナンがいるかもしれません」
「そうか。分かった」
遠回りしながらハンターに連れて来られた場所は山小屋だった。どうやらここで匿ってくれるみたいだな。
「では、この中にお入りください」
「オレたちは、フェルディナンをここから遠ざけるようにしておきますので」
「分かった。あとのことは頼んだ」
全く、あのハンターたちはなんて優秀なんだ。フェルディナンとは大違いだ。
それにしてもこの小屋、中は真っ暗だな。窓もないせいで全然明かりがない。
「よう、アントニオ! 随分と遅かったじゃないか」
「この声はフェルディナン! ど、どこにいる!」
「どこって、お前と同じ山小屋の中にいるぜ。この建物は光を通さないように作られているから、全然見えないだろうが、目が慣れている俺にはお前の姿がはっきりと分かる」
俺様は身の危険を感じ、扉のドアノブに触れる。しかし、いくら回しても開くことはなかった。
「残念だが、その扉は俺が合図を出さない限り開くことはない。あの二人は買収して、俺の指揮下に入ってもらった」
「くそう。嵌められた」
あの男は、俺様が逃げることを想定して次の策を用意していた。
今思えば、話がスムーズすぎたのも、山の中でムダに遠回りしたのも、全てフェルディナンの策によるもの。
俺様はこいつの掌の上で踊らされていたのだ。
次第に俺様の目も慣れ、フェルディナンの姿が見えるようになった。
やつは大剣を上段に構え、いつでも振り下ろせる体勢に入っている。
いやだ。いやだ。いやだ。死にたくない。死にたくない。死にたくない。怖い。怖い。怖い。
「た、頼む! 金ならお前の言値の金額を出そう! だから、命だけは助けてくれ!」
「チッ、本当につまらない男だよな。オメェーは散々俺様たちを道具のように扱ったじゃないか。金なんかでは、解決できない状況に陥ってしまっている。寧ろ、お前の死を願っている人物の方が多い。ブラッグギルドハンターの社員、そして散々依頼を蔑ろにされた依頼主たちだ」
フェルディナンの言葉を聞き、俺様の脳裏には、ハンターを向かわせなかったことで母親が亡くなったと言ったあの青年の顔が思い浮かんだ。
「それじゃあさよならだ。恨むのであれば、恨まれて当然の行いしかできなかった自分自身を恨め」
フェルディナンが大剣を振り下ろす。その瞬間痛いと思ってしまったが、俺様の意識は直ぐに遠ざかった。
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